===== P4-5 ===== 令和4年度 予算重点事業 一般会計当初予算は、過去2番目の予算規模を計上し、事業費は当初予算で過去最大の 936億円となりました。区制施行90周年を迎える区の今年度の重点事業を紹介します。 一般会計歳入歳出予算総額▼1,357億9,170万円(前年度比4.3%増) 特別会計歳入歳出予算総額▼565億748万円(前年度比2.1%増) 新型コロナウイルス感染症対策事業 ●新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業…25億7,059万円(拡充) スピード感のあるワクチン3回目接種を実施 豊島区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)との連携による、集団接種、個別接種の体制、さらに毎日接種・夜間接種・予約不要接種など区民のニーズに合わせた3回目接種を実現。2回目接種日から6か月以降に接種できます。 集団接種 ●としまセンタースクエア…毎日開設(一部曜日で夜間開設) ●豊島清掃事務所…週5日開設 ●旧朝日中学校…週5日開設 ●池袋保健所…週3日開設(夜間)に加え第1・4日曜日に5〜11歳への接種 個別接種 ●区内の病院・クリニック(200か所超) ●3月から5〜11歳へ接種開始 ●新型コロナウイルスワクチン職域接種(3回目接種)…423万円(新規)  5月下旬から、職員とその家族、外郭団体、委託先にも拡大して接種を実施。 SDGs推進事業 誰一人取り残さない豊島区の未来へ 全国で初めて自治体独自の「こども未来国連」を実施します。子どもたちがSDGsの視点で豊島区の未来を考え、来年3月実施予定の「こども未来国連会議」で、子どもたちが描いた「としま未来図」を世界に向けて発信します。また、ひきこもり支援、ゼロカーボンシティに向けた取組みをさらに強化していきます。 ●SDGs達成の担い手育成事業経費…1億円(令和3・4年度) ●「豊島区こども未来国連」関連事業…200万円(新規) ●生きづらさ支援員体制強化事業(ひきこもり支援)…1,504万円(新規) ●プラスチック分別収集モデル事業…1,415万円(拡充) ●としま“まちキレイ”プロジェクト…70万円(拡充) ●「いのちの森」記念植樹2022…141万円(拡充) [キャプション] ▼令和3年「こども未来国連会議」の様子 ▼としま“まちキレイ”プロジェクトロゴ ▼ごみ拾い SNS「ピリカ」導入 デジタル化推進事業 デジタル化で「来庁不要の区役所」を推進 情報システムの標準化を図るとともに申請や支払い業務などでオンラインの活用を推進します。 ●税証明書、住民票の写し、戸籍等の電子申請…176万円(新規) ●後期高齢者医療保険料電子マネー納付等の導入…806万円(拡充)     ●介護保険料電子マネー納付の導入…791万円(拡充)  ●標準システム導入支援事業…3,715万円(新規) 池袋の都市再生 ウォーカブルなまちづくり 4つの公園を核として自然豊かな関係性を創出しつつ、東口のグリーン大通り、池袋駅東西連絡通路(北・南デッキ)、西口のアゼリア通り、さらに立教通りをつなげる大規模な歩行者空間の整備により、エリア全体の回遊性を向上させます。 [地図入る] 2030年に向けた中長期的なテーマ 文化を基軸としたまちづくり 豊島区の歴史・文化を次世代へ 昭和20年代に建設された戦後マーケット「味楽百貨店(みらくひゃっかてん)」を活用して、昭和の雰囲気が感じられる文化施設「(仮称)昭和歴史文化記念館」を整備します。トキワ荘マンガミュージアムと連携し、昭和の歴史・文化を次世代に継承します。 ●郷土資料館 区制90周年記念 大特別展…2,000万円(拡充) ●(仮称)昭和歴史文化記念館の整備(味楽百貨店整備・活用事業)…1億40万円(新規) ●(仮称)昭和歴史文化記念館特別企画展…2,100万円(新規) ●TOSHIMA STAND UP!  CLASSIC FESTIVAL '22の開催… 2,000万円(新規) ●音楽によるまちづくり推進事業…1,150万円(新規) ●旧第十中学校跡地野外スポーツ施設の整備…672万円 [地図入る] 子どもと女性にやさしいまちづくり 児童相談所と母子保健の専門機関を併設 新たに開設する児童相談所は、妊娠・出産から子育てに至るまでのあらゆる相談に対応できる、地域に開かれた施設です。また、困難や不安を抱えた若年女性を支援するための「すずらんスマイルプロジェクト」をすすめていきます。 ●長崎健康相談所・児童相談所の整備…11億7,981万円 ●LINE活用等による子ども若者総合相談事業の拡充…839万円(新規) ●若年女性つながりサポート事業…501万円(拡充) ●池袋第一小学校の改築…32億5,933万円 ●旧平和小学校 複合施設整備リース契約額…26億6,200万円(リース支出期間 令和5〜10年度予定) [キャプション] ▼児童相談所・長崎健康相談所イメージ ▼児童相談所内観イメージ 高齢者にやさしいまちづくり 早期の対策でフレイル予防 栄養・運動・社会参加の3つを柱にリハビリの専門職による運動プログラムを提供する「短期集中通所型サービス」、フレイル予防の講座・講演会の実施など、様々な支援をします。 ●介護予防センターでのだれでも食堂の実施事業…67万円(拡充) ●短期集中通所型サービス(通所型サービスC)…337万円(拡充) ●フレイル予防でいきいき100歳…70万円(拡充)  さらに安全・安心なまちづくり 景観を活かした整備で、まちの魅力を高める 防災力の強化・景観の向上・快適な歩行空間創出のため、無電柱化を推進します。さらに、池袋駅北口前公衆トイレの改修により、池袋のさらなるイメージアップを図ります。 ●立教通り整備事業(無電柱化)…4億2,056万円 ●巣鴨地蔵通り景観整備事業(無電柱化)…3億6,400万円 ●池袋駅北口前公衆トイレの改修事業経費…6,800万円  (内:令和3年度予算からの繰越額…3,300万円) [キャプション] ▼整備後の立教通りイメージ ▼池袋駅北口前公衆トイレ (ウイ・トピア)改修イメージ