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<予告>赤い鳥を語り継ぐおばあちゃんのおはなし会を開催

更新日 平成20年6月26日

6年目に突入!友情の美しさを語りたい

報道発表日:平成20年5月2日
問い合わせ:雑司が谷旧宣教師館 電話:03-3985-4081

 明日5月3日(祝日)、豊島区雑司が谷旧宣教師館で、かつてこの地で芽生えた児童文化の継承と「おはなし」を語る楽しさを伝えようと「赤い鳥を語り継ぐおばあちゃんのおはなし会」を開催する。
 お話会は、近くに住む詩人の小森 香子さん(78歳北大塚在住)が発案し、平成15年4月からスタートした。毎月第1 土曜日に、児童雑誌「赤い鳥」に掲載された物語を語って聞かせている。

 お話会では、毎回 小川 未明の作品1話と、「赤い鳥」に掲載された他の作家の作品1話を選んでいる。明日は、小川 未明の「幼友だち」と、江口 千代子の「朝鮮人参」の2話をとりあげる。

日時

平成20年5月3日(祝日・土曜) 午後2時から3時

場所

雑司が谷旧宣教師館(雑司が谷1-25-5)

 雑司が谷旧宣教師館は、地域の文化遺産の継続を図ろうと、同館の児童書コーナーには「赤い鳥」の復刻版をはじめ、当時の優れた児童文学作品が置かれ、自由に手にとって読めるようになっている。
 小森さんは、雑司が谷育ちで、当時の生家は小川 未明とも親交があったという。詩を書く傍ら長年ボランティアで朗読に携わっており、日本語の持つリズムや美しさ、心優しい人間らしい言葉を子どもたちに伝えていきたいという思いで、このおはなし会を発案した。
 小森さんは「おはなし会を発案した当時イラク戦争の最中で、平和のために自分にできることは何かと考えて、『赤い鳥』を展示している雑司が谷旧宣教師館でのおはなし会を提案しました。小さな頃から小川未明の『野ばら』が好きでした。『野ばら』の物語のように、人と人との結びつき、友情の美しさを伝えたい」「『幼友だち』は友情についての物語りで、かなりの長編なので、自分も読むのを楽しみにしています」と語る。

背景・補足事項

 童話童謡雑誌『赤い鳥』は、大正デモクラシーを背景として大正7(1918)年7月に、当時 夏目 漱石門下の逸材と呼ばれていた鈴木 三重吉が、現在の豊島区目白で創刊した月刊の児童文芸誌。有島武郎、芥川 龍之介、菊池 寛、小川 未明、坪田 譲治らが童話を、北原 白秋、西条 八十、三木 露風らが童謡をと、そうそうたる顔ぶれが「赤い鳥」誌上に作品を発表し、日本童話文化・児童文学の世界に大きな足跡を残した。そして、当時の目白を含む旧雑司が谷地域には、鈴木三重吉をはじめ、小川 未明、坪田 譲治、秋田 雨雀らが住み活発な創作活動を展開した。

写真

感情を込めて語る小森さん

目をつぶって物語りに聞き入る参加者

このページに関するお問い合わせ

政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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