明日から一般公開、三島由紀夫新出資料
更新日 平成20年7月4日
『朱雀家の滅亡』上演にちなみ 劇場「あうるすぽっと」で限定展示報道発表日:平成19年12月4日
問い合わせ:担当:あうるすぽっと 電話:03-5391-0751
9月にオープンした区立の劇場「あうるすぽっと」の柿落とし公演で、原作:三島 由紀夫、演出は宮田 慶子の「朱雀家の滅亡」が本日4日から始まった。4日(火曜日)から16日(日曜日)(13回公演)まで。
オープン後、柿落とし公演として、9月20日から12月16日にかけて4公演を行なってきた。いずれも「愛」「人生」「家族」「死生観」といった人間にとって普遍的なテーマを追求したもので、観客の誰もが芝居の持つ本来の力を感じることができる、新劇場の誕生を静かな感動で包む内容である。
取りをとるのは、主演:佐久間 良子、中山 仁、窪塚 俊介、中嶋 しゅう、森田 彩華が出演の舞台「朱雀家の滅亡」で、三島由紀夫晩年の代表戯曲。華族の崩壊を通じて生きる意味を問いかける。
今回の上演にちなみ、劇場ロビーに三島晩年の未公開作品「豊饒の海へ注ぐ」(書)をはじめ、学習院初等科時代に作ったと思われる手書きの冊子など、三島をより深く知る貴重な新出資料を観劇者だけでなく、時間を限定するものの一般にも公開する。また、劇場が入るライズアリーナビルには「区立中央図書館」も新設されており、三島作品全集、評伝の貸し出しや特別展示コーナーとして、初版本、昭和40年代に上演された際の「朱雀家の滅亡」の台本、写真等約30点を22日まで展示するなど、最後の柿落とし公演を盛り上げる。
今後も、「演劇のまち・池袋」を広く内外にPRするため、新たな文化芸術の創造、発信拠点である「あうるすぽっと」「中央図書館」がともに連携し、充実した事業を展開していく。
日時
展示: 平成19年12月4日(火曜日)から16日(日曜日)
(注釈)なお、「朱雀家の滅亡」観劇者は上演中も観覧できる。
一般公開: 平成19年12月5日(水曜日)から16日(日曜日) 午前10時から正午
無料
会場
あうるすぽっと(区立舞台芸術交流センター):東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 2階
新出資料内容等
公開される資料は、三島由紀夫が自決する直前に、池袋東武百貨店で開催された「三島由紀夫展」に出展した「豊饒の海へ注ぐ」の書2枚あるうちの1枚で、未公開となっていたもの。また、学習院初等科の頃に自作した本、同高等科時代の教科書など。三島の類まれな才能を培った幼少期や教科書への書き込みから努力家とも取れる姿が垣間見れる。
【展示品】
- 「豊饒の海へ注ぐ」(書)
- 「はな」(少年期の図画)
- 「花のあすか山」(少年期の図画)
- 「IRO・IRO」(少年期の造本)
- 『東洋史概説』(白鳥清著)(高校時代使用の教科書)
- 『標準独逸文法』(高校時代使用の教科書)
【所蔵】
笛吹川芸術文庫(山梨県甲州市塩山藤木2007)
背景・補足事項
- あうるすぽっと
ライズアリーナビル 2階・3階(施設面積:約3,000平方メートル)
劇場:ブラックボックス 客席数:301席
舞台:間口幅10.9メートル(6間)×奥行10.9メートル(6間) 舞台全幅17.8メートル(約10間) スノコ高さ9メートル(30尺)
他施設:ホワイエ約300平方メートル、楽屋:3室、会議室:2室 - チケット情報:ぷれいすチケットセンター 電話:03-5468-8113
写真



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