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50年前の感動をもう一度「星にまつわるギリシャの物語」公演

更新日 平成20年6月18日

旧雑司谷中学校演劇部卒業生の紙芝居・朗読劇

報道発表日:平成18年7月22日
問い合わせ:広報課 報道係 電話:03-3981-1111(内線 2131)

 本日22日(土曜日)午後1時30分から、雑司が谷旧宣教師館で「星にまつわるギリシャの物語」が開催された。プログラムは、昭和29年から35年頃、旧雑司谷中学校(注釈1)の生徒が「夏休み緑陰子供会」で上演していた紙芝居などの作品。当時の演劇部OBによる朗読サークル「銀杏の会(いちょうのかい 代表:岡田久美子さん)」が上演した。来場者約50名。

 このワークショップは、将来の文化を担う子どもたちの想像力や情緒を育み、親子関係や世代間の交流を目的にした、文化支援プログラムに採択された事業の一つ。今回、高齢者や地域の人々とのふれあいできることから、地域区民ひろばを会場にして開催した。今年度中に6か所の区民ひろばで開催する。

日時

平成18年7月22日(土曜日)午後1時30分から午後3時

主催・場所

雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)

出演

朗読サークル「銀杏の会」(旧雑司谷中学校卒業生他)

 昭和24年開校当初から12年間、雑司谷中学校に勤務した美術教師岩田健先生(82歳)は、演劇部と美術部の顧問だった。先生の指導の下、夏休みの夜には演劇部、美術部、電気部などが協力し、広場や小学校で「夏休み緑陰子供会」を開き、紙芝居や人形劇を地域の人々に楽しんでもらった。年8回ほど行っていたこの会は、夏休みのお楽しみとして先生の在任中続いた。「銀杏の会」は、卒業生が岩田先生の米寿のお祝い会で再演しようと4年前に結成した。一昨年の米寿のお祝い会が初めての発表の場だった。

当日の様子・参加者の声など

 今日のプログラムは、ギリシャ神話を題材にした朗読劇「さそりの火」(作:岩田健 演出:尾崎節子 昭和27年上演)と、紙芝居「オルフォイス物語」(作:岩田健 演出:尾崎節子 昭和29年制作)。再演が決まった昨年、岩田先生が脚本を書き直してくれた。岩田先生のオリジナル脚本は、教育関係の雑誌に掲載され、他校でも上演されるほどだった。今回の「オルフォイス物語」の紙芝居も雑誌に掲載された当時のネガフィルムが残っていたため復活することができた。「さそりの火」は、演劇台本を朗読劇にした作品。

 岩田先生が見守るなか、情感を込めて朗読劇・紙芝居と両作品が上演された。上演後、岩田先生は「わたしの目から見るとまだまだ。でも、みんな張り切ってやっていたね。うれしいです」と感想を語ってくれた。当時、緑陰子供会で楽しんだという来場者は「50年前が蘇るわ」「紙芝居の絵を憶えているの」と懐かしんでいた。

 会場の雑司が谷旧宣教師館は、アメリカ人宣教師マッケーレブが明治40年に建てたアメリカ郊外住宅を模した様式の都内でも貴重な洋館。今回は、宣教師館で雑司が谷ゆかりの方々の活動を紹介できる絶好の機会になった。また「銀杏の会」の岡田久美子さんも、“活動の地盤は雑司が谷で”との強い思いがあり、今回がそのスタートになる。

 岡田さんは、「当時の部員は縦のつながりも強く、熱い思いを持っていました。私たちも生活が落ち着いてきましたので、心に大切にしまっていたものをどこかで発表したいと考えました。舞台は、装置などの問題で難しいので、それぞれ役割を振って朗読する朗読サークルにしました。言葉の一つひとつに人生の味、情感が出てくるように勉強しています。今回が二回目の発表の場で、今後も年1回位発表する目標で練習をしていきたいです」と語っている。

背景・補足事項

(注釈1)雑司が谷の表記について:現在の町名としては雑司が谷であるが、かつては雑司ヶ谷村、雑司ヶ谷町とされていた。学校名は雑司谷中学校。雑司谷中学校は高田中学校と平成11年4月統合し、現在は千登世橋中学校(目白1-1-1)。

写真

朗読劇上演の様子

紙芝居上演の様子

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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