===== P4-5 ===== ともに祝う90周年! まちを盛り上げる取組みを紹介します 区民の皆さんが中心となり、90周年を盛り上げています。 今回は区制90周年実行委員会部会の取組みや記念事業などを紹介します。 ※部会とは…90周年実行委員会に設置された地域主体のまちづくり活動。団体間の連携や交流を深めることで、日頃の活動をさらに発展させています。 第48回東京大塚阿波踊り 昭和47年にスタートして以来、多くの踊り手が参加する熱気あふれるイベント。今年は8月26・27日に3年ぶりに開催され、27日本祭ではTRAMパル大塚で地元連10組が組踊りを披露しました。 [問い合わせ]文化観光課観光交流グループ電話 3981−1316 東京大塚阿波踊り実行委員会 林 洋さん 阿波踊りは、区画整理で生まれ変わった商店街を盛り上げるため、50年前に始まりました。今回は安全のため規模を縮小しましたが、多くの人が集まり喜んでくれました。見物後に飲食店に向かう人も多く、まちの振興のためにもよかったと思います。今後は南口のほか、新しくなった北口の広場でも披露できたらいいですね。この日は、外に出た人も自然と大塚に帰ってきて、親子で見物を楽しんだり手伝いに来てくれたりします。同窓会みたいな存在なんですよ。 巣鴨っ子連の皆さんを取材! 巣鴨っ子連は、巣鴨小学校の児童・保護者・先生40名ほどの連。今回で2回目の参加。平成20年に当時の校長先生とPTA会長と保護者の方々が試行錯誤をしながあ、阿波踊りの動きを学べる「巣鴨っ子体操を」創作するところから立ち上げ地ます。練習でも、児童や保護者、地域の連の方々が協力して、みんなで連を支えています。 [キャプション] 地元の連の皆さんもサポート! まずは何より楽しむこと!昔の「ご近所さん」のような、子どもたちにとって身近な存在でありたいです 巣鴨っ子連の卒業生が指導する側になれるよう、次につなげていけたらうれしいです 夏休み中に練習に励む子どもたちをパチリ♪ いよいよ本祭! はつらつと元気に踊りました 連長さんたちにインタビュー! 巣鴨っ子連 高橋 咲さん、原口ことのさん ●連に参加しようと思ったきっかけは?  兄弟が参加していたので、自然にやってみたいなという気持ちになりました。 ●巣鴨っ子連の見所は?  今年から、女踊り・男踊り・鳴り物のグループ体制になりました。前に踊りで参加した子が、お囃子(はやし)になることも。 ●阿波踊りの好きなところは?  学年や性別に関係なく、踊りの中でお互いに助け合えるところです。練習のときも教え合えるし、1人だけではできないところが好きです。 ●踊ってみてどうでしたか?  会場が広場だったので、お客さんの顔がいつもよりよく見えました。拍手もよく聞こえて、集中して踊ることができました! 第20回 東京フラフェスタ in池袋2022 7月23・24日に池袋西口公園野外劇場、サンシャインシティ、TRAMパル大塚の3会場で実施しました。本場ハワイの講師による特別ステージやハワイアンバンドの演奏や模擬店、交流都市による物産展などで区制90周年を盛り上げました。 [問い合わせ]文化観光課観光企画グループ電話 3981−4623 \物産で都市とつながる/ フラフェスタは例年豊島区とゆかりのある都市がそれぞれのグルメや雑貨などを出展しています。今回は、3年ぶりに物産展が復活し、交流都市の宮城県と埼玉県東松山市が出展しました。 Pick up! 宮城県&豊島区 平成17年宮城県のアンテナショップ開設を機に交流が始まりました。現在までフラフェスタをはじめ、東京よさこいや桜まつりなどへの出展、区役所4階本庁舎カフェふれあいのコラボメニューなどを通じて、交流が広がっています。区内の小・中学校では、毎年11月に宮城県から贈られる新米を教材として、食育を学んでいます。 宮城県東京事務所 八木沼 湧太さん 今回久々の参加となりましたが、宮城の出店者の方からは「何度も訪れているけれど、ここにまた来られてよかった」「販路拡大のために、ここは大事な場所なんですよ」などの声も聞いています。いよいよ新米の季節です。宮城県の美味(おい)しいお米をぜひ豊島区の皆さんに食べてほしいです。 「いのちの森」記念植樹2022 区では緑あふれるまちを目指し、「グリーンとしま」再生プロジェクトとして、13万本を超える植樹活動を行ってきました。「いのちの森」は、その土地に従来から生息している種類の苗木を混ぜて密に植えるもので、植物生態学者の宮脇 昭氏(令和3年逝去)の長年の指導による取組みです。 [問い合わせ]環境政策課事業グループ電話3981−2771 \池袋第一小学校で植樹しました/ 9月6日、新校舎の竣工(しゅんこう)にあわせ、6年生が76本の苗木を植えました。森の中の学校に、未来の森ができました! [キャプション] 初めて植えたから緊張したよ 思ったよりも苗木がずっしり重かった! 自分が植えた木が育つのが楽しみ! おとなになった時に育った木を見たいな。 \植樹にご参加ください/    (1)10月30日(日) 午前10時30分〜正午(午前10時受付)   みらい館大明(池袋3−30−8)  ※みらい館大明まつり内で開催。 (2)11月6日(日)  午前10時30分〜正午(午前10時受付)  南長崎スポーツ公園(南長崎4−13−5)  いずれも荒天中止◇飲み物など持参。植樹用具や軍手などの用意あり。  [申し込み]当日直接会場へ。 [キャプション] 植樹参加者へ 苗木プレゼント! ※数量限定・先着順。 みらい館大明まつり   10月29日(土)・30日(日) 利用団体による作品展示やパフォーマンスなど。近隣商店などの食べ物屋台もあり。 [問い合わせ]当館電話3986−7186 3度目の セーフコミュニティ認証 取得内定 セーフコミュニティは、世界保健機関(WHO)が推奨する、事故や暴力・けがのない安全・安心なまちづくりの国際認証制度です。区は平成22年の取組みスタートから、平成24年11月に東京で初めて認証、平成30年2月に再認証を取得しました。7月27〜29日のオンライン現地審査の結果、3度目の認証が内定しました。 [問い合わせ]セーフコミュニティ推進室セーフコミュニティ推進グループ  電話3981−1689 重点課題 子どものけが・事故予防 自転車利用の安全 児童虐待の防止 高齢者の安全 繁華街の安全 ドメスティック・バイオレンスの防止 障害者の安全 地震災害の防止 自殺・うつ病の予防 学校の安全 (インターナショナルセーフスクール) ▼セーフコミュニティって? 安全安心なまちづくりの実現に向けて、「けがや事故などは、決して偶然の結果はなく、原因を究明することで予防できる」という考え方のもと、地域のコミュニティや絆を広げながら、生活の安全と健康の質を高めていくまちづくり活動です。 ▼どのような評価を受けているの? 現地審査では、各重点課題に取り組む対策委員会のプレゼンテーションを実施しました。審査員からは「豊島区の取組みはまちづくりの底上げにつながっている。ぜひほかの地域や海外にも共有してほしい」との評価をいただきました。11月1日に認証式典を行う予定です。 Pick up! 池袋西口駅前環境浄化パトロール 池袋西口駅前の6つの商店街が中心となり、繁華街エリアの防犯パトロールを区役所、池袋警察署と合同で月3回程度実施。悪質なキャッチやぼったくり被害を防ぐため、来街者への注意喚起と見回りを行っています。 池袋西口駅前環境浄化推進委員会 加藤竹司さん 平成15年に町会長となった時、池袋西口駅前には客引きがたくさんいて、何とかしなくてはと強く思いました。官民一体となりパトロールを続けたことで、地域の方から「客引きが減ったよ」などと言われることもありました。私は生まれも育ちも池袋で、自分のまちを良くしたい。みんなが同じ思いだから活動も続いていくのでしょうね。まちを守り盛り上げるためには自分たちが動くこと、ひっぱっていくことが大切ですね。