福嶋 武 氏 写真展「私の散歩道 ―昭和・平成の雑司が谷」開催
更新日 平成20年7月4日
懐かしい風景をご覧ください報道発表日:平成18年11月7日
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都指定有形文化財の雑司が谷旧宣教師館で、地元南池袋在住の写真家福嶋武氏の写真展「私の散歩道 ―昭和・平成の雑司が谷」を11月26日まで開催している。昭和40年代から平成にかけて雑司が谷や池袋周辺で写した作品。東京文化財ウイーク参加事業のひとつでもある。
写真展「私の散歩道 ―昭和・平成の雑司が谷」
会期:平成18年10月28日(土曜日)から11月26日(日曜日) 午前9時から午後4時30分 (休館:月曜日、11月19日・24日)
会場:雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5) 電話:03-3985-4081
戦後から変貌著しい池袋周辺に対し、そうした変化から逃れてきた鬼子母神や雑司が谷界隈も、平成19年開通予定の地下鉄13号線新駅開設や旧根津山(南池袋)周辺の道路拡張工事などにより街の様子は大きく変化し始めている。
福嶋武氏は、生まれも育ちも豊島区。生家は、池袋駅の東口、現在の西武百貨店の辺りにあった。南池袋に転居後、昭和40年代から日課にしてきたカメラを担いでの散歩で、池袋周辺、雑司が谷界隈、鬼子母神などの伝統行事や街並を40年間に渡りカメラに納めてきた。
「私の散歩道 ―昭和・平成の雑司が谷」では、池袋のシンボル、サンシャイン60の工事過程(昭和52年撮影)、廃線になった池袋駅東口の都電(昭和44年撮影)などの貴重な記録や、ミレニアムのサンシャイン60(2001年1月1日午前0時撮影)、変貌する街並や季節の花・自然を切り取った15点の作品を展示している。これらの写真は、旧宣教師館の雰囲気と相まって郷愁を誘う。作品は、デジタルカメラ、アナログフィルムをスキャナーでハイブリットした作品をデジタル出力したもの。
また、6年前取材先の桧枝岐農村歌舞伎舞台の火事に遭遇した福嶋氏。フィルムで写した現場写真に対して、デジタルカメラの写真があまりに早くデータ送信できることに、カルチャーショックを受けて以来、本格的にデジタルカメラを始めたという。写真展に合わせて11月5日(日曜日)に同館で、初心者向けのデジタル写真講座を開催し大盛況だった。
福嶋 武 氏:
1928年生まれ、日本大学芸術学部専門部写真科出身。読売新聞社写真部長、編集参与等を経て、平成3年読売新聞社を退職。在職中からよみうり写真大賞創設や、大学などで報道写真、写真論などの教鞭をとるなど、愛好家や後進の育成も行なってきた。現在は、20年間にわたる中国シルクロードの撮影や写真展のほか、写真講座や写真コンテストの審査員も務める。社団法人写真協会名誉会員、写真集団「ふくろうの会」主催。
雑司が谷旧宣教師館:
宣教師として来日したアメリカ人マッケーレブ氏が、明治40年に自宅として建てた区内最古の木造洋館。区は文化的シンボルである同館を保存のため取得、補修を行なった上、平成元年から一般公開をしている。昭和62年に区有形文化財第1号に登録、平成4年には指定有形文化財に、平成11年には都指定有形文化財になっている。
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