歩いて5分 身近な区立美術館で子どもたちが本物に触れる
更新日 平成21年12月15日
小学生が、区立熊谷守一美術館で図工の鑑賞教室 開催報道発表日:平成21年12月15日
問い合わせ:文化デザイン課 電話03-3981-1534
本日、要小学校5年生児童54名が、図工の授業の中で区立熊谷守一美術館を訪れた。
要小と熊谷守一美術館は歩いて5分という立地。19年に、同館が区立美術館になったことをきっかけに、毎年5年生が図工の授業で地元の画家の作品に触れる鑑賞授業を行なっている(今年で3年目)。
絵を描き、作品を制作するという実技のみではなく、芸術を鑑賞する力を高めることも求められているなか、小学校から徒歩で行けるといった立地を活かし、子どもたちに本物の作品をみて楽しめる力を養うことが目的だ。
今回、子どもたちは、熊谷守一の作品についての事前学習はせずに美術館に足を運んだ。「まっさらな状態で何を感じるか」といった新鮮な感性を大切にした。館内の作品を鑑賞した後、館長でもあり守一の次女でもある熊谷榧(かや)氏が、「熊谷守一」について子どもたちに話をした。
また、学校へ戻った後、一番好きな作品について、それぞれが感想文を書き、美術作品を鑑賞する力を養っていく。
日時
12月15日(火曜日)午前11時~、午後2時~
場所
区立熊谷守一美術館(千早2-27-6)
当日の様子
初めて触れる地域で活躍した画家の作品を前に、「何を表現しているのかな?」「熊谷守一はこんな顔をしていたんだ」などと児童同士話し合いながら鑑賞を楽しんでいた。
鑑賞を終えた児童は、熊谷榧(かや)氏へ、「絵を描くのにどのぐらいの時間がかかるのですか?」と質問をしていた。
女子児童は、「初めて美術館に入ったけど美術館は絵だけだと思っていたけど、彫刻や書写もあるんですね」と話した。また、男子児童は、「ずっと入ってみたかった美術館でした。絵や彫刻が心に響きました。また来たいです」と話した。
神谷誠一要小学校長は、「学校のすぐ側で本物の絵を子どもたちに見せることができありがたいと思っている。区立美術館になりとても身近になった。授業の中では、本物に触れる機会があまりない。本物を見て・体験することが子どもたちの感性を高めていくと思います」と話した。
補足
熊谷守一美術館
晩年「アトリエ村」の芸術家たちに慕われた熊谷守一氏が97歳で亡くなるまで住み続けた旧宅跡に、昭和60年5月26日、次女の榧(かや)氏が個人美術館として開設したもの。作品の散逸防止と、現在地での末永い公開を条件として、本区は、153作品を榧氏から寄贈を受け、区立美術館として19年11月6日に新たに開館した。
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