ホーム > 区政情報 > 白書・報告 > 財政課(白書・報告書) > 財政状況のあらまし【令和8年度当初予算、令和7年度予算の現況(令和8年3月現在)】(令和8年6月)

ページID:56904

更新日:2026年6月30日

ここから本文です。

目次

 

財政状況のあらまし【令和8年度当初予算、令和7年度予算の現況(令和8年3月現在)】(令和8年6月)

区の財政状況について

区の財政状況については、「地方自治法」及び「豊島区財政状況の公表に関する条例」に基づき、年2回、6月と12月に公表しています。

今回は、令和8年度予算の概要と令和7年度予算の執行状況(令和8年3月末現在)などについてお知らせします。
※数値については単位未満を四捨五入してあるため、総数と内訳の合計とは一致しない場合があります。

令和8年度当初予算編成方針について

令和8年度当初予算は、令和7年9月時点で、副区長名により全庁へ通達した以下の方針をもとに編成しました。詳細は、区ホームページ内「令和8年度豊島区予算の概要」を参照してください。

令和8年度予算編成について(依命通達)

「豊島区基本構想・基本計画」を実現し、区民が「住み続けたい」と思い、区外の方が「住みたい、訪れたい」と感じる「憧れのまち」を築き上げていくことが、我々の果たすべき役割であり、使命である。

令和6年度の歳入額は、前年度に比べ72億円増となっているものの、ふるさと納税などの不合理な税制改正による財源流出が98億円と、看過できない規模に達しており、令和7年度の流出額に限っては100億円を超えることが見込まれる。歳出では、育児休業を取得する職員の代替や児童相談所設置に伴う行政需要の増加に対応するための職員数の増、会計年度任用職員への勤勉手当支給開始などにより、人件費が上昇している。さらに物価高騰の長期化により、経常的な行政運営経費の増加が顕著となっており、今後の財政運営に大きな影響を及ぼすことが危惧される。

本年3月に策定した「豊島区公共施設更新計画」では、学校改築は20年間、学校を除いた区施設は10年間の更新計画を経費の見通しと併せて示している。学校を始めとした巨額の投資を必要とする改築や、未改築校を対象とした「学校環境整備計画」に加え、新たな「基本構想・基本計画」の実現に向けて、市街地再開発事業や、道路・橋りょう、区営住宅、公園、駐輪場の更新など、今後の財政運営を大きく左右する事業が目白押しとなっており、将来的に投資的経費の増大が見込まれる。

工事費や物価の高騰、人件費や金利の上昇など、区財政を取り巻く環境の不確実性が高まる状況にあっても、老朽化した公共施設の更新や多様化・複雑化する区民ニーズに的確に応え続けることが求められている。

このため本区では、昨年度より各部局長の権限と責任で予算を編成する「枠配分方式」から、すべての事業を集中的に見直す「全件査定方式」に移行した。「全件査定方式」を通じ、既存事業について、必要性・有効性・効率性の観点から見直し、積極的に改善を進めるとともに、区民目線でより効果の高い事業へ再構築する取組みを全庁挙げて推進していくことが必要である。こうした取組みなくして、変化の激しい社会経済状況の下において、区民サービスの向上と持続可能な行財政運営を両立させていくことは困難である。

令和8年度予算は、区民と共に考え、つくり上げた「基本構想・基本計画」策定後、初となる予算編成である。職員一人ひとりが「基本構想・基本計画」に掲げる理念を常に意識し、都度振り返りながら、区民視点で、区民と共に「憧れのまち」の実現に向けた第一歩を歩み出さなければなならない。

 

令和8年度 区民一人当たりの一般会計当初予算額

区民一人当たりに使われるお金(区民一人当たりの一般会計当初予算額):570,833円
これは、区民一人当たりが納める区民税(下記参照)の約4.4倍になります。

特別区民税の負担状況

令和8年度

令和7年度

1人当たり129,934円

1人当たり119,848円

1世帯当たり202,568円

1世帯当たり187,462円

当初予算の対前年度比較

区分

令和8年度

令和7年度

増減

一般会計

1,689億8,605万円

1,705億9,308万円

0.9%減

特別会計

610億2,550万円

603億4,594万円

1.1%増

 

国民健康保険事業会計

298億1,685万円

308億5,224万円

3.4%減

 

後期高齢者医療事業会計

82億2,197万円

75億9,047万円

8.3%増

 

介護保険事業会計

229億8,668万円

219億  323万円

4.9%増

合計

2,300億1,155万円

2,309億3,902万円

0.4%減

令和8年度当初予算を1万円に置き換えると、このような使い道になります

住まいへの支援、高齢者・障害者福祉、生活保護など

2,430円

保育園・児童相談所の運営、児童手当の給付など

2,063円

幼稚園、小・中学校、放課後対策、図書館の運営など

1,032円

まちづくり、防災など

869円

広報、システム、そのほか区役所の運営など 725円

各基金の積立て(貯蓄)

678円

健康づくり、保健所の運営など

378円

環境対策、清掃、リサイクルなど 353円
文化、スポーツなど 349円

道路、自転車対策など

235円

戸籍事務、区民事務所の運営など 175円

借入金の返済

160円

公園・児童遊園、緑化など 158円
区民ひろばの運営など

148円

商工業・観光の振興、勤労者福祉など 111円

税を集めるための事務

83円

区議会の運営

40円

選挙、監査

13円

令和8年度当初予算の内訳

一般会計歳入歳出予算総額1,689億8,605万円

歳入

特別区税

419億4,189万円(24.8%)
特別区民税、軽自動車税、特別区たばこ税、入湯税、狭小住戸集合住宅税

地方消費税交付金

103億6,000万円(6.1%)
地方消費税の一部が区市町村に交付されるもの

特別区

交付金

404億円(23.9%)
都と特別区の役割分担に応じて都区間で配分され、特別区間の行政水準の均衡を図るもの

国・都

支出金

477億5,946万円(28.3%)
国や都から交付される負担金・補助金など

特別区債

37億3,500万円(2.2%)
施設の建設経費などを賄うために国などから借り入れる資金

その他

247億8,970万円(14.7%)
地方譲与税、分担金及び負担金、使用料及び手数料、基金繰入金など

歳出

区民費

141億43万円(8.3%)
戸籍事務、区民事務所・区民ひろば運営など

文化スポーツ費

59億537万円(3.5%)

文化・芸術の振興・スポーツの振興など

産業観光費

18億8,911万円(1.1%)
商店街・中小企業の振興、観光の振興など

環境清掃費

59億7,019万円(3.5%)
環境保全、廃棄物収集、リサイクル推進など

福祉費

343億3,815万円(20.3%)
住まいへの支援、高齢者・障害者福祉、生活保護など

衛生費

63億9,411万円(3.8%)
健康増進施策、保健所の運営など

子ども家庭費

360億3,153万円(21.3%)
保育園・児童相談所の運営、児童手当の給付など

都市整備費

209億3,457万円(12.4%)
まちづくり、区営住宅などの整備・更新、道路・公園の整備、自転車対策、緑化推進など

教育費

163億1,616万円(9.7%)
幼稚園、小・中学校、子どもスキップ、図書館の運営など

その他

271億644万円(16.0%)
防災対策、区役所の運営、議会費、公債費、予備費など

(注釈)カッコ内は、歳入・歳出予算それぞれの構成比

区有財産の状況

(令和8年3月末現在)

有価証券・債権等

5億9,992万円

基金

696億6,411万円

土地

744,429平方メートル

建物

425,895平方メートル

特別区債の状況

各種福祉施設や学校などの大規模な施設を建設するためには、一時的に多額の財源を必要とします。
これらの経費は、その年度の通常の財源でまかなうことが困難であること、また、施設が長期に渡って区民の利用に供されるため、将来の区民にも負担を求めることが公平であることなどを考慮して、国などから長期にわたって資金を借り入れてまかなっています。これを特別区債といいます。

特別区債現在高

(令和8年3月末現在)

 

発行目的

現在高

男女平等推進センター改修

9,500万円

区民ひろば改修

9億4,900万円

中央図書館建設、区民センター改築など

59億679万円

心身障害者福祉センター改修など

3億5,181万円

長崎健康相談所改築、豊島区保健所整備など 6億2,838万円

保育園建設・改修、児童相談所建設など

19億7,590万円

市街地再開発、道路整備、公園整備など

23億 771万円

学校用地買収、学校改築・改修など

85億7,965万円

計

207億9,424万円

令和7年度一般会計予算の執行状況(令和8年3月末現在)

令和7年度の当初予算額は1,705億9,308万円でしたが、その後9回の補正(補正予算額105億9,781万円)を行い、補正後の予算額は1,811億9,090万円となりました。これに令和6年度の繰越明許費50億5,024万円を加えた令和7年度の予算現額は、1,862億4,113万円となります。

歳入

3月末現在、収入額は約1,475億円で、予算現額約1,862億円に対して、79.2%の収入率となっています。出納閉鎖の5月末までには、さらに収入率が高くなります。

 

予算現額

収入額

収入率

特別区税

402億4,740万円

358億7,568万円

89.1%

地方譲与税

4億5,400万円

4億6,058万円

101.4%

地方消費税交付金

93億7,000万円

96億1,987万円

102.7%

特別区交付金

402億88万円

408億667万円

101.5%

国庫支出金

379億6,011万円

302億2,524万円

79.6%

都支出金

190億6,475万円

139億3,247万円

73.1%

繰越金

20億7,021万円

20億7,021万円

100.0%

その他

368億7,380万円

145億1,989万円

39.4%

合計

1,862億4,113万円

1,475億1,061万円

79.2%

歳出

3月末現在、執行額は約1,245億円で、予算現額に対して66.8%の執行率となっています。出納閉鎖の5月末までには、さらに執行率が高くなります。

 

予算現額

執行額

執行率

区民費

173億5,542万円

149億2,569万円

86.0%

文化スポーツ費

51億 951万円

45億8,726万円

89.8%

産業観光費       22億6,745万円      13億8,697万円 61.2%

環境清掃費

57億6,061万円

53億6,972万円

93.2%

福祉費

335億4,845万円

287億5,705万円

85.7%

衛生費

122億8,619万円

45億3,530万円

36.9%

子ども家庭費

374億9,721万円

324億6,610万円

86.6%

都市整備費

305億4,079万円

75億7,082万円

24.8%

教育費

170億6,380万円

133億   700万円

78.0%

その他

248億1,170万円

115億7,875万円

46.7%

合計

1,862億4,113万円

1,244億8,467万円

66.8%

  • 財政調整基金
    年度間の財源の調整を行うことにより、財政の健全な運営を図るための基金です。大幅な税の増収があったときなどに積立を行っています。令和8年3月末の残高は、205億195万円となります。
  • 一時借入金
    財政運営上、一時的に収入と支出が不均衡となり、支払い資金に不足が生じることがあります。この場合、年度内に返済することを条件に、銀行などから短期間、現金を借り入れて財政運営を行います。令和8年3月末現在、一時借入金の借入れはありません。

令和7年度特別会計予算の執行状況(令和8年3月末現在)

特別会計とは、特定の事業を行う場合や、特定の収入を特定の支出に充てるなど、一般の歳入・歳出と区別し、経理を明確にする必要のある場合に設置します。
豊島区には、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療事業会計、介護保険事業会計の3つがあります。

国民健康保険事業会計

歳入

予算現額

収入額

収入率

319億5,858万円

277億569万円

86.7%

歳出

予算現額

執行額

執行率

319億5,858万円

274億6,400万円

85.9%

後期高齢者医療事業会計

歳入

予算現額

収入額

収入率

78億3,276万円

76億7,077万円

97.9%

歳出

予算現額

執行額

執行率

78億3,276万円

75億4,107万円

96.3%

介護保険事業会計

歳入

予算現額

収入額

収入率

231億2,875万円

205億350万円

88.6%

歳出

予算現額

執行額

執行率

231億2,875万円

203億8,696万円

88.1%

お問い合わせ

財政課財政計画グループ

電話番号:03-4566-2521