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「すすきみみずく」誕生秘話を手作りの版画物語で読む

更新日 平成22年7月21日

版画絵本「すすきみみずく」が30年の時を経て発行

報道発表日:平成22年7月21日
問い合わせ:豊島区親子読書連絡会 小林代表:電話 03-3917-6106

 7月1日、豊島区の郷土玩具すすきみみずく誕生の民話を題材にした版画絵本、「すすきみみずく」が発行された。これは、約30年前に作成された版画紙芝居を、豊島区親子読書連絡会(注釈1)が、今回絵本として刊行したもの。
紙芝居「すすきみみずく」は、地域で読み聞かせなどを行なっていた豊島親子読書会(現在は池袋親子読書会)が、「子どもに地域のことをもっと知ってもらいたい」との思いで、1978年に作成したもの。小学校高学年の子どもたちとその親が中心になって、『豊島の民話』(1974年豊島区発行)に載っているすすきみみずくの民話をふくらませて文章を書き、場面の絵を描いた。版画にするため、子ども達が彫刻刀で彫って作成。完成するまで約2年かかった力作である。絵本作家の金沢佑光(かなざわゆうこう)先生のアドバイスもあり、子ども達が彫ったとは思えないほどの出来栄えとなっている。
 完成した紙芝居は、翌年に中央図書館から印刷紙芝居として発行。豊島区内の図書館や小中学校、幼稚園などに配布され、多くの子ども達に親しまれた。NHKテレビ「新日本紀行」でも放映されるなど、当時としては珍しい「親子がいっしょになって作った版画紙芝居」は注目を集めたという。
 30年が経過しても、紙芝居は読み聞かせ団体などの間で使われているが、劣化などにより使用できる紙芝居の数が減ってきたことや、周囲から「絵本にしてみたら」などの声が聞こえてきたことをきっかけに絵本の刊行に踏み切ったという。
 池袋親子読書会の代表で、自身もお子さんと一緒に紙芝居作成に関わった佐藤澄子(さとうすみこ)さんは、「当時は親も子どもも本当に一生懸命でした。小学校高学年の子達も素直で真剣に取り組んでくれて。絵本になって、より身近になったすすきみみずくのお話。ぜひ手にとってみてください」と語ってくれた。

絵本の体裁

B5判、30ページ
1冊300円で、雑司が谷地域の書店等にて販売中

取扱書店…
 古書往来座(南池袋3-8-1) 電話:03-5951-3939
 旅猫雑貨店(雑司が谷2-22-17) 電話:03-6907-7715
 ひぐらし文庫(雑司が谷3-3-14) 電話:03-5944-9968

補足事項

(注釈1)豊島区親子読書連絡会:1979年に、豊島(現在池袋)親子読書会、巣鴨親子読書会、千早親子読書会の連絡組織として設立された。親子で本を読む傍ら、「豊島区郷土かるた」や「豊島区郷土すごろく」を発行するなど、地域に根差した活動を続けている。代表は小林和子(こばやしかずこ)さん。

写真

すすきみみずくと絵本

絵本「すすきみみずく」の1ページ

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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