===== P4-5 ===== みんなおいでよ 豊島区制90周年 にぎやかな公共図書館 フェスティバル 図書館ってどんなところ?「調べ物をするところ」「本を借りるところ」「おはなし会で物語に触れるところ」…。区制施行90周年を迎えた豊島区は、多くの人に身近な場所で、多くの人に利用される「にぎやかな公共図書館」を皆さんと一緒につくりあげていきます。この夏、図書館の“学ぶ・楽しむ・分かち合う”のワクワクな循環(わ)をひとつに集めたフェスティバルを開催します。 [問い合わせ]中央図書館電話3983−7861 協力…(株)ケイ・ブックス(執事喫茶Swallowtail)、(株)サンシャインシティ、 (株)三省堂、りんごプロジェクト/NPO法人ピープルデザイン研究所、 レイチェル・カーソン日本協会関東フォーラム 7月27日(水)・28日(木) 午前10時〜午後8時 会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) ※手話通訳付き フェスティバルの詳細・各プログラムの対象・申込み方法 は、図書館ホームページ参照か問い合わせてください。 フェスティバルと図書館をつなぐスタンプラリーもあります。 にぎやかなおはなし会 乳幼児からおとなまで、手話でも楽しめる読み聞かせやブックトーク、朗読をお届けします。読み聞かせボランティアの皆さんも参加! 7月27日(水) ●午前10時〜10時20分(0〜2歳向け) ●午前10時20分〜10時50分(3歳〜小学校低学年向け) ●午後4時〜4時40分(手話を学びながら) 7月28日(木) ●午前11時30分〜正午(3歳〜小学校低学年向け) ●午後4時〜4時30分(中学生・高校生向け) 16ミリフィルム 上映会 かつて区立図書館では16ミリフィルムと映写機の貸出をしていました。区制90周年を記念して、この2日間限りのフィルム上映会をします。デジタルで楽しめる時代に、フィルムの映像で“懐かしさ”や“新たな気づき”を楽しんでください。 7月27日(水) ●午前11時〜11時40分(子ども向け) ●午後1時30分〜2時30分  (「豊島の風土を訪ねて」学芸員の解説付き) ●午後7〜8時(おとな向け) 7月28日(木) ●午前11時〜11時30分(子ども向け)  執事喫茶 Swallowtailのおはなし会 申込み抽選 7月28日(木) 午後7〜8時 区内にある執事喫茶Swallowtailの執事・フットマン達による読み聞かせや朗読、本と図書館にまつわるトークショーを開催します。 執事喫茶 Swallowtail執事 伊織さんに聞く 「にぎやかな公共図書館」 人の数や音であふれるばかりがにぎやかさではありません。図書館のにぎやかさとは「ごった返したおもちゃ箱」のそれと同じものだとわたくしは考えます。図書館にあふれる本こそが幼いわたくしにとってはおもちゃでした。ドールハウス、巨大ロボット、世界の料理に民族衣装、手品に野球にお姫様、恐竜もピアノも宇宙ロケットも思いつく限りのおもちゃが棚に並んでます。なんとにぎやかなおもちゃ箱でしょう!本に描かれたロケットに乗れなくても料理の味を知らなくても、友人と想像しあうことが楽しかったことを覚えています。本当のおもちゃは想像力です。図書館には想像力を刺激してくれる本が何万とあります。難しいから読めないとも、赤ちゃん向けの本はもう読むべきではないと止められることもありません。図書館は自由に本を与えてくれます。無尽蔵(むじんぞう)の想像力によってどこまでもにぎやかになれる場所、それこそがわたくしにとっての図書館なのです。 電子書籍を読んでみよう 自宅に居ながらスマホ・パソコンなどでたくさんの書籍を検索・閲覧できるTRC豊島電子図書館をご存じですか?電子雑誌読み放題サービスや親子で楽しめる児童書人気シリーズ読み放題パックを新たに開始しました。詳細は、TRC豊島電子図書館ホームページ参照。  深谷圭助先生といっしょに 「辞書引き学習」を体験しよう! 申込み抽選 7月28日(木) ●ワークショップ…午前10時〜11時30分 ●講演会…午後2時〜3時30分 子どもが自ら調べ、自ら学ぶ習慣と能力を身につけ、子どもの可能性を最大 限に引きだす画期的学習法、それが「辞書引き学習法」です。開発者の 深谷圭助氏を講師にお招きし、開催します。 【講師/深谷圭助氏】中部大学現代教育学部教授。中部大学現代教育学研究所所長。 非営利活動法人こども・ことば研究所理事長。協力…(株)三省堂 三省堂が考える「にぎやかな公共図書館」 (株)三省堂 執行役員辞書出版部部長 山本康一さん  本は、それを手に取る誰にでも、その知識や情報を惜しみなく与えてくれます。このまたとない贈り物を受け取るために必ず必要な道具があります。それは、「言葉」です。 ひとつひとつ言葉を覚え、一字一字文字を獲得していくことで、やがてどんな本でも読めるようになるでしょう。辞書は、この言葉と文字を覚え、獲得するための道具です。 図書館には、多くの本と多くの辞書があります。本のなかの言葉に困ったら、ぜひ辞書を開いてみてください。ひとつの辞書で探せなかった言葉も、他の辞書を見れば必ず見つかります。 多くの辞書が図書館の多くの本の理解を助け、多くの人に読まれること、それが三省堂の考える「にぎやかな公共図書館」です。 「にぎやかな公共図書館」展示 区制90周年にちなんだ内容や、一緒にフェスティバルをつくりあげてくださる企業や団体の皆さんによる展示や体験コーナーがあります。点字図書館ひかり文庫ボランティアによる点字体験も! 「りんごプロジェクト」アクセシブルな図書の体験展示・レクチャー (協力…りんごプロジェクト/NPO法人ピープルデザイン研究所) ●体験展示…7月27日(水)・28日(木) 午前11時30分〜午後5時 ●レクチャー…7月27日(水) 午後2時50分〜3時30分 りんごプロジェクトと「にぎやかな公共図書館」 NPO法人ピープルデザイン研究所理事 古市理代さん  公共図書館は市民の財産としてあらゆる人が利用することができます。私たち「りんごプロジェクト」はそんな誰もが利用できる図書館がもっと“にぎやかな図書館”になるよう、ふだん利用しづらいと感じている人たちにも利用してもらえるようワークショップを通じて啓発活動をしています。世の中には紙に書かれた本が読みづらい人がたくさんいます。そしてそんな人たちも読書の機会が失われないように耳で聞く本やページをめくらなくていい本など多様な本がたくさんあります。今年の夏は今まで出会ったことのない本に出会えるチャンスです。ぜひ会場にお越しいただき新しい体験をお楽しみください。 「サンシャインシティ 絵本の森」が「にぎやかな公共図書館」にいくよ! (株)サンシャインシティ コミュニケーション部 近藤千咲さん 「にぎやかな公共図書館」の構想を伺った際、様々な方を受け入れてくれるあたたかくて思い出に残るような図書館、そんな印象をもちました。サンシャインシティで開催中の「サンシャインシティ 絵本の森」も、ファミリーがいつでも安心して居心地よく過ごせる施設になるための企画です。今回、その中の取組みである“絵本のひろば”ほか、サンシャインシティ内に実際に設置している“自由に読める絵本棚”を、期間限定であうるすぽっとへ設置いたします。サンシャインシティ店舗スタッフイチオシの絵本が揃っていますので、にぎやかな公共図書館の一部として、絵本を通じてゆっくり家族だんらんの時間を過ごしていただけたらと思います。