豊島区立学校保護者等意識・意向調査結果まとまる
更新日 平成20年7月4日
豊島教育ビジョン(仮称)策定にむけ報道発表日:平成18年10月27日
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担当課:教育改革推進課
豊島区教育委員会は、学校教育に対する区民ニーズを把握することを目的に、本年7月「豊島区立学校保護者等意識・意向調査」を実施し、その結果をまとめた。この調査は平成19年2月策定予定の「豊島区教育ビジョン(仮称)」のために行なったもの。
教育再生への取り組みが急がれているが、学力低下への保護者の不安、児童・生徒の安全確保、いじめ・不登校など悩みを抱える児童生徒の心のケア、特別支援教育など課題は多い。また、地球環境問題や経済・社会のグローバル化、高度情報化、少子高齢化など、時代の変化に主体的に対応し、日本の未来を担う人間を育成することが、重要になっている。一方、家庭の教育力低下が指摘されるなか、学校教育の担う役割はますます大きくなっている。そこで、目指すべき子ども像を示すとともに、中期的視点にたった教育施策の取り組みの方向性を明らかにする「豊島教育ビジョン(仮称)」の策定を進めている。
「豊島区立学校保護者等意識・意向調査」では、平成18年7月、区立小学校6年生と中学校2年生の全保護者を対象に、区立学校に対する評価や期待、子どもの学校外での生活状況に関して調査を行なった。調査項目は、朝食、睡眠、勉強などの基本的生活や、進学目標、学校への満足度や要望、学校教育で身に付けさせたい能力・態度など19の設問。小学校(23校)、中学校(8校)の保護者(対象:1,964人、回答:1,693人、回答率:86.2%)の回答をまとめた。
意識・意向調査回答から
最近、生活習慣と学習には因果関係があると言われている。今調査では、朝食と睡眠時間、運動と睡眠時間の結果がおもしろい。睡眠時間が長いほど小・中学生ともに朝食を「毎日食べている」割合が高く、運動についても同様に睡眠時間が長いほど、毎日「ほとんど運動をしている」「週3日から4日している」割合が高くなっている。睡眠時間8時間以上は小学生では71.5%だが、中学生は34.7%と半減している。
また、学習面では、家庭での学習時間が多くなるほど「学習塾」に通っている割合が高い傾向にある。小学校の保護者が考える進学最終目標が「短期大学」までの場合、区立中学校への進学希望は8割以上だが、「大学」までの場合は5割、「大学院」までの場合は3割弱に減、同時に「大学」「大学院」まで進学希望の場合、「区外私立中学校」進学希望は、それぞれの3割弱、5割強と高い割合が現れた。
区立学校への要望として「学力の向上」「児童・生徒との対話」「教員の育成、研修」が上位を占め、重点的に取り組むべきこととしては、「国語・社会・算数(数学)・理科・英語の充実(中学)」の基礎的学力の定着を望むと同時に、青少年の規範意識の低下や重大事件の発生などを反映してか「道徳教育の充実」への要望も小学校で28.3%、中学校で26.7%と高くなっている。
豊島教育ビジョン(仮称)策定に向けて
国語力の育成、理数教育や外国語教育の充実を通した「確かな学力の育成」、「体育・健康教育の推進」、心の教育の充実やキャリア教育の推進など「豊かな人間性の育成」、「教員の資質・能力向上」、「信頼される学校教育、学校運営の推進」等を柱に、今調査で明らかになった学校教育への要望を参考にしながら、教育課題検討推進委員会において検討を進めていく。
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