区立熊谷守一美術館まもなくオープン!!
更新日 平成20年6月18日
池袋モンパルナスの地に、守一の意志を後世に伝える 芸術文化発信拠点報道発表日:平成19年11月2日
問い合わせ:担当:文化デザイン課 電話:03-3981-1534
今月6日(火曜日)、豊島区初の区立美術館、「豊島区立熊谷守一美術館」がオープンする。
「熊谷守一美術館」は守一氏が45年間住み続けた豊島区千早の旧宅跡に、1985年(昭和60年)5月、次女の榧氏が個人美術館として開設したもの。このたび、榧氏より守一作品153点の寄贈を受け、個人美術館として22年間運営されてきた美術館を新たに区立美術館として開館することになった。
守一氏が長年住み、創作活動を行なった地域はかつて「アトリエ村」「池袋モンパルナス」と呼ばれた、芸術文化の一大発信拠点としての歴史がある。
区は、こうした地域の歴史や榧氏の意志を受け継いで守一作品を末永く公開展示し、作品の散逸を防止するとともに、区民が芸術文化を享受し、区民の文化力の向上を担う区立美術館の役割を大いに期待している。
なお、開館にあたり記念式典、内覧会を5日(月曜日)、午前10時30分から同美術館にて開催する。
美術館概要、開館記念展等
守一氏は自然を愛し、俗世間を超越した芸術家といわれた画家で、容貌からも仙人のようであったという。日々、馴れ親しんでいるものを描き、蟻などはその筆頭であった。地面で動く蟻を眺め続けながら、「蟻は上から見下ろすのと、水平で眺めるのとでは随分違うものだ」と語っていたという。一番初めに来館者の目に飛び込む、美術館の入り口にあるレリーフは守一が91歳の時の油絵「赤蟻」を15倍に拡大したもの。
千早に45年間住み続け、創作活動を行なった守一氏の意志は、娘の榧氏が受け継ぎ、今後は区立美術館となって後世に伝えていく。
《名称》
豊島区立熊谷守一美術館
《開館時間》
午前10時30分から午後5時30分
(注釈)金曜日は午後8時まで(ギャラリー除く) 入館は閉館30分前まで
《休館日》
毎週月曜日・年末年始(12月25日から1月7日) 臨時休館あり
《観覧料》
一般:500円[団体割引あり:450円]、中学生・高学生・大学生:300円、小学生:100円
《所在地》
千早2-26-7
《館内展示》
1階 第1展示室(常設展示):絶筆「アゲ羽蝶」や守一の「自画像」など油彩を中心に展示
2階 第2展示室(常設展示):主に墨絵や書を展示
3階 ギャラリー:区民等の美術作品発表の場として貸し出す(1週間単位)
《問い合わせ》
電話:03-3957-3779
背景・補足事項
「アトリエ村」は1930年頃から40年代にかけて旧長崎村(現在の長崎・千早・要町)一帯に建てられたアトリエ付き賃貸住宅に、多くの美術学生や新進気鋭の画家・彫刻家・作家たちが住み自称したことによる。後に画家で詩人の小熊 秀雄によって、パリのモンパルナスに因み、この自由奔放な芸術家たちの集まりを「池袋モンパルナス」と名づけられた。
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