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1-4 都市計画マスタープランと街づくり

更新日 平成20年9月19日

(1) 都市計画マスタープラン

 「都市計画マスタープラン」とは、平成4年の都市計画法の改正によって特別区(東京23区)を含む区市町村が定めることになった「都市計画に関する基本的な方針」の通称です。

(2) 策定の経緯

 豊島区では、平成2年に「豊島区地区別整備方針」を策定し、都市整備についての課題別方針と区内を13地区に区分した地区別の整備方針を明らかにしました。その後、整備方針を補完する「課題別基本計画」を策定して、都市計画やまちづくりをすすめてきましたが、都市計画法の改正や区の新しい基本構想の策定を受けて、平成12年3月に、あらためて法定の都市計画マスタープランを策定しました。
 豊島区都市計画マスタープランは、従来の「豊島区地区別整備方針」の考え方を基本的に継承しつつ「たたき台」を作成した後、広報の発行とアンケートの実施、説明会の開催、公募委員・各種団体選出委員・学識経験者からなる「としまのまちづくりを語る会」での協議などを通じていただいた区民の意見を反映させて修正をおこない、再び「案」として公表したのち、策定したものです。
 このマスタープランに基づいてまちづくりをすすめる期間は、おおむね平成27年(西暦2015年)までの15年間です。なお、都市計画やまちづくりをとりまく状況が大きく変化した場合などには、必要に応じて改定をします。
 都市計画マスタープランと他の計画等の関係を示すと、図表1-11のようになります。

都市計画マスタープランと他の計画等との関係図

(3) 都市計画マスタープランの役割

都市計画マスタープランが果たすべき役割は、次のとおりです。
 a.豊島区を「こんな都市にしたい」という目標や将来像を示す。
 b.都市計画やまちづくりに関する施策を区がすすめる際の基本的な方針を示す。
 c.区民・事業者と区が協働ですすめるまちづくりの基本的な方針を示す。

(4) 市街地整備と都市計画マスタープラン

 豊島区は、全体の6割を占める住宅地と池袋副都心をはじめとする商業業務地などを基本に構成される複合的な都市といえます。そのため、豊島区が都市として持続的に発展していくには、このような居住機能と商業業務機能の均衡ある発展が必要となります。
しかし、その基礎となる都市基盤の整備やオープンスペースの確保は必ずしも十分なものとはいえず、計画的な都市基盤整備が行われた市街地は全体の15%程度に過ぎないのが現実です。
 そのため、豊島区は都市計画マスタープランを策定して、市街地整備の方針を示し、計画的に事業を実施しています。

(5) 都市計画マスタープランにおける目標と将来都市像

目標(標語) 【住み続けたい、活力にあふれる、みんなのまち-豊島区】

  • 基本目標
     「いきいきとした暮らしと身近なコミュニティが息づく定住都市」
     「交流とにぎわいを育む活力都市」
  • 達成目標
     「災害に強い安全・安心な都市」
     「環境と共生する快適な都市」
     「地区の個性が輝く都市」

 上記のまちづくりの目標を実現する、豊島区がめざす将来都市像は以下のとおりです。

 池袋駅とサンシャインシティ周辺の副都心は、鉄道などで東京都心や広域と結び、各駅周辺の商業業務拠点とともに、豊島区の活力を生み出します。
 定住の場となるのは、 区の東部から中央にかけての要所ににぎわう商店街がある親しみやすい住宅地、西部や目白周辺に広がる戸建て住宅を中心にした落ち着いた住宅地、副都心周辺の便利な地区、南北にある産業と共生する地区です。
 幹線道路や鉄道が、内外の多くの人の移動や都市活動を担い、災害に強い安全・安心な都市の骨格となり、活力と定住の都市を支えます。そして新しく生み出された公園や緑地とともに古くからある大学や社寺を生かしたみどりと広場の拠点は、緑道や街路などのネットワークで結ばれ、環境にやさしく、福祉のまちづくりやハートビル法、バリアフリーに関連する法律等に配慮したアメニティ豊かな都市づくりの推進とあいまって、住み続けられる都市を育みます。
 各々の地区では、これらを基本に、まちの個性と特性に応じて、歴史・文化や景観の活用、身近な道路や緑化など住みよい環境づくり、防災まちづくりなど、住民と事業者、行政が協働でまちづくりがすすめられていきます。

(6) 都市計画マスタープランにおけるまちづくりの課題と方針

 都市計画マスタープランで掲げた目標や将来都市像を実現するために、次の6つをまちづくりの課題とし、それぞれ基本的な考え方を掲げ、まちづくりを総合的に推進していきます。

 a.土地利用の適正化
 b.道路網・交通体系の整備
 c.防災性の向上
 d.副都心の整備と産業まちづくりの発展
 e.住環境の維持・向上
 f.みどり・広場の充実と環境との共生

 都市計画マスタープランでめざす目標・将来都市像と課題別まちづくり方針との関係は、次の図のようになります。

マスタープランにおける将来都市像と方針図

このページに関するお問い合わせ

都市整備部 都市計画課 都市計画グループ
電話:03-3981-2397 ファクス:03-5950-0803
Eメールでの問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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