郷土資料館企画展「豊島区のライフライン」開催中
更新日 平成20年10月16日
電気と水道の地域史報道発表日:平成19年2月23日
問い合わせ:広報課 報道係 電話:03-3981-1111(内線 2131)
担当:郷土資料館
現在、豊島区立郷土資料館(西池袋2-37-4 勤労福祉会館7階)において、2006年度第2回企画展「豊島区のライフライン」が開催されている。これは、豊島区における電気と水道の歴史を紹介するもので、現在の生活の上で欠かすことが出来ないライフラインがどのような経緯で備わっていき、区民の生活をどのように変化させたのかを、地域史の視点から掘り下げる内容となっている。開催期間は3月11日(日曜日)まで。入場無料。
郷土資料館では今後、この企画展を出発点として、ガスや下水道などを含めた、豊島区のライフライン全体を取り上げた展示に結び付けていきたいとしている。
開催概要
- 会場:豊島区立郷土資料館 展示室(西池袋2-37-4 勤労福祉会館7階)
- 開館時間:午前9時から午後4時30分 (注釈)毎週月曜日は休館
展示内容について
- 豊島区の水道
豊島区域への水道供給のさきがけとなった「荒玉水道町村組合」(大正14年発足)による、水道付設の歴史を中心に紹介。現在の世田谷区にある砧浄水場の開設当時に空撮した写真や、水を入れる前の浄水池内部の写真、ポンプ室内部の写真のほか、現在の板橋区にあった大谷口排水塔の建設中・竣工後の写真、現在の中野区にある野方配水塔の写真、現在の豊島区役所本庁舎と同じ位置にあった荒玉水道組合役場の写真など、同館で所蔵する『荒玉水道史』『荒玉水道抄史』等に収められた、水道の歴史を物語る豊富な資料を展示。また同館が所蔵する、荒玉水道で使われていた当時のマンホールも公開。 - 豊島区への電力供給
豊島区域に電力を供給していた「東京電灯株式会社」「王子電気軌道株式会社」「桂川電力株式会社(のちに東京電灯と合併)」の歴史や、当時の区内の電力事情について写真を交えて紹介。現在の都電荒川線の前身であった王子電気軌道の営業利益が、電車事業よりも電力供給事業の方が多かったため「電車会社と云ふよりは、むしろ電灯電力会社である」と言われていたなど、興味深い事柄が紹介されている。また、競合していた東京電灯と王子電気軌道の2社の需要家数や電力供給状況の推移などを、当時の報告書をもとに分析し、グラフ化して紹介するなど、当時の豊島区域の発展の過程を窺い知ることができる内容となっている。また会場内には、昭和初期に使われていた一槽式の洗濯機や、冷蔵庫、電気釜、アイロン等のほか、当時の家電製品のカタログや取扱説明書なども展示されており、ちょっとした「昭和レトロ」を楽しむことができる。
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