「樹木も 命ある生き物」 五感をつかった観察方法を学ぼう
更新日 平成22年6月4日
区立千早小学校 「樹木環境教育」報道発表日:平成22年6月4日
問い合わせ:環境政策課 電話03-3981-1598
本日、区立千早小学校図書室で、4年生児童を対象に、「樹木環境教育」が行われた。
児童らに、木も「命ある生き物」であるということを、五感を使って覚えてもらうことが目的だ。
「グリーンとしま」の再生を目指し、昨年度から「学校の森植樹祭」、「いのちの森植樹祭」と、都心の限られたスペースの中で、本物の緑を増やしていく取り組みを進めている豊島区。千早小学校にも、昨年度児童が植えたシイやタブの苗木が植わっている。
4年生児童は、「自分の木」を決め、1年を通して観察をしていく授業を4月から始めた。授業を進めていくなかで、樹木についてもっと詳しく知りたいと学校側から区へ話があり、今回の「樹木環境教育」を開催することになった。講師は、「学校の森植樹祭」の計画に携わっていた学術博士でもあるエスペックミック株式会社の吉野知明さん。「生き物」である樹木の観察の方法を、「大きく育つ」「養分を求める」「子孫を残す」「枯れる」の4つの視点から児童に教えた。児童54名は、6個のグループに分かれ、用意された試料(2本の苗木、花・実・落ち葉、木の幹)を触ったり、匂いを嗅いだりしながら、樹木の生長サイクルを学んだ。
日時
6月4日(金曜日)午前9時~10時
場所
区立千早小学校(千早3-33-5)
主催
豊島区
当日の様子
児童らは、用意された苗木や花、どんぐりなどを触りながら、「新しい枝は緑でやわらかい」「大きい苗木の方が葉が多い」などとグループで意見を出し合っていた。
また、「暑い国の植物はなぜ水がないのに生きていけるのですか?」「白樺の木はあんなに皮が剥がれてしまっても大丈夫なのですか?」などの質問を講師にしていた。
講師の吉野知明さんは、「樹木は生き物。樹木を切ってしまうということは、みんなと同じ命を失っていくということを知ってもらいたい」と話した。
男子児童は、「物知りになった。観察の仕方を教わったから、これからの観察が楽しみ」と話した。また、担任教諭は、「1年間を通じて子どもたちに樹木のサイクル、樹木は世代をつないでいくということ学んで欲しい」と話した。
グリーンとしまの再生
本区は23区中一人当たりの公園面積が最も小さく、緑被率も19番目(12.9% 21年6月調査)。限られたスペースを有効活用し、緑を増やしていくことで、街全体に緑のムーブメントを起こすことを目的に、宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)の指導のもと昨年度開始されたプロジェクト。
◆「学校の森」植樹祭(昨年4月)
区立小・中学校全31校で児童生徒数とほぼ同数の1万本の植樹を行なった。
◆「いのちの森」植樹祭(本年5月)
地域の人々総勢950人が、豊島清掃事務所など、31か所に、5,500本の植樹を行なった。
◆ 「緑と環境の区民フォーラム」
植樹を体験した子どもたちの発表や宮脇氏の講演など(昨年5月・本年6月開催)
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