第6回 「江戸川乱歩記念 小・中学生感想文コンクール」授賞式
更新日 平成20年7月4日
偉大な乱歩の足跡を記念したコンクール 受賞者発表報道発表日:平成20年3月18日
問い合わせ:東京池袋西ロータリークラブ 電話:03-3982-8488
昨日、立教大学構内にて区内公私立小中学生を対象とした「第6回江戸川乱歩記念小・中学生感想文コンクール」の授賞式が開催された。
2003年から毎年続けられているこのコンクールは、子どもが文学を親しむきっかけづくりを目的とし、最近読んだ本や、池袋西ロータリークラブから学校に寄贈された江戸川乱歩作品の感想文を募集している。西池袋を最後の住居とした江戸川乱歩を、本区が積極的にPRしているのを受け、当クラブも「PRを手伝えないか!」と、このコンクールを立ち上げた。
偉大な乱歩の足跡を記念して開催されているコンクール。6回目は、過去最高の応募数で、127件の小・中学生による作品が集まった。豊島区長賞をはじめ会長賞、優秀賞、佳作賞、学校協力賞の5つの賞を21名の小・中学生と区立朋有小学校が受賞した。
また、授賞式前には、受賞生徒たちが、立教大学構内にある「幻影城」とよばれる乱歩の土蔵を見学した。土蔵内には、乱歩の蔵書が直筆の文字で分類されている箱等で整理されている。受賞生徒たちは、蔵内を「乱歩は几帳面だったんだね」と目を輝かせながら見学していた。
日時・会場
平成20年3月17日(月曜日) 立教大学構内
- 旧江戸川乱歩邸見学
午後2時30分から3時 旧江戸川乱歩邸 - 授賞式
午後3時20分から4時20分 11号館 B1階 AB01教室
主催
東京池袋西ロータリークラブ
後援:豊島区、豊島区教育委員会、立教大学、豊島区学校保健会
協賛:光文社・ポプラ社
協力:豊島新聞・としまテレビ
当日の様子・参加者の声など
池袋西ロータリークラブの平井 憲太郎 氏は、「毎年素晴らしい作品が応募されています。今の子どもたちは、本を読まないと言われているが、そんなことはないんだなと感じられ、嬉しくなります」と語った。
豊島区長賞の受賞者は、「普段から江戸川乱歩が大好きで、乱歩の作品を読んでいる。応募したのは、今回が2回目。自分が選ばれたときはびっくりしたけど、嬉しかった。感想文の中で、自分の乱歩作品に対する思いは伝えきれた。乱歩の蔵の中には、たくさんの本があって、乱歩は本がすごく好きだったんだなと思った」と受賞の喜びと、乱歩に対する熱い思いを話してくれた。
背景・補足事項
豊島区と江戸川乱歩:
江戸川乱歩は、昭和9年、46回目の引越しで池袋3丁目(現 西池袋5-15、立教大学に隣接)に移り住んだ。敷地内には大正10年築の主屋と大正13年築の土蔵があり、昭和40年71歳で死去するまでの31年間、土蔵を書斎兼書庫として愛用し、ここから『怪人二十面相』、『少年探偵団』シリーズなど数多くの名作が生まれた。土蔵の中には、乱歩の創作活動の源となった数万冊の蔵書がほぼ当時の状態で保存されている。第二次世界大戦により焼け野原となった池袋地区において、大正期の土蔵が当時の姿で残っている例はほかにない。区文化財の指定を受けて、所有者の立教学院では、一般公開にむけて乱歩の蔵書整理を進めるとともに、平成15年8月から翌年3月まで土蔵の保存修復工事を行い、建築当時の姿に復元した。
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