清掃事務所でインターンシップ実施
更新日 平成20年7月4日
5大学・2大学院12名の学生が行政の現場で就業体験報道発表日:平成18年8月9日
問い合わせ:広報課 報道係 電話:03-3981-1111(内線 2131)
区では、平成14年度から区内にある立教、学習院、大正大学等とインターンシップ協定を締結し、本制度を実施している。本年度は、法政大学、日本女子大学、早稲田大学大学院、北海道大学大学院を加え、12名の学生が7月中旬から9月中旬までの間、5日から10日間程度の就業体験をする。受入れは、企画課、行政経営課、広報課、総務課、人事課、豊島清掃事務所、子ども課、子育て支援課、交通安全課、(財)としま未来文化財団の10セクション。
制度の主な目的は、就業体験を通じて、学生の自治体行政への関心・意識を高め、意欲のある優秀な学生の公務就労への動機を高める。また、若い学生の視点を公務に活用するとともに、職場の活性化を図ることなどである。
これまで、区では47人の学生を受け入れてきた。制度実施当初に比べ、大学側の行政に対するインターンシップ制度実施の要望や、学生の公務就労に対する希望者も増加しており、また、この体験を将来の就業に真剣に活かそうという学生の意欲や問題意識も年々向上しているという。
人事課によると、事前に受入れ課以外の職場見学会を実施し、期間中には研修生同士が交流を図れるようにと昼食会を、また、9月下旬には研修生全員によるインターンシップ報告会の開催も予定している。報告会では、今年初めての試みとして、研修生が各自5分程度の時間を与えられ、インターンシップで得た経験談等をプレゼンテーションする。人事課ではインターンシップ制度の実施により、今後も豊島区のイメージアップにつなげ、また学生の本区への就労動機を高めるツールにしていきたいと考えている。
受け入れたセクションの一つ豊島清掃事務所では、8月1日(火曜日)から11日(金曜日)までの10日間、インターンシップを実施している。清掃事務所は、区が行う環境・リサイクル事業の中で「生活ごみ」の収集・運搬業務等を担っており、清掃環境行政の最前線である。主な実習内容は、ごみ収集体験、不法投棄パトロールやごみ集積所の廃止・分散等の要望対応の同行等である。実習にあたっている学生は立教大学法学部3年生。
9日(水曜日)午前中は、区内4箇所に不法投棄された家電製品等の回収を行なった。東池袋1丁目の民間ビル前にはテレビ、ラック等が不法投棄されていた。作業では中には一人で行えない重さのものが出されることもあり、重労働である。不法投棄物の確認処理を行い、清掃事務所の軽トラックに手早く積み込み、順次、上池袋、駒込地域へ移動して回収作業を行なった。午後は、苦情処理対応に同行する予定。
研修生は「清掃事務所の仕事が思った以上に住民との距離が近いことがわかった。ごみの集積所の廃止・分散といった対応についても、職員はまず住民の話を聞くこと、意見を尊重することが徹底している。丁寧な対応に心がけている様子に、将来公務員を希望する者として大変に勉強になった」と感想を述べた。
また、受入れ担当の房野実指導係長は「わずかな実習期間では清掃環境行政のほんの入り口しか見ることはできないと思う。区民サービスの最前線の現場体験で、区民が喜ぶ仕事をすることの大切さ、公務員としての基本精神をぜひ学んで欲しい」と話した。
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