読み継がれる、小川 未明 『金の輪』絵本展
更新日 平成20年6月19日
吉田 稔美の世界 ― 開催!!報道発表日:平成19年10月3日
問い合わせ:担当:雑司が谷旧宣教師館 電話:03-3985-4081
文化の秋!雑司が谷旧宣教師館築百周年事業で 歴史に触れ、心あたたまる
本日3日(水曜日)から、雑司が谷旧宣教師館で「読み継がれる、小川 未明『金の輪』絵本展 ―吉田 稔美の世界―」が始まっている。
旧宣教師館は、雑司が谷文化を知るための展示・講座など様々な催しを開き、また、地域住民の文化交流の場として活用されている。今年はマッケーレブ邸が建築されて100年目を迎える節目の年で、本事業も記念事業として行なわれる。これは、区ゆかりの児童文芸誌『赤い鳥』で活躍した小川 未明の童話『金の輪』を絵本化して蘇らせた吉田 稔美さんの絵本展。展示作品はクレヨンと版画の混合技法でジークレー制作によるもの。館内には15点のパネルが展示され、他にも、ジオラマ作品があって楽しめる。
吉田さんはイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選者で『ネバーガールズ』『ルネサンス踊り絵本』(架空社)などの作品を多数出版している。また、吉田さんの講演会が、13日(土曜日)と11月10日(土曜日)に同館で行われ、原画展は11月25日(日曜日)まで開かれる。
日時
平成19年10月3日(水曜日)から11月25日(日曜日) 午前9時から午後4時30分
(注釈)休館日:毎週月曜日、第3 日曜日、祝日の翌日
(注釈)入館無料
場所
雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)
展示の様子・参加者の声など
雑司が谷に住んだ小川 未明は「日本のアンデルセン」 「日本児童文学の父」ともいわれ、ロマン、詩情、ヒューマニズムで幻想的な作品を多く残している。
『金の輪』は小川 未明の代表作で、自身、幼くして二人の子どもを亡くしており、そのことがあってこの童話は書かれた。絵本作家の吉田 稔美さんは未明が生きた時代を偲びながらも、子どもの魂のためにこそ書かれたこの童話は、古びることのない美しい詩であり、現代から未来へ、子どもたちに手渡していきたいものとして読み継がれることを願って絵本化したという。
吉田さんは「小川 未明とゆかりのある雑司が谷の地で絵本展を開催することはとても光栄です。作品を見ての感じ方は人それぞれの解釈があってよいと思います。絵本に書かれているような年頃の子どもたちにぜひ来て欲しいですね」と話してくれた。
補足事項
雑司が谷旧宣教師館は、1907年にアメリカ人 宣教師ジョン・ムーディ・マッケーレブが自宅用に建てた木造2階建ての洋館で、区内最古の洋風建築物。昭和62年区有形文化財第1号に、平成11年には都指定有形文化財に指定された。
『赤い鳥』は、大正デモクラシーを背景として大正7(1918)年7月に、当時 夏目 漱石 門下の鈴木 三重吉が、豊島区目白で創刊した月刊の児童文芸誌。数多くの童話童謡を掲載し、わが国の近代児童文学の基礎を築いた。
写真


このページに関するお問い合わせ
政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。