廃墟の図書館での演劇的実験
更新日 平成20年9月19日
報道発表日:平成20年6月24日
問い合わせ:文化デザイン課 電話:03-3981-1534
東池袋にある旧豊島区立中央図書館(跡地)で、豊島区西巣鴨に拠点を置く演劇・パフォーマンスユニットPort B(ポルト・ビー)による「荒地 ―演劇的インスタレーション―」が行なわれている。6月29日(日曜日)まで。
実際の都市をインスタレーション化する“ツアー・パフォーマンス”を企画し、これまで巣鴨地蔵通りなどを舞台にした観客参加型の演劇等を実施してきたPort Bであるが、今度は廃墟となった図書館で演劇的インスタレーションを行なっている。
中央図書館の移転に伴い、その蔵書も新しい中央図書館に移されているため、旧中央図書館の跡地には大型の書架等が残され、あたかも廃墟のような様相を呈している。そこに、複数のスピーカーを設置し、荒地詩集の朗読の声や、前作「サンシャイン62」での声、そしてピアノの演奏の音などが響く。
ある時は朗読に耳を傾け、またある時は声と声が重なり合う音を聞くともなく耳にしながら、来訪者は自由に館内を歩き回ることができる。また、出入りも自由。
日時
平成20年6月21日(土曜日)~6月29日(日曜日) 午後1時~午後8時
料金
1,500円(出入り自由、当日券のみ)
場所
旧区立中央図書館(東池袋5-39-18)
主催
Port B(ポルト・ビー) (後援:豊島区)
コメント
今回の企画は、通常の演劇のように開始から終了までという時間的な拘束を外し、参加者が自由に演劇的な体験をしてもらおうというもの。
今回のドラマトゥクル・制作を担当したPort Bの林 立騎 氏は、「また来ると言ってもらえると嬉しいです。制約が無い分、コンセプトと切り離された所でもかまわないので、お客さん自身が何かを創っていってもらえたらと思います」と話してくれた。
また、構成・演出を担当する高山 明 氏は、「観客が演劇の体験を通じて、何を見て、何を考えて、何を創って行くかが重要なのであり、舞台も、ツアー・パフォーマンスも、今回のインスタレーションも、そのための”装置”として違いがあるとは思っていません。」と語った。
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