学習院大学と豊島区教育委員会 教育連携
更新日 平成20年6月23日
学生が日本語の授業をサポート報道発表日:平成19年6月21日
問い合わせ:広報課 報道グループ 電話:03-3981-1111(内線 2131)
担当課:教育指導課
このたび学習院大学(目白1-5-1)と本区教育委員会は、区立小・中学校生に対する日本語指導の教育連携「日本語教育指導サポート」事業を立ち上げた。外国人児童の授業や学校生活の支援、日本人児童とのコミュニケーションのサポートを目的とする。今月から区立高南小学校に学生が訪れている。
豊島区は「街全体をキャンパスに!」の構想のもと、区内大学の知的・人的資源を活用し、教育やまちづくり等の分野で協働事業に取り組んでおり、教育分野においてもこれまで立教大学や大正大学等との積極的な教育連携を進めてきた。学習院と区教育委員会が教育連携に関して覚書を交わし、具体的な事業を実施するのは今回が初となる。なお、本区は、11月を目途に区内6大学との「連携・協力に関する包括協定」の締結を進めている。
「日本語教育指導サポート」事業
内容
- 外国人児童等への日本語学習支援
- 日本人児童とのコミュニケーションのサポート
実施形態
- 教室内の授業時間での指導補助
- 休み時間や給食時でのコミュニケーション
実施時期
- 前期6月から7月
- 後期10月から11月
計9名の学生が区立高南小学校(高田2-12-7 千馬 英雄 校長 児童数173名)で、1人10日(9時から12時)間実施する。今年度は、教育センターでの日本語指導教室での指導補助も視野に入れている。
学生
学習院大学文学部日本語日本文学科(村野 良子 教授)の学生9名。
高南小学校で教育指導サポートの対象となる1年生と3年生には、今春来日した児童を含め4名の外国人児童がいる。教育指導サポートは単に通訳としてではなく、授業や給食をともにしながら児童全体と関わっていく。日本語をマスターするためのカリキュラムを制作している日本文学科の学生にとって、教育実践のチャンス。また児童生徒とのふれあいを通して児童を理解し、地域社会への貢献をめざす。履修単位に認定(必修)される。
教育指導サポートには、同学科の外国人留学生も母国語での支援のために参加している。
本日は、韓国人留学生と、日本人の4年生2人が来校した。2時間目の国語科の授業では、児童の隣りにしゃがみ、教員の言葉の通訳や児童の質問に答えたり、日本語のスピーチのサポートも行なった。今日始めて来校した学生に1年生児童たちはすぐに慣れ、外国人児童が笑顔で授業を受ける姿が印象的だった。
日本人学生は「授業の途中で先生の言葉が分らなくなってしまう子どもに、こまめにフォローしていきたい。外国人児童には日本語で考える力を付けさせてあげたい」と語った。韓国人留学生は「普段子どもと触れ合う機会がないので心配しました。今日は通訳をしながら、子どもが分らないところをフォローできた。今後は、韓国語で授業のサポートや、日本の生活に馴染めない子どものサポートをしたい」と抱負を述べた。
同小学校 佐々木 克二 副校長は、「学生には将来の夢実現に向けた良い経験になり、子どもたちには日本語習得はもとより、学生とのコミュニケーションを通じて外国の文化を知るなどの得るものがあると思う。両者にとって良い経験ができる連携ができたらいい」と語る。
(注釈)その他:
区内の外国人児童生徒数は、平成18年度194人で全体の2%ほどに当る。区立池袋小学校、豊成小学校には日本語学級があり、教育センターでも日本語指導教室を設置している。
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