===== P2-3 ===== 90周年 TOSHIMA 90th anniversary 令和4年10月1日、豊島区は90周年を迎えました。 90周年事業に取り組む区民や企業の皆さんが、思い思いの活動を通じて、人とつながる喜びやまちへの愛着、期待感などを熱く語ってくれました。 WE ROAD ウイロード やさしさでまちを彩る 令和元年に植田志保さんの手によって改修されたウイロード。数年が経った今でも美しく保っているのは、区民の皆さんの清掃のおかげです。今回はその様子をお伝えします。 [問い合わせ]道路整備課橋梁設計グループ  電話4566−2685 清掃ボランティアの中心メンバーは、NPO法人ゼファー池袋まちづくりの皆さんです。まちづくり活動や地域の安全確保の活動を行っている団体で、令和2年から毎週水曜日に欠かさずウイロードの清掃を行っています。 [キャプション] 細かい部分も見逃しません きょうだいで清掃事業に参加! 水を流してから磨きます NPO法人 ゼファー池袋まちづくり 石森 宏さん  清掃事業を始めたきっかけは、植田さんが寒い中作業をしていたのを見て、お手伝いをしたいと思ったことです。当時は2人で取り組んでいましたが、続けていくうちに段々と人が集まるようになってきました。大変そうとよく言われますが、ちっとも苦だとは思わないですね。ウイロードの中にいる時は、ここに沁み込んでいる歴史やパワーを感じることができて、元気が出ます。ここに刻まれた歴史から、未来へ向かう象徴的な場所になってほしいです。このまちが、進化し続けると同時にやさしさを持ち合わせた、皆さんの居場所のようなまちになればうれしいです。 WE TOPIA ウイトピア アート作品のような公衆トイレ!? 設置から27年がたち老朽化した、池袋駅北口前公衆トイレ。暗くて怖い、女性が入りづらいといったイメージが一新され、「新しい北口のシンボル」に生まれ変わりました。外観からは公衆トイレとは想像もできない「ウイトピア」。デザインはウイロードを手掛けた植田志保さんが担当。建物上部に飾られる「ひかりの羽」は一つひとつ区民の皆さんも一緒にロープを編んで制作しました。ウイトピアの全貌は現地で直接ご覧ください! [問い合わせ]公園緑地課緑化推進グループ  電話3981−4940 Message 植田志保さん ウイトピアのテーマは、「希望を迎えに行く」。ひかりの羽の制作では、編むという行為で「絆」や「つながり」、「出合い」を表現しました。皆さんの心に残って、元気と勇気などを感じてもらえる場所になってほしいです。 [キャプション] ▲取り付け前のひかりの羽 ロープ編み参加者の声 一から作ったため、完成した時は感動しました。 どんどんできあがる様子から目が離せなくて何度も参加しました。 得意とする分野で自分が求められる喜びを感じました。