===== P2-3 ===== 環境 × SDGS 見直そう! プラスチックの使い捨て 私たちの生活に欠かせないプラスチック。 何気なく暮らしている中で、知らないうちに環境が汚染され続け、わたしたちの体にも影響が……。 今、プラスチックのあり方を見直して、わたしたちにできることをしてみませんか。 [問い合わせ]ごみ減量推進課プラスチック分別収集準備グループ電話3981−1320 Q 今までに世界で廃棄されたプラスチック量は? 1950年以降生産された量 約83億トン うち廃棄された量 約63億トン 2050年までの 廃棄量 約120億トン (予測) 現状のペースでいくと、自然環境に大きな影響がでます。 Q プラスチックからCO2はどのくらい出るの? 原油の採掘→流通→製造→消費→処分の段階で排出されるCO2量の合計はプラスチック1kgあたり5kg程度。 都内の家庭・オフィスビルから排出されるプラスチック約80万トンのうち、約70万トンが焼却され、約145万トンのCO2が発生します。 Q わたしたちにも影響はあるの? ポイ捨てなどにより海に流出したプラスチックが、環境へ与える影響が世界的に課題となっています。 ●海の生き物が食べてしまい、消化できず死んでしまいます。 ●マイクロプラスチック→プランクトン→小型の魚→大型の魚→人が食べるといった食物連鎖の中で化学物質が濃縮されます。 人体に影響を及ぼす恐れも… Q プラスチックを資源に変えたら? 区内の家庭から出るプラスチックを 全て資源として回収・リサイクルした場合 燃やすごみ約1,827トン 資源 約2,498トンCO2 削減 ※削減量などは令和6年の推計人口をもとに試算。 東京ドーム60個分の森林面積が1年間に吸収する量 わたしたちにできること 使い捨てプラスチックを削減しよう 家庭で過ごす時間が長くなることで、宅配サービスやテイクアウトによるプラスチック製容器を利用する機会が増えています。 ●マイスプーンなどを使用し、店頭でフォークやスプーンをもらわないようにしよう。 ●買い物にはマイバッグを使おう。 ●水分補給にはマイボトルを使おう。 繰り返し使える商品を使おう ●洗剤などは詰め替え用を買おう。 ●保存容器や洗えるラップなどを積極的に使おう。 ●パーティーやイベントなどではリユース食器を使おう。 買うときには環境ラベルを探そう 環境ラベルとは、商品やサービスがどのように環境負荷を低減しているか教えてくれるマークや目じるしのことです。 ●商品を選ぶときには、環境ラベルがついているか見てみよう。 ●価格だけではなく、リサイクルのしやすさや環境のことを考えて、商品を選ぼう。 環境にやさしい生活ができるね エコマーク 環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられるマーク。ペットボトルから再生された繊維や、衣類や文房具などの原料として使用した商品につけられています。 PETボトルリサイクル推奨マーク ペットボトルのリサイクル品を使用した商品につけられるマーク。作業服・制服などの衣類、文房具などにつけられています。 バイオマスマーク 生物由来の資源(バイオマス)を原料として、品質や安全性が法令などの基準に適合した商品につけられるマーク。プラスチック製品などにつけられています。 環境ラベルや買い物のポイントはほかにもたくさんあります。区ホームページでも紹介していますので、ぜひ活用してください。 豊島区はSDGs未来都市としてリサイクルを進めます ●令和4年4月「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。 ●区市町村はプラスチックを資源として回収し、回収したプラスチックは燃やさず、リサイクルすることが求められています。 ●豊島区はSDGs未来都市として、プラスチック分別収集の導入に向け、令和4年度中にモデル事業実施に向けた準備を進めていきます。 【こんな商品に生まれ変わります】 ペットボトルから ペットボトル 卵パック 洗剤用ボトル ユニフォーム プラスチック製容器包装から プランター プラスチック板 マンホール蓋 新たなプラスチックの分別ルール(案) [表] 現行 資 源 ●白色トレー ●プラスチック製ボトル容器 燃やすごみ ●プラスチック容器包装 マークのついた容器と包装 レジ袋 菓子袋 卵のパック 緩衝材 ●製品プラスチック 洗面器 ブロック プラ製ハンガー 使い捨てフォーク・ナイフなど 新分別ルール(案) 資源 素材が全てプラスチックでできている製品を一つの袋にまとめて出す 6月は環境月間です 昭和47年に開催された国連人間環境会議を記念して、6月5日を「世界環境デー」と定め、日本ではその日を「環境の日」、6月を「環境月間」としています。 環境月間パネル展 6月29日(水)まで 区役所本庁舎4階 クールチョイスは温室効果ガス削減のため、日常生活の中で賢い選択をしていこうという取組みです。私たち一人ひとりが地球温暖化対策を実践していきましょう。 親子でエコライフを学ぼう! ▲すごろく遊びで楽しみながらエコライフが学べる「クール・チョイスすごろく」は区役所本庁舎6階環境政策課で配布しています。環境月間パネル展でも紹介しています。 [問い合わせ]環境政策課事業グループ電話3981−2771 2050年 温室効果ガス排出量実質ゼロに向けて 区では、「2050としまゼロカーボン戦略」を策定中です(2030年度削減目標△50%〈2013年度比〉)。4つのアクションとして区が行っていくこと、区民の方・事業者の方ができることをそれぞれ進めていき、「オールとしま」で達成を目指します! 4つのアクション アクション1 環境にやさしいエネルギーの利用促進と省エネルギー化の推進 アクション2 未来へ向けたライフスタイルの転換 アクション3 資源循環・3Rの推進 アクション4 区の率先行動 [問い合わせ]環境政策課環境計画グループ電話3981−1597