池袋駅西口駅前広場ユニバーサルデザイン検証
更新日 平成20年6月19日
池袋の玄関口改修工事に、障害者、高齢者、子育て世代等の意見を!報道発表日:平成19年10月30日
問い合わせ:担当:道路整備課 電話:03-3981-4879
本日31日(水曜日)、老朽化した池袋駅西口駅前広場をユニバーサルデザインの視点を入れた整備改修を行うため、障害者、高齢者、ベビーカー使用の母親等約30名参加による検証実験と意見交換会を実施した。
池袋駅は1日の乗降客数、約260万人を数える日本で第2位の大型ターミナル。駅前広場は、東京芸術劇場、池袋西口公園野外ステージなどのイベント会場の玄関口でもあり、多くの来街者が利用する重要な公共空間である。
しかしながら、昭和43年に戦災復興土地区画整理事業により整備され、その後、昭和62年に歩道や植栽などの整備を行ったものの40年以上が経過し、景観的、機能的にも多くの課題を抱えている。昨年度から地元駅前商店街や町会、NPOによるワークショップを開催し、地元意見を取り入れて、今年度は区では実施計画案を作成している。
日時
平成19年10月31日(水曜日) 午後1時30分から4時30分
場所
池袋西口駅前広場周辺 (西池袋1丁目1番から20番)
当日の様子・参加者の声など
池袋駅西口駅前広場の改修工事は約8,900平方メートル。タクシープールを含む駅前本体部分が約5,400平方メートル、バスターミナル部分が約3,500平方メートル。
池袋副都心にふさわしく、ユニバーサルデザインに配慮した広場改修整備のため、本日、検証を行った。障害者、高齢者、ベビーカー使用の母親らがそれぞれ7人から8人の4つのグループに分かれ、道路の勾配や段差、歩道の幅員や誘導サインなどについて、1時間ほどの街歩きにより確認しあった。その後、東京芸術劇場に場所を変えグループごとに結果をまとめ、発表、意見交換を行った。
主な意見として、歩道については、でこぼこが車椅子にひびき歩行しにくい。でこぼこのため点字ブロックと区別がつかない。幅が狭い。車輪がはまる。人が多く歩きにくい。段差については、ベビーカー使用者からは横断歩道で段差が多くて渡りきれないとの意見があった。また、案内板について、全体的に案内板が少ない。角ばった柱は間違ってぶつかった時に危険なので、丸まった柱にスポンジつきの設置や地下出入口付近には音声ガイドがあれば良いなどのアイデアが提案された。他に多目的トイレ、休憩用ベンチの設置などの要望もあった。
障害者からの意見では、視覚障害者と車椅子利用者で歩道の段差について意見が異なった。視覚障害者にとっては、段差、勾配が歩道と車道を区別することに有効であり、車椅子利用者やベビーカー使用者にとっては、勾配がかえって歩行しにくい点があげられた。
区は本日の検証結果を参考に、さらには警察、JR東日本等と協議を進めて、実施設計に活かし、20年度には工事の一部着工をめざすという。


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