動物由来感染症
更新日 平成20年9月29日
動物由来感染症
動物由来感染症とは、動物から人に感染する病気の総称です。
人や物(動物も含む)の国際的移動、土地開発等による自然環境の変化、野生動物のペット化などを背景として、いままでになかったような感染症が発生したり、昔あった感染症が再発生したりしています。
病原体を保有する動物との過度の接触や噛まれるなどで感染症が移ることがあります。
主な動物由来感染症
| 病名 | 症状 | 感染経路等 | 予防 |
|---|---|---|---|
| 狂犬病 | かまれた場所の知覚異常、不安感、興奮、麻痺、錯乱等の神経症状 | 感染した犬・猫・きつね等にかまれる唾液に接触する | 飼い犬には、年1回の狂犬病予防注射を受けさせる |
| Q熱 | インフルエンザに似た症状で発熱(38~40度筋肉痛、食欲不振、全身倦怠感 | 感染した動物の排泄物の吸引 病原体をダニが媒体 |
野山では長袖を着用する 未殺菌の生乳を飲まない |
| エキノコックス症 | 初期には上腹部の不快感・膨満感 進行すると肝機能障害 |
北海道のキタキツネが主な感染源 糞中に病原体(虫卵)排泄したものを口から入る |
キタキツネなどとの接触を避ける 犬も感染した野ネズミを食べて感染するため、放し飼いをしない |
| オウム病 | 突然の発熱(38度以上)インフルエンザのような症状 重症になると呼吸困難・意識障害を起こす |
鳥(セキセイインコ・オウム・鳩など)の糞に含まれる菌を吸い込む | 鳥を飼うときは、羽や糞が残らないように清潔にする 口移しにえさを与えない |
| レストスピラ症 | 症状に個人差があり、悪寒・発熱・腹痛や下痢・頭痛・嘔吐など | 菌はネズミの尿中に排泄され、これに汚染された水や土壌を介して感染 | ネズミの駆除と環境整備 |
| パスツレラ症 | かまれた場所が赤くはれる軽症 | 犬の75%・猫の97%の口中に普通に見られる。掻き傷・かみ傷 | 犬や猫にかまれたり、引っかかれた場合は傷口をよく洗う |
| エボラ出血熱 | 重いインフルエンザのような症状 高熱を伴う眼結膜炎・咽頭痛・筋肉痛 |
自然界から人への経路は不明 サルとの接触で感染した例がある |
アフリカなど流行地では、サルとの接触を避ける サル類の輸入は検疫を受ける |
(注釈)主な動物由来感染症の種類は、厚生労働省発行の「動物由来感染症ハンドブック」より引用したものです。
動物由来感染症を防ぐには
動物由来感染症をふせぐには、日常生活において次のような注意が必要です。
- 野生動物はペットとして飼育しない。
- 動物のからだは定期的にシャンプーなどして、清潔感を保つ。
- 口移しでえさを与えない。
- 生肉や小動物を与えない(寄生虫疾患)。
- 体調を崩したようであれば、動物病院に早期受診させる。
特定動物及び動物取り扱い業について
人に危害を与えるおそれがある危険な動物(ワニなど)「特定動物」を飼うには、あらかじめ都知事の飼養許可が必要です。
特定動物の範囲と区分については、「東京都動物の愛護及び管理に関する条例」で定められています。
詳しくは東京都動物愛護相談センターへ
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 生活衛生課 生活衛生係
電話:03-3987-4175
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