『第28回 夏休み親と子の能楽教室』 開催
更新日 平成20年9月19日
今年の夏は、お父さん、お母さんと一緒に 日本の伝統芸能に触れてみよう!報道発表日:平成20年8月22日
問い合わせ:財団法人 梅若研能会 電話:03-3466-3041
本日、国立能楽堂にて、「夏休み親と子の能楽教室」が開催された。
「むずかしいから…」と敬遠されがちな能に、親子で楽しみながら触れることで、日本の伝統芸能をより身近に感じもらうことを目的に開催され、今年で28回目を迎える。例年大好評の教室で、今まで延べ30,000人以上もの子どもたちが参加している。
教室は、子どもたちと本物の芸術との出会いがすれ違いに終わらないように、オリジナル教材を用いた「事前学習」と一流演者による「舞台鑑賞」の2部構成になっている。「事前学習」は、本区のあうるすぽっと他、都内2か所で行なわれ、参加親子は、鑑賞のための基礎知識・マナーを学んだ。本日の「舞台鑑賞」では、梅若万三郎 師、宝生 欣哉 師による「安達原」が上演され、事前学習で能の知識を身につけた約200名の子どもと約170名の保護者が伝統芸術の宝庫「能楽」をより身近に感じ、楽しんでいた。
日時
平成20年8月22日(金曜日) 幼児クラス 午前11時~、小・中学生クラス 午後1時45分~
場所
国立能楽堂(渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
費用 幼児:3,500円、小・中学生:3,000円、保護者:5,000円
主催
財団法人 梅若研能会
後援:豊島区 ほか
当日の様子・参加者の声など
「みなさん本物の檜の舞台はどうですか?」の質問に幼児たちは「大きい!」と元気よく答え、初めての能楽堂内で目を輝かせながら周囲をキョロキョロ見渡していた。最初は背筋を伸ばしてお行儀良く見ていた幼児たちも、能舞台が盛り上がるにつれ、身を乗り出しながら「こわーい」「おばあさんだ」などと声を出しながら見ていた。
今回児童・幼児の事前学習を担当した柏山 聡子 師は、「幼児に能を見せるのは普通なら無理と思われるが、事前学習でケアし舞台鑑賞までもっていく。何かを鑑賞するといったマナーを身につけることを重視した」と話した。文京区から参加した6歳の女児は、「楽しかった。私も踊ってみたい」と話した。また、母親は、「子どもと能を見られる機会は他にはない。ありがたいことです」と話した。
背景・補足事項
財団法人 梅若研能会…
(理事長:三世 梅若 万三郎 師)広く能楽を広めることと、若い能楽師の育成を目的に昭和3年に発足。今年で80周年。都内で開かれる月例公演や別会公演他、東京以外の地や、海外に能を紹介する事業などを行なっている。
染井能舞台…
本区にもかつては能楽堂があった。大正8年に染井の松平 頼寿 邸に移築された染井能舞台。東京では4つの能舞台が第二次大戦の戦禍を逃れた。その内のひとつが、染井能舞台。昭和20~30年ごろまで、能楽再興の本拠地として全盛をきわめたが、老朽化に伴ない昭和40年に解体。部材は、保管された後、横浜市に寄贈され、平成8年横浜能楽堂の開館にあたり舞台として蘇った。
写真


関連情報
このページに関するお問い合わせ
政策経営部 広報課 報道グループ
電話:03-3981-4122 ファクス:03-3981-1375
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。