===== P4-5 ===== 「はあとの木」でつくる商品開発プロジェクト、始動! 区は区内の障害福祉施設のネットワーク「はあとの木」と連携し、駒込・巣鴨の地域ブランドであるソメイヨシノをPRするための商品開発を進めています。その様子を「はあとの木」を代表してcafe'ふれあいの齊藤店長が語ってくれました。 [問い合わせ]文化観光課観光交流グループ電話3981−1316、障害福祉課施設・就労支援グループ電話3981−1786 [キャプション] とある日の文化観光課 もっとソメイヨシノをPRするためにはどうしたら… そうだ! 駒込・巣鴨の新名物をつくろう! おー おー 店長、 ワクワクするような桜スイーツを作りましょう! ミッション1 桜をモチーフとした商品として自分たちには何が作れるか 商品に「桜」の要素をどのように盛り込んでいくか?味はもちろん形や桜を思い浮かべるような色など、さまざまな切り口から検討を進めました。 齊藤店長 「桜」を感じてもらうためには味だけでなく、香りや形など色々なバリエーションが考えられます。世の中で出回っている商品も参考にしながら、自分たちの力でどういったものを作ることができるのかを「はあとの木」のメンバーと考えながら検討を進めました。 そらさん 開発と研究と根気と時間と努力と… 多くのモノが必要になりそう! ▼イメージに近づけるため、持ち寄られた 試作品をもとに議論を重ねました。 Topics1 はあとの木とは… パンや焼き菓子、ハンドメイド雑貨などを製作・販売している豊島区内の障害福祉施設のネットワーク。ワクワクするようなグッズを取りそろえ、皆さんに喜んでいただくと同時に、障害のある方たちの収入につながることを目的にしています。 ミッション2 実際に商品を作成してみて課題をとことん洗い出す 試食を何度も繰り返し、意見を出し合うなかで思い描いた商品イメージとのすり合わせを行います。遠慮なく意見を言い合い、考えて、商品を形作っていく。ひとつの道をとことん追求する作業が続きます。 齊藤店長 障害者が中心となって…と聞くと内容が限定されると思われがちですが、喜んでもらえる商品を作るなかで障害の有無なんて一切関係ありません。試作品を作る工程は試行錯誤の連続で多くの意見が出てきましたが、それは一人ひとりが真剣に向きあっているからこそ。意見を遠慮することなく徹底的にぶつけ合って「これ!」と思うものに辿(たど)り着いたら、さらに磨き上げる。その作業を延々と繰り返すだけです。 そらさん 目の前の仕事に真摯(しんし)に向き合う姿、見習いたいです。 [キャプション] ▼施設では働く一人ひとりの障害に合わせて 作業を割り当て、モノづくりなどを推し進めています。 ミッション3 より多くの人に楽しんでもらうために何ができる 開発した商品が世に出たところが、スタートラインです。多くの人に親しまれ、区を代表するお菓子となるための軌跡をどう描くかが重要です。 齊藤店長 駒込・巣鴨から全国に広がったソメイヨシノのように、一人でも多くの人たちに届けたいと思っています。そのために今後は焼き菓子のほかにもレパートリーを増やすことができればと考えています。そして、ゆくゆくは旅行のガイドブックに載るようになれば…より多くの人の注目を集めることになるかなぁとも考えています。その足掛かりとしてまずはお土産の東京代表の座を獲(と)ることを目指します! そらさん 豊島区名物となった桜スイーツを期待して待っています! \開発した商品のお披露目をします/ 桜の開花シーズンを中心として、さまざまな場所で開発した商品をお披露目します! 日時や場所などの詳細はIKE-CIRCLEホームページで確認してください。 Topics2 「はあとの木」に参加している事業所 現在10か所の事業所が「はあとの木」に参加しています。 各事業所の商品は区役所本庁舎4階cafe'ふれあいの前で販売中。 ●販売日時:平日 午前9時〜午後5時 (ただし、毎月第2金曜日は午後3時まで) [キャプション] あとりえ ゆうかり このはの家 共同作業所オーク ふれあいファクトリー SOMEI VILLAGE 麦の家 メジロック いけぶくろの茜の里 みつばちブンブン AozoooLa 今回インタビューを通して新たなまちの一面を知りました。まちに対する熱い思いをもつ方々に取材ができてうれしかったです。私も負けないように、これからも豊島区の魅力発信をしていきます! やっぱり 地元がサイコーだ! ジモトジマ JIMO-TOshimaライター募集中! 日々の暮らしの中で感じたこと、体験してみたことなど、あなたのお気に入りの区の魅力を発信してくれるライターを募集しています!活動内容や申込み方法など詳細は2次元コードを参照してください。