「豊島区の文化財展2006」開催
更新日 平成20年10月16日
江戸時代の大名の生活にふれて見よう報道発表日:平成18年10月30日
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本日30日(月曜日)から来週11月10日(金曜日)まで、区役所本庁舎ロビーで「豊島区の文化財展2006」を開催している。東京都の文化財ウィーク期間にあわせて開催している。
豊島区は区指定文化財12点、区登録文化財311点を次世代に残すべき文化財として指定・登録している。「豊島区の文化財展2006」では、区指定文化財のパネル展示と、江戸時代の駒込にあった大名屋敷の発掘調査の成果を展示している。
2004年に発掘調査を行なった、染井遺跡プラウド駒込地区(駒込4丁目のマンション、プラウド駒込建設地)は、染井通り南側に7万坪もの広大な屋敷地を持っていた、津藩藤堂家染井屋敷の下屋敷の範囲にあたる。プラウド駒込地区は、旧JR社宅跡地14,000平方メートルの大型開発による大規模発掘調査。ここから10万点にも及ぶ出土品があった。
日時
平成18年10月30日(月曜日)から11月10日(金曜日) 午前9時から午後5時(11月3日から5日は休み)
場所
区役所本庁舎1階ロビー
当日の様子・参加者の声など
金剛院山門、長崎獅子舞、冨士元囃子などの区指定文化財を写真パネルで紹介。埋蔵文化財の展示では、藤堂家の 家紋を染め付けた京焼蔦文碗、玄武形水滴、蛸唐草文椀・皿・蓋物、京焼化粧道具など日本全国から東南アジア産と思われるものまで66点を展示し、当時の大名屋敷の日常生活が垣間見られる。
玄武形水滴はすべてのパーツが出土し、ほぼ完璧な形に修復できた。また、木製品は土の中で腐食してしまうなか、漆部分のみが残った金蒔絵の漆椀蓋は、貴重な出土物である。塗りも丁寧な上等な品とわかる。
堀の内側の屋敷にあたる部分から出土した、梵字や「(つののない)鬼」などまがまがしい雰囲気の文字が書かれた土器皿(かわらけ・直径17センチメートル)などもおもしろい。「辛未年女三十二」と言う文字が見られるため、女性の大厄を乗り切るためのまじないとして埋められたものと推測される。
来庁していた30代の男性は、「陶器に興味があったので覗いて見ましたが、江戸時代の大名家から出土したという背景があったのですね。土のなかに埋もれていた品を見られて良かったです」と感想を語った。
背景・補足事項
駒込地区はかつて染井と呼ばれ、江戸時代、津藩藤堂家染井屋敷と植木屋によって大きく発展した地域だが、近年の発掘調査により旧石器・縄文・弥生・古墳・平安・室町から戦国の各時代の遺物が少なからず出土している。
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