===== P10-11 ===== ペットの命を守るために 災害時に大切なペットの命を守れるのは、飼い主だけです。 適切な判断ができるよう、確かな知識を身につけましょう。 問い合わせ 生活衛生課生活衛生グループ 電話03-3987-4175 豊島区ペットの災害対策の手引き 事前準備 ペットの災害対策は災害発生前の準備が大切です。 以下のチェックシートで確認して、理想の飼い主を目指しましょう! 身元がわかるように名札をつけたり、マイクロチップを入れている。 狂犬病予防注射や任意のワクチン接種など、感染症予防対策をしている。 ペット用の「非常用持ち出し袋」を準備している。 避難先で、ケージやキャリーに入れても嫌がらないように日頃からしつけをしている。 自宅に住めなくなった場合に備え、親族や知人などにペットを預かってもらえるように事前に依頼している(特に大型犬は事前依頼がおすすめです)。 指定の「救援センター」※を知っていて、徒歩で行ってみたことがある。 家具の転倒防止対策をするなど、留守中に災害が起きてもペットがけがをしないように備えている。 ※指定の救援センターは豊島区防災地図からご確認ください(P.06)。 非常用持ち出し袋に入れておくものリスト 7日分以上のフード、水、おやつ ペットの常備薬や療養食 ペットシーツや猫用トイレ砂などのトイレ用品 ペット用食器(頭数分) リード、首輪、ハーネス(頭数分)+1つ(予備) ケージ、またはクレートなど(頭数分) いつも使っている毛布やおもちゃ トリミング用ブラシや歯磨きなど 飼い主と一緒に写っているペットの写真や名前 健康記録(病名・アレルギー・処方されている薬の名前) どう判断する?最適な避難方法を知ろう! @大震災が発生!自宅はどんな状況? 住める 在宅避難…自宅で生活してください。人用の物資は不足したら救援センターでもらえます。救援センターにペット用の備蓄はないので、自宅に多めに備蓄しておきましょう。 住めない Aペットと一緒に身を寄せることができる親族・知人宅が… ある 縁故避難…ペット非常用持ち出し袋を持って可能な限り滞在させてもらいましょう。物資が不足したら救援センターでもらえますが、ペット用の備蓄はありません。 ない Bペットだけでも預けられる親族・知人などが… いる 分散避難…ペット非常用持ち出し袋を預けて、ペットを預かってもらいましょう。飼い主は指定の救援センターへ避難してくだい。 いない 同行避難 ペット非常用持ち出し袋を持って、ペットと一緒に指定の救援センターへ避難しましょう。 僕はケージが苦手だから親戚の家に行くんだ P.11をCheck! 同行避難とは 指定の救援センターへ、ペットと一緒に避難する「避難行動」のこと。救援センターでは、飼い主とペットが生活するスペースは異なります。ペット用備蓄はありません※トイレシーツなどは令和6年度中に備蓄予定。 ペットのお世話は飼い主が行います。飼い主さん同士で「動物救護チーム」を立ち上げ、動物避難所を清掃するなどして避難動物を見守りましょう。 救援センター 人の避難生活スペース 別室 動物避難所 猫エリア 犬エリア 鳥エリア Q.ペット用の備蓄がないのはなぜ? A.ペットフードはそれぞれの好み・アレルギーや保存期限があるためです。食べ慣れているフードや療養食を飼い主が持ち込んでください。 Q.ペットと人が別室なのはなぜ? A.避難者の中には動物アレルギーの方もいるためです。ただし、盲導犬などと一緒にいることが必要な場合は、「動物同居部屋」に避難できる場合があります。 ペットの種類によって同行避難できない場合があります。 詳細は2次元コード参照。 避難時に支援が必要な皆さんへ 問 福祉総務課災害対策グループ ?03-4566-2428 災害時要援護者とは 要配慮者(高齢者、障害者、妊産婦、乳幼児、外国人など)のうち、災害発生時に必要な情報を迅速かつ的確に把握し、安全な場所へ避難するなど、災害時の一連の行動をとるために支援が必要な方のことです。 区内要配慮者(推計約11.5万人) 災害時要援護者(約1万人) 避難行動要支援者(約5,500人) 豊島区の取組み 災害時要援護者地域共有名簿の作成 災害時要援護者の方が、災害時の避難支援や安否確認を地域でスムーズに受けられるよう、警察や消防、町会などと情報を共有するために作成します。 避難行動要支援者を対象とした個別避難計画の作成 災害時要援護者の方のうち、避難行動に特に支援が必要な方が、あらかじめ避難支援者や避難先、避難経路、マイ・タイムラインなどを決めておきます。 マイ・タイムラインとは 災害発生時に、自分自身がとるべき行動を時系列で整理するためのものです。 東京都防災ホームページ TOPICS 大正大学との共同研究 個別避難計画の作成には、地域における避難支援者の確保が重要です。地域における防災や避難支援などに対する関心を高めるため、大正大学との共同研究で防災講習会やワークショップを開催しています。