雑司が谷旧宣教師館に宣教師マッケーレブの子孫が訪問
更新日 平成20年10月16日
カリフォルニア州からの感謝状を携えて報道発表日:平成18年9月28日
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担当:雑司が谷旧宣教師館
本日9月28日(木曜日)午後3時、区立雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)に、この雑司が谷の地でキリスト教の布教活動を行なっていた、アメリカ人宣教師ジョン・ムーディー・マッケーレブ(John Moody McCaleb)氏の4代目の姪にあたる、スー・マクマホン(Sue McMahon)氏ほか、計5名の子孫が表敬訪問に訪れた。
旧宣教師館はマッケーレブ氏が1907年(明治40年)に自宅として建てたもので、19世紀後半のアメリカ郊外住宅を模した様式の、区内最古の木造洋館。明治末から戦前にかけて、マッケーレブはここを本拠に日本での布教活動を展開したが、敷地内に青年教育のための寮や幼稚園を建て、英語教育・幼児教育にも力を注いだ。その幼稚園でマッケーレブの教えを受けたという人たちが今も近隣に住んでおり、そうした地域住民が中心となって保存運動を展開、これを受けて1982年(昭和57年)に区が取得、補修整備し1989年(平成元年)に一般公開を開始した。現在は雑司が谷文化を知るための展示・講座などさまざまな催しを開き、地域住民の文化交流の場として活用されている。同館は1987年(昭和62年)に区有形文化財第1号に登録、1992年(平成4年)に指定有形文化財となった。さらに1994年(平成11年)には、都指定有形文化財にも指定されている。
スー・マクマホン氏は、テネシー州在住で幼児教育の仕事に携わっている。先祖のマッケーレブ氏が、日本の地で慈善事業や幼児・青年教育に尽力したことを誇りに感じており、マッケーレブ氏の功績を顕彰すべく、各方面に働きかけを行なってきた。1992年(平成4年)には、マッケーレブの出身地であるテネシー州センタービル町の町長から豊島区への感謝状を携え来日、その後1997年(平成9年)には、テネシー州知事から豊島区への感謝状を手に再び来日、今回は9年ぶりの来日となる。
日時
平成18年9月28日(木曜日) 午後3時より
場所
豊島区立雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)
当日の様子
本日、雑司が谷旧宣教師館に訪れたのはスー・マクマホンさん、スーさんの妹のパトリシアさん夫妻、スーさんの甥のニコルスさん夫妻の5名。太平洋戦争直前にマッケーレブ氏が帰国した際に住んだ、カリフォルニア州からの感謝状を携えての訪問となった。また、マッケーレブ氏が雑司が谷に開設していた幼稚園の3期生で、旧宣教師館の保存運動にも携わってきた前島郁子さんも同席し、スーさんとの9年ぶりの再開を喜び合った。前島さんはマッケーレブ氏の思い出を「子どもたちが兵隊ごっこをしていると叱るような平和を大切にする人でした」と話す。
スーさんはマッケーレブ氏について「絶対にあきらめなかった宣教師だったのだと思います。言葉の問題があったにもかかわらず、50年間も布教を続けたのですから」と語ると共に、「この宣教師館が間もなく100年目を迎えることは驚きで、感動を覚える」と話す。
初めての来日となった、スーさんの妹のパトリシアさんは「この(白地の壁に緑の枠を使った)カラーリングや様式の建物は、テネシーにはたくさんあるものです。日本の街並みのなかに、このテネシー様式の家があるのは驚きです」と語ってくれた。
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