===== P10-11 ===== トキワ荘 マンガミュージアム 3月22日オープン! ※3月22日(日)の一般入場は午後1時からです。 南長崎花咲公園内にトキワ荘マンガミュージアムがオープンします。外観だけでなく、マンガ家たちがかつて過ごした部屋の佇(たたず)まいも貴重な資料をもとに忠実に再現しています。 [問い合わせ]文化観光課マンガの聖地としまミュージアムグループ電話5992-7018 日本のマンガ文化の源泉「トキワ荘」 日本のマンガ史にその名を残すトキワ荘。昭和27(1952)年に豊島区椎名町(現・南長崎)に建てられた木造2階建てのこのアパートには、昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らしていました。彼らが切磋琢磨(せっさたくま)して取り組んでいた「マンガ」は、のちに日本を代表する文化にまで発展を遂げました。建物は昭和57(1982)年に老朽化のため解体されますが、その跡地は「マンガの聖地」として今でも多くのファンが訪れています。 南長崎2丁目にある「トキワ荘通りお休み処」ではトキワ荘にちなんだ展示だけでなく、おみやげの販売も行っています。 2階には寺田ヒロオの再現部屋やトキワ荘の再現模型などが展示されています。 マンガ家が住んでいた当時の姿に近づけるため、写真や当時を知る人からの聞き取りを行い、トキワ荘を細部まで調査し、再現しました。 細部まで徹底して再現! 色のこだわり 当時の写真は白黒が多く、詳細な色が分かりませんでした。屋根や外壁の色は、いくつかの候補の中からトキワ荘に住んでいたマンガ家の先生たちに確認して決めました。 計算された「トキワ荘らしさ」 新築のきれいな状態のトキワ荘の外壁や内装をあえて汚す演出を行いました。これにより築10年の使い込まれたトキワ荘を再現しています。 建物以外にも注目 当時、アパートへ続く小道の入り口に、「トキワ荘」と書かれた看板が立っていました。また、近くにはマンガ家がよく使用した電話ボックスがありました。これらもミュージアムのエントランス前に再現しています。 楽しい展示がいっぱい 1階 マンガラウンジは、トキワ荘ゆかりのマンガ家の著作を自由に読むことができるスペースです。マンガ家のインタビュー映像やマンガ年表で歴史を知ることもできます。また、企画展示室では、トキワ荘のみならず現代のマンガなども幅広く紹介する展示やイベントを行います。 2階 木造アパートのトキワ荘をリアルに体験できるフロア。調査に基づき忠実に再現しました。廊下の両側には4畳半の居室が並んでいます。再現されたマンガ家の部屋は必見!このほかマンガ家になりきって撮影できる部屋や体験プログラムなど、マンガ家の暮らしを追体験できます。トキワ荘の暮らしの様子を多角的に解説する展示も。 アクセス 都営大江戸線落合南長崎駅下車徒歩5分 西武池袋線東長崎駅下車徒歩10分 西武池袋線椎名町駅下車徒歩15分 区立トキワ荘マンガミュージアム-info- 所在…南長崎3-9-22(南長崎花咲公園内) 開館時間…午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館日…毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間。 ※3月23日(月)は開館します。 入館料…無料(企画展は有料の場合あり) 当ミュージアムプレサイトでも、施設の詳細を お知らせしています。ぜひアクセスしてください。 ●開館記念企画展「みんなのトキワ荘」 3月22日(日)〜6月28日(日) トキワ荘の再現にご協力いただいた4人のマンガ家の作品資料のほか、マンガ家から頂いたお祝いの色紙や区所蔵のトキワ荘ゆかりの資料を展示します。 「トキワ荘関連施設整備寄附金」にご協力ください。寄附金は施設の整備・運営費用に充てます。寄附の方法など詳細は区ホームページで確認してください。