2−3面テキスト 広報としま情報版 令和5年(2023年) 3月1日号 No.2010 豊島区役所 電話 3981−1111(代表) 〒171-8422 豊島区南池袋2−45−1 問は[問い合わせ先]、申は[申し込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、フリーダイヤルは[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。(注釈)費用の記載がない事業は無料です。 新型コロナウイルスワクチン 早期の接種を検討してください (注釈)令和5年2月20日時点の情報です。 【重要】オミクロン株対応ワクチンの接種は、BA.1対応型またはBA.4‐5対応型のいずれか1人「1回のみ」です。  (例)オミクロン株対応ワクチンで3回目接種を受けたかたは、4回目接種はできません。 集団接種会場一覧(令和5年3月) 施設名 豊島区役所本庁舎1階 としまセンタースクエア(南池袋2‐45‐1) 使用ワクチン ファイザー(BA.4‐5対応型) 対象者 3から5回目(12歳以上) 開設日 月曜日から金曜日まで・日曜日(7・28日を除く) 予約なし接種(注釈) ○(豊島区民のみ) 施設名 豊島区役所本庁舎1階 としまセンタースクエア(南池袋2‐45‐1) 使用ワクチン モデルナ(BA.4‐5対応型) 対象者 3から5回目(12歳以上) 開設日 土曜日 予約なし接種(注釈) ○(豊島区民のみ) 施設名 豊島区役所本庁舎1階 としまセンタースクエア(南池袋2‐45‐1) 使用ワクチン ファイザー(従来型) 対象者 1・2回目(12歳以上) 開設日 7・28日 予約なし接種(注釈) ○(どなたでも可) 施設名 池袋保健所(東池袋4‐42‐16) 使用ワクチン ファイザー(小児用) 対象者 1・2回目(5から11歳) 開設日 5・26日 予約なし接種(注釈) 要予約 (注釈)受付時間…午前10から11時まで、午後1時30分から2時30分まで、午後3時30分から4時30分まで、午後6時30分から8時まで 集団接種予約・問い合わせはこちら 豊島区新型コロナウイルスワクチンコールセンターフリーダイヤル0120‐567‐153(午前9時から午後6時まで 土曜日・日曜日、祝日も開設) 感染による発熱の相談は東京都発熱相談センターへ(24時間対応) 【症状相談など】東京都発熱相談センター(看護師・保健師が対応) 電話 6258‐5780 5320‐4592 5320‐4551 5320‐4411 【医療機関案内】医療機関案内専用ダイヤル(一般オペレーターが対応) 電話 5320‐4327 5320‐5971 5320‐7030 新型コロナウイルスについての一般相談先、発熱外来案内先、陽性者の療養の流れ 出産・子育て応援事業を開始します  国の「出産・子育て応援交付金」を活用し、妊娠届と出生届提出後に各5万円相当、計10万円分のクーポン券を支給します。 ◇対象…令和4年4月1日以降に「出産したかた・妊娠届を提出したかた」 対象者へ順次申請書とアンケートを送付します。令和5年3月1日以降に妊娠届を提出したかたは「ゆりかご面接」時に、出生届を提出したかたは「赤ちゃん訪問」時に申請書を渡します。 お問い合わせ 健康推進課管理・事業グループ電話 3987‐4173 令和5年度予算(案)がまとまりました  令和5年度の一般会計当初予算規模は1,361億5,079万円で、対前年度比3億5,909万円の増、0.3%のプラスとなりました。  また、特別会計を含めた予算規模は1,961億6,690万円で、前年度に比べ38億6,772万円の増、2.0%のプラスとなっています。  なお、この予算案は、現在開会中の議会で審議されています。 お問い合わせ 財政計画グループ電話 4566‐2521 ◆令和5年度会計別予算◆ 区分 一般会計 令和5年度 1,361億5,079万円 令和4年度 1,357億9,170万円 増減 0.3%増 区分 特別会計 令和5年度 600億1,611万円 令和4年度 565億748万円 増減 6.2%増 区分 国民健康保険事業会計 令和5年度 317億6,823万円 令和4年度 285億8,117万円 増減 11.2%増 区分 後期高齢者医療事業会計 令和5年度 69億5,492万円 令和4年度 67億5,897万円 増減 2.9%増 区分 介護保険事業会計 令和5年度 212億9,297万円 令和4年度 211億6,734万円 増減 0.6%増 区分 合計 令和5年度 1,961億6,690万円 令和4年度 1,922億9,918万円 増減 2.0%増 ●閲覧できます  予算(案)の概要は、行政情報コーナー、区ホームページで閲覧できます。 令和5年度予算(案) (注釈)( )内は、歳入・歳出予算それぞれの構成比。  数値については、単位未満を四捨五入しているため、総数と内訳の合計が一致しない場合があります。 一般会計歳入 歳出予算総額 1,361億5,079万円 歳入 特別区税 367億8,238万円(27.0%) 特別区民税、軽自動車税、特別区たばこ税、入湯税、狭小住戸集合住宅税 地方消費税交付金 83億円(6.1%) 地方消費税の一部が区市町村に交付されるもの 特別区交付金 336億円(24.7%) 都と特別区の役割分担に応じて都区間で配分され、特別区間の行政水準の均衡を図るもの 国・都支出金 380億455万円(27.9%) 国や都から交付を受ける負担金・補助金など 特別区債 21億9,300万円(1.6%) 施設の建設経費を賄うために国などから借り入れる資金 その他 172億7,086万円(12.7%) 地方譲与税、利子割交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料、基金繰入金など 歳出 区民費 132億1,011万円(9.7%) 戸籍事務、区民事務所運営など 文化商工費 60億197万円(4.4%) 文化・芸術、商店街・中小企業の振興、図書館の運営など 環境清掃費 52億4,920万円(3.9%) 環境保全、廃棄物収集、リサイクル推進など 福祉費 323億5,132万円(23.8%) 高齢者・障害者福祉、生活保護など 衛生費 50億5,055万円(3.7%) 各種健康対策、保健所の運営など 子ども家庭費 301億1,302万円(22.1%) 保育園の運営、児童手当の給付など 都市整備費 176億5,010万円(13.0%) まちづくり、区営・区立住宅の管理運営、道路・公園の整備、自転車対策、緑化推進など 教育費 102億637万円(7.5%) 幼稚園、小・中学校、子どもスキップの運営など その他 163億1,815万円(12.0%) 防災対策、区役所の運営、議会費、公債費、予備費など 令和5年度予算を1万円に置き換えると、このような使い道になります 高齢者・障害者福祉、生活保護など 2,906円 保育園の運営、児童手当の給付など 2,138円 幼稚園、小・中学校、放課後対策(子どもスキップ)など 822円 まちづくり、防災など 809円 広報、電算、その他区役所の運営など 690円 環境対策、清掃、リサイクルなど 386円 健康づくり、保健所の運営など 371円 道路、自転車対策など 338円 文化、スポーツ、図書館など 315円 各基金の積立て(貯蓄) 283円 区民ひろばの運営など 173円 戸籍事務、区民事務所の運営など 169円 公園・児童遊園、緑化など 168円 借入金の返済 136円 商工業・観光の振興、勤労者福祉など 125円 税を集めるため 97円 区議会の運営 47円 選挙・監査 27円 ●令和5年度予算重点事業は「広報としま令和5年4月1日号(特集版)」に掲載します。 スプリングフェスタ 令和5年3月5日(日曜日) 午後2から4時まで 千早地域文化創造館◇ミニコンサート、マルシェ、バザー◇幼児から小学校低学年の子どもと保護者申し込み 「ママさんの交換会」のみ2次元コードから申し込み。お問い合わせ Sassily 有里電話 080‐2597‐4650 区制90周年記念事業 ソメイヨシノの故郷 旧染井村を訪ねるお花見ツアー  令和5年3月25日(土曜日) 午前10時から正午まで JR駒込駅北口交番裏染井吉野桜記念公園集合、巣鴨とげぬき地蔵尊高岩寺解散◇地元ボランティアガイドが案内◇25名◇300円申し込み 往復はがき(4面記入例参照。参加者全員の氏名・年齢も記入)で令和5年3月18日(必着)までに「〒170‐0003 豊島区駒込2‐2‐2 駒込地域文化創造館『としま案内人駒込・巣鴨』ツアー係」へ。2次元コードから申し込みも可(注釈)先着順。 お問い合わせ 当団体 オガワ電話 090‐1456‐1833 令和5年第一回区議会定例会招集あいさつ 令和5年2月8日、高野区長の代理で齊藤副区長が行った、招集あいさつの抜粋・要約です。 1.令和5年度の基本的な方向性  令和5年度は、次なる100周年に向けた第一歩として「4つの重点テーマ」を掲げました。その第一は、区民生活を支える「福祉・健康・教育の充実」、第二は、持続可能なまちづくりをさらに加速させる「SDGsの推進」、第三は、区民サービスと組織の生産性向上に向けた「デジタル化の推進」、第四に、人が主役のウォーカブルな「池袋の都市再生」を位置づけました。 2.令和5年度当初予算案  一般会計と3特別会計を合わせた令和5年度当初予算額は、前年度に比べ38億6,800万円の増となる1,961億6,700万円となりました。一般会計予算は前年度比3億5,900万円増となる1,361億5,100万円と、過去2番目の予算規模となっています。歳出のうち、区民生活の支えとなる扶助費については、過去最大規模であった令和4年度当初から、さらに8億円の増となる420億円を計上しました。これは待機児童対策の充実による私立保育所運営経費や、児童相談所設置市事務にかかる経費の増加が主な要因です。新規拡充事業における一般事業238事業、41億円のうち「福祉、健康・保健、子育て、教育」の分野に、全体の約半分を占める112事業、21億円を充てています。歳入では、特別区民税、特別区財政調整交付金、地方消費税交付金の3大基幹歳入について、令和4年度当初予算額から合計で56億円の増を計上しています。 3.区民生活を支える拠点づくり  令和5年度に竣工予定の西部区民事務所等複合施設は、西部地域の学校改築を進めるための仮校舎「学び舎ぴいす」を併設し、令和6年4月から千川中学校の仮校舎として運用します。西部区民事務所、西部高齢者総合相談センター、西部障害支援センターの3施設は、施設全体の完成に先立ち今年10月にオープンを予定しています。千早図書館および千早地域文化創造館は、それぞれ現在の場所で、新たな施設として改築整備する方針としました。また、区立小学校では、児童数の増加に対応する高南小学校の別棟が令和5年度に完成し、教室や子どもスキップ、高南保育園の仮園舎として使用します。 4.福祉・健康・教育の充実(2023重点テーマ1)  高齢者への補聴器購入費に対する助成の拡充をはじめ、高齢者や障害をお持ちのかたへの紙おむつ購入費等の助成額の引き上げなど、福祉施策の充実を図ります。令和8年度には、健康づくりの拠点となる新・池袋保健所の開設を予定しています。新たな保健所では、がん対策などの機能強化のほか、女性の健康支援をはじめとする「健康センター」機能を拡充し、気軽に健康チェックや相談ができる窓口を開設します。令和5年2月1日に豊島区児童相談所がオープンしました。様々な課題を抱える子ども一人ひとりと向き合いながら、施設を運営していきます。 5.SDGsの推進(2023重点テーマ2)  今回の「SDGs先進度調査」の全国総合ランキングでは前回の18位から9位へと大きく躍進しました。地域に根差した全小・中学校によるSDGsの取組みに加え、ひきこもり対策の充実、ゼロカーボンの目玉となる「プラスチック資源回収事業」の全域実施など、着実にSDGsの実現に向けた取組みを推進していきます。 6.デジタル化の推進(2023重点テーマ3)  各種行政手続きの電子申請の拡充、区独自のひきこもり相談や「ゆりかご面接」など、オンラインでの相談体制を強化するとともに、現在の公共施設予約システムも、令和6年度からオンライン決済に対応したシステムへと刷新します。高齢者のデジタルデバイド((注釈))解消のため、地域区民ひろばや地域文化創造館におけるフリーWi-Fiの整備を拡充するとともに、5か所の地域区民ひろばにおいて「地域共生カフェ」をオープンし、気軽にスマホの教室や相談ができる環境を整備します。 (注釈)デジタルデバイド…情報格差 7.池袋の都市再生(2023重点テーマ4) 今年度は、池袋駅の東西を結ぶ「人が主役のウォーカブル都市」を将来像として明確に位置付け、令和5年3月には「池袋ウォーカブル基本方針」を策定します。池袋駅の中央地下通路を軸として、東西の駅前にかつてない規模の歩行者空間を生み出すとともに、シンボルストリートであるグリーン大通りとアゼリア通りをつなぎ、大規模な「ダンベル型のまちづくり」を展開することで、これまでの、いわゆる「駅袋」を脱却し、まち全体の回遊性を高めていきます。3月21日には、東のグリーン大通りと西のアゼリア通りの車道を歩行者に開放する「ウォーカブルなまち体験イベント」を公民連携で開催します。3月29日には、区制90周年事業のクロージングイベントとして、区の都市政策顧問である隈研吾氏による講演を予定しています。 8.文化を基軸としたまちづくり(中長期1)  国際アート・カルチャー都市のシンボルであるハレザ池袋に隣接する「アニメイト池袋本店」がリニューアルオープンし、ハレザ池袋の8つの劇場と合わせた13の劇場と、一体感のある外観デザインなど「アニメの聖地・池袋」に新たな拠点が誕生します。トキワ荘マンガミュージアムを中心とする「マンガによるまちづくり」、世界のトップアーティストが共演するグローバルリングを核とした「音楽によるまちづくり」など、まちが大きく動き始めています。 9.子どもと女性にやさしいまちづくり(中長期2)  本区は日本経済新聞社などの「共働き子育てしやすい街ランキング2022」で全国第1位に選ばれました。国勢調査でも、ファミリー層の転入が前回調査の平成27年時と比較して、1,135世帯増加するなど、本区の児童数は確実に増加しています。令和5年度の新規拡充事業では、「としま子どもの権利擁護センターの設置」や「すずらんスマイルプロジェクト」など、子育て分野に手厚い拡充を図っています。 10.高齢者にやさしいまちづくり(中長期3)  要支援認定者等の入浴困難な高齢者を対象とする「入浴特化型短時間デイサービス」モデル事業や、精神疾患を持つ高齢者へのアウトリーチ、成年後見制度の利用促進を図る協議会の設置など、新たな事業にも積極的に取り組んでいきます。また、高齢者の身体機能の回復・向上を目指す「短期集中通所型サービス」の拡充や、孤立を防止するための「高齢者への呼びかけ事業」なども継続して実施していきます。 11.さらに安全・安心なまちづくり(中長期4)  街頭防犯カメラの設置補助を大幅に増額するなど、地域の防犯力強化に努めます。また、大正大学地域構想研究所の「防災・減災プロジェクト」と共同し、災害時における要支援者への対応を検討します。昨年9月に受動喫煙防止対策本部を設置し、全庁を挙げて受動喫煙の防止対策を進めており、民間喫煙所の第1号が誕生しました。来年度からは、喫煙所の設置経費に加え、維持管理経費を助成するとともに、設置基準を緩和します。 12.教育  先の議会では、金子智雄教育長の再任にご同意をいただき、令和5年1月から2期目の任期がスタートしました。2期目では、「教育ビジョン」の改定が当面の課題となります。新たな「教育ビジョン」では、さらなるGIGAスクール構想の実現や、体験学習の充実、児童・生徒が抱える課題に対する支援を強化するとともに、個人の能力や感性にあわせた深い学びと豊かな心を育む教育を実践し、子どもたちが幸せを実感しながら、学べる環境づくりを重視したビジョンとなるよう取り組んでいきます。 13.おわりに  区長として6期24年、振り返りますと、本当にいろいろなことがありました。決して、順風満帆ではなく、財政破綻の危機や、消滅可能性都市の指摘など、苦労したことのかたが多かったかもしれません。しかし、そのようななかでも、文化は人々の生活を豊かにし、違いを超えて人と社会を結び、平和と未来を創る、という信念はぶれることなく、文化を基軸としたまちづくりを進めてまいりました。区制施行70周年、80周年と歩みを進めていくなかで、先人から受け継いだ地域社会やまちは、90周年を迎え、誰も想像しえなかった、文化による経済の好循環を生み出す「価値あるまち」へと大変貌を遂げることができました。区民や企業の皆さん、議員や職員の皆さんと一緒に苦労しながらも夢を追いかけた日々は本当に幸せでした。  私は、次期区長選には、出馬いたしません。「過去から学び、今日を生き、未来へ希望をつなぐ」ことが、今を生きる中継ランナーとしての私の役割でありました。区制施行90周年記念行事を通して、豊島区の未来を担う「ひと」を育てる土壌ができたと感じています。次世代にしっかりバトンを渡すことができました。新しい区長のもとでも、区民や企業、行政の多様な関係や豊かな活動が息づく地域社会を築き、次の100周年、その先の未来に向けて、一歩一歩確実に歩みを進めてください。「命には終わりあり、能には果てあるべからず」という世阿弥の言葉があります。豊島区政に果てあるべからず。24年間誠にありがとうございました。 第18回豊島区景観審議会 令和5年3月28日(火曜日) 午後4時から 区役所本庁舎8階議員協議会室申し込み 傍聴希望のかたは前日午後5時までに電話かファクスかEメールで「届出・許認可グループ電話 4566‐2633、FAX番号 3980‐5135、Eメール A0022603@city.toshima.lg.jp」へ。