郷土資料館「戦争を考える夏2007」開催中
更新日 平成20年6月23日
そのとき民衆は報道発表日:平成19年8月3日
問い合わせ:広報課 報道グループ 電話:03-3981-1111(内線 2131)
担当:郷土資料館
区立郷土資料館は、継続的なテーマのひとつとして、戦争体験の発掘と継承を課題としている。今年度は、銃後の生活を中心に、民衆と戦争との関わりを中心にした収蔵展。10月14日まで開催する。
直接の体験者が少なくなり、戦争の記録は薄れがちである。しかし一方、各種の補償訴訟などにみられるように戦争の後始末は、まだ終わったとはいえない。残された資料・記録を手がかりに4つの小テーマによって、戦争とそのもたらすものについてあらためて考えていこうという企画。
- <民衆動員>のすがた
戦争を支える国民をつくるための教育・宣伝がいろいろなことがかたちでなされた。戦費を得るために売り出された国債や貯蓄債券のポスター、政府広報グラフ誌『写真週報』、国債などを展示している。 - 戦時下の暮らしと隣組
戦争の時代、町会とその内部組織である隣組は、政府や軍部の考え方や方策を植え付け、実行させる手段とされた。食べ物や衣料の配給など、暮らしに欠かせない仕事も隣組が行なった。当時の人々の生活は隣組抜きではありえなかった。ある隣組関係の記録綴、「隣組」の歌詞「とんとんとんからりんと隣組・・・」と書かれた茶碗、防空頭巾、防毒面(マスク)等を展示。 - 疎開地と家族をむすぶ150通余りの手紙から
学童疎開の子どもと家族らの往復書簡のなかから選んだもの。疎開先から母に宛てた「いもようかんとあぶらであげたお菓子と、ぼたもち、いりまめ、パンなどと二米二、三十糎(2メートル20センチから30センチ)のなわとびのなは(略)・・・を送ってください。(略)出来たらでよいです。」と学童からのお願いの手紙や、疎開地での写真、愛国百人一首等を展示。 - 空襲下の豊島区
焼夷弾による火災や空襲で焼けて溶けた生活用品。同じく和鏡、財布、炭化した米など。
日時
平成19年7月20日(金曜日)から10月14日(日曜日) 入場無料
休館 :月曜日、第三 日曜日、祝日、9月18日、10月9日
開館時間:午前9時から午後4時30分
場所
郷土資料館(西池袋2-37-4 区立勤労福祉会館 7階)
当日の様子・参加者の声など
昭和19年8月、小学校3年生で疎開したという男性(72歳)が来場していた。「学童疎開は、どこもこの写真のようだったね。懐かしい。食べ物がなくて辛かった。疎開から帰ってきたら空襲で何も無くなっていて、子ども達は展示してあるような溶けたガラス瓶や金属を拾って歩いてましたね。お金になったんですよ」と当時を懐かしんでいた。
写真


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