「国際生物多様性年」 ヤゴ救出作戦から 「生物多様性」を学ぶ
更新日 平成22年6月1日
子どもたちが 15000匹の命を救う 「ヤゴ救出作戦」報道発表日:平成22年6月1日
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本日、区立駒込小学校で、「プールのヤゴ救出作戦」が行なわれた。
夏のプール授業開始前に、区民ボランティアがヤゴ救出作戦リーダーになり、児童・保護者等と一緒に、プールの中からトンボの幼虫(ヤゴ)を救い出す。平成13年度から始まった児童に大人気の環境教育のひとつだ。
COP10が10月に名古屋で開催される今年は、国連が定める「国際生物多様性年」。児童や保護者にとって、尊いヤゴの命にふれながら「生物多様性」を実体験から考えられる良い機会になる。
昨年度は、19校(区立全23校のうち)の1,193名の児童が参加し、学校のプールから、14,241匹のヤゴを救出した。今年の救出作戦に取り組むのは18校。5月14日から6月15日にかけ、すべての作戦が行なわれる予定だ。
本日の駒込小学校での救出作戦では、3年生54人、区民ボランティア・保護者等13人によって、402匹が救出された。命を救われたヤゴは、児童が自宅で飼育し、成長過程を観察していく。
日時
6月1日(火曜日)10時40分~12時15分(3・4時間目)
場所
区立駒込小学校(駒込3-13-1)
当日の様子
ヤゴリーダーの「ヤゴをたくさん救出するぞ!エイエイオー」の掛け声で、作戦が開始された。
最初の頃は、「気持ち悪い」となかなか小さい虫に触れなかった児童たちも、時間が経つにつれ、「ヤゴ取った―」「小さくてかわいい」と楽しんでいるようだった。
女子児童は、「20匹のヤゴを救ったよ。手の上にのせるとくすぐったかった。小さいけど、生きているんだなと感じました」と話した。
プールでの救出作戦終了後は、理科室でヤゴリーダーによる「ヤゴの飼い方」などの説明があった。最後には、みんなで救出したヤゴの数が発表された。「今日みんなが救ったヤゴは、402匹です」と発表されると、教室内は、「すごーい」「そんなにたくさん!」と児童らの歓声と拍手で包まれた。
補足
プールのヤゴ救出作戦
オフシーズンの学校プールは、防火用水として水を張ったままにしているため、ヤゴをはじめ色々な生物が生息している。プールを季節限定の「学校ビオトープ」として活用し、子供たちが生き物にふれ合うことができる環境学習の場とする取り組み。平成13年度から実施。昨年度から「ヤゴ救出作戦リーダー養成講座」を開催し、地域のヤゴリーダーの育成を進めている。現在のヤゴリーダーは、14名。
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