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「豊島区人と動物の共生会議」から提言書

更新日 平成20年8月13日

人と動物が共生できる地域社会づくりのために

報道発表日:平成19年3月28日
問い合わせ:広報課 報道係 電話:03-3981-1111(内線 2131)
担当課:池袋保健所生活衛生課

 本日3月28日(水曜日)、「豊島区人と動物の共生会議」(座長 尾上 多喜雄 氏・東目白自治会長)は、人と動物が共生できる地域社会づくりを進めるため、昨年7月から検討してきた合意内容を「豊島区人と動物の共生会議 提言書」にまとめ、高野之夫豊島区長に提出した。
 区は提言を受け来年度から、「犬のしつけ教室」等の普及啓発講座を充実するとともに、新たに不妊去勢手術費用の助成を開始し、「地域猫活動」の普及・支援事業を展開する。

 「豊島区人と動物の共生会議」は、動物をめぐる問題について地域ぐるみで考え、地域の人たちの協力を得て有効な対策を検討することを目的に設置された。獣医師、町会長、公募区民などをメンバーに、昨年7月から全体会10回、作業部会4回の検討を行なってきた。

現状と課題

 正しいしつけができない飼い主やモラルの低下、「野良猫」問題等々の近隣トラブルが激増し、動物に関する「苦情・相談」は、当事者間の対話を避け区へ寄せられる傾向にある。
 法的な強制力がない「野良猫」に関わる問題は、根本的な解決に至らないケースも多く、地域ぐるみで問題の解決方法を考えていく必要がある。
 一方、犬に関しては、近年は国内での狂犬病の感染がないため、飼い主が畜犬登録と予防接種が義務であることを理解しない例も多い。そのため、飼い主に対する普及啓発事業の充実が重要である。
 そのほか、動物愛護教育の充実、集合住宅でのルールづくりや、災害時のために飼い主の責任においてケージや口輪の準備をすると共に、獣医師・ペットショップ等との協定を検討することの重要性を示している。

 提言書では、苦情件数の多い犬と猫に絞って問題を整理し、豊島区が今後取り組むべき犬猫対策を4項目の柱のもとに提言している。

  1. 適切な飼養、飼育マナー、基本的なしつけなどの普及啓発:「犬のしつけ教室」や「犬のしつけ相談」の内容充実、猫の飼い主に対する屋内飼育、身元表示、不妊去勢手術、終生飼養の徹底等の基本的ルールを普及啓発する。
  2. 人と犬が共に憩える公共スペースづくり:公園での放し飼いを徹底規制するとともに、遊休地を活用したドッグランの設置を検討することが望まれる。
  3. 未登録・未接種犬の飼い主への勧奨:都と連携しペット購入時の啓発に重点をおく。
  4. 飼い主のいない猫対策の推進:地域住民・ボランティア等の協力で管理飼育する「地域猫活動」の奨励と不妊去勢手術費用の支援など、地域が中心となって問題解決できるような体制作りを進める。
 尾上 多喜雄 座長は「今後の一番の課題は、飼い主のいない『地域猫』の問題。餌をやっている人と、トラブルがある地域の人との話し合いの場を作っていき、それぞれの声を聞かせていただきたい」と語っている。

関連情報

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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