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夏休みイベント「Let’s try ! 考古学」開催

更新日 平成20年6月23日

発掘調査で出土した遺物の調査をしてみよう!!

報道発表日:平成19年8月21日
問い合わせ:広報課 報道グループ 電話:03-3981-1111(内線 2131)
担当課:教育総務課

 本日(21日)、旧高田小学校にて、区内在住在学の小学校5年生から中学生を対象とした「夏休みイベント『Let’s try 考古学』」が開催された。(参加者:5名 内訳:小学生1名、中学生2名、大人2名)
 本講座は、地元から発掘された遺物に触れることによって、子ども達に雑司が谷の歴史を肌で感じてもらうことを目的に行われた。
 鬼子母神周辺に栄えていたお茶屋跡から昨年発掘された遺物を題材にし、子どもらに出土遺物の水洗い作業、接合作業、観察をさせ、昔の人たちがこの場所でどのような生活をしていたかを研究する機会を与えた。
 遺跡の発掘調査後の調査資料や出土物は一般公開される機会が少ないため、本区では今後、様々な世代を対象とした、生の出土物に触れることができる普及啓発事業を広げていく予定である。

日時

平成19年8月21日(火曜日)午前9時30分から正午

場所

旧高田小学校 職員室、中庭 (雑司が谷2-12-1)

主催

豊島区

当日の様子・参加者の声など

 2時間半限りの考古学者となった子ども達が、雑司が谷から出土した遺物の破片を苦戦しながらも、組み合わせ、各々が土器や飲食器等に復元した。子ども達は、復元された陶磁器から読み取れる当時の人々の生活について、講師の話を聴きながら、陶磁器と絵図などの資料を見比べていた。出土物には、食器類が多く見られた。
 また、遺物の中から、室町時代の貨幣を中学生が発見し、予想外の掘り出し物に、子ども達は喜び、「宋銭ですか?」「何て書いてあるの?」など、たくさんの質問をしていた。
 最後に、自ら復元した遺物の写真を撮り、夏休みの考古学教室が終了した。
 雑司が谷在住の女の子(小学校4年生)は、「洗うのが大変だったけど、昔の物を見れて楽しかった。雑司が谷に住んでいるけど、今まで鬼子母神の周りに、昔は食べ物屋さんがたくさんあったなんて知らなかった」と話してくれた。
 講師である本区学芸員の成田涼子氏は、「どんな小さな破片でも、学ぶ・調査することによって、価値が出てくるのです。地域の方に地元の遺物にたくさん触れてもらい、興味を持ってもらいたい」と熱く思いを語った。

背景・補足事項

雑司が谷遺跡 :
  雑司が谷地域の中心部に広がる遺跡。雑司が谷の地は、先の大戦で大きな被害を免れ、江戸時代の雰囲気が残されている区内でも貴重な地域である。江戸時代には、鬼子母神に参詣する人々で賑わい、その参詣客を迎える料理屋が軒を連ね、江戸郊外でも有数の行楽地となっていた。そのため、同時代の賑わいを生々しく伝える数多くの遺構や遺物が発見されている。また、江戸に限らず、旧石器、縄文、鎌倉、室町時代に遡る歴史も徐々に明らかにされている。

遺物についた泥を洗い流す作業

復元したお気に入りの遺物と

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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