2−3面テキスト 広報としま情報版 令和5年(2023年) 7月11日号 No.2027 豊島区役所 電話 3981−1111(代表) 〒171-8422 豊島区南池袋2−45−1 問は[問い合わせ先]、申は[申し込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、フリーダイヤルは[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。(注釈)費用の記載がない事業は無料です。 募集 国民健康保険運営協議会委員  区長の諮問に応じて、豊島区国民健康保険に関する条例や規則、医療の給付などについて審議◇対象…昭和26年8月21日から平成17年8月22日生まれの豊島区国民健康保険に加入している区内在住のかたで、年2回程度の運営協議会(夜間開催の場合あり)に出席できるかた◇任期…令和5年8月21日から令和8年8月20日まで◇報酬…1回13,700円◇人数…3名 ◇選考…書類・面接(令和5年8月7日頃予定)申し込み 申込書(国民健康保険課で配布。区ホームページからダウンロードも可)に応募動機などを記入し、令和5年7月31日午後5時(必着)までに当課へ郵送か持参。Eメールで申し込みも可。 お問い合わせ 当課管理グループ電話 3981‐1923、Eメール A0013808@city.toshima.lg.jp 傍聴できます 令和5年度健康プラン推進会議  令和5年7月18日(火曜日) 午後7時から8時30分まで 池袋保健所講堂 申し込み 電話かファクスで令和5年7月14日午後5時までに「がん対策・健康計画グループ電話 3987‐4243、FAX番号 3987‐4110」へ。 第2回男女平等推進センター運営委員会  令和5年7月20日(木曜日) 午後3時から 男女平等推進センター研修室2 申し込み 電話で前日午後5時までに当センター電話 5952‐9501へ。 第3期第5回豊島区子どもの権利委員会  令和5年7月24日(月曜日) 午後3時30分から 区役所本庁舎8階会議室 申し込み 電話で令和5年7月21日午後5時までに子ども若者課管理・計画グループ電話 4566‐2471へ。 イベント 第11回「はあとの木」マルシェ+  令和5年7月20日(木曜日) 午前10時から午後3時まで 区役所本庁舎1階としまセンタースクエア◇区内福祉施設がハンドメイド雑貨やお菓子などを販売。アウトレットコーナーやイートインスペースもあり申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ あとりえ ゆうかり電話 3554‐8284 豊島みどりの会 観察会  令和5年7月22日(土曜日) 午前9時30分から正午まで 池袋南口地下ルミネ前エスカレーター横集合、現地解散(注釈)雨天時26日(水曜日)◇国立科学博物館附属自然教育園◇20名◇会員以外のかた200円(入園料、交通費別途)◇飲み物、帽子持参。 申し込み 電話かファクスで「当会電話 3982‐5569、FAX番号 3982‐5569」へ(注釈)先着順。 集会室開放行事「親子で楽しめる落語会」  令和5年8月4日(金曜日) 午後2から3時まで 西池袋第二区民集会室◇入船亭遊京による落語や漫談◇区内在住のかた◇25名程度 申し込み 令和5年7月13日から電話かはがきで「福祉ホームさくらんぼ電話 5396‐9581、〒171‐0021 西池袋3‐8‐20」へ(注釈)先着順。 みらい館大明 「nobitek部活動体験会2お仕事フェスタ3DAYS」(全3回)  令和5年8月4日(金曜日)から6日(日曜日)まで 午前10時から午後4時まで◇映画部…映画づくりなど、アート部…身近な物でキャラクターづくり、プログラミング部…ゲーム制作、農業部…野菜の収穫など各プロの先生から学んで仕事に挑戦◇小学3年生(農業部は小学1年生)から高校生◇各部30名申し込み 2次元コードで申し込み(注釈)先着順。 お問い合わせ 当館電話 3986‐7186 みらい館大明 1.懐かしの幻灯上映会〜戦後エンターテインメントの原点特集〜…令和5年8月11日(祝日) 午後1時30分から3時30分まで◇昭和30年代に上映された幻灯画を研究者の解説を聞いて鑑賞。上映作品…サザエさん幻灯版、鐘の鳴る丘など。朗読…活動弁士/片岡一郎氏◇30名、2.パソコン講座「ワード入門2日間講座」…令和5年8月19・26日 土曜日 午後1から5時まで◇きれいで見やすいチラシ作成。講師…パソコンインストラクター/石井 由香里氏◇ワード経験者◇7名◇6,000円 申し込み 令和5年7月13日から電話かEメールで「当館電話 3986‐7186、Eメール miraikan_taimei@yahoo.co.jp」へ。直接窓口申し込みも可(注釈)先着順。 大正大学講習「激しさを増す自然災害!あなたは大丈夫?〜豊島区の災害リスクを知る〜」  令和5年8月5日(土曜日) 午後2時から3時30分まで 雑司が谷地域文化創造館◇区の災害リスクを学ぶ。講師…大正大学/加藤照之氏、宮崎牧子氏、佐藤和彦氏◇100名申し込み 電話かファクスかEメールで令和5年7月13日から8月2日の間に「災害対策グループ電話 4566‐2428、FAX番号 3981‐4303、Eメール A0015209@city.toshima.lg.jp」へ。直接窓口や2次元コードから申し込みも可(注釈)先着順。 お問い合わせ 講座について…大正大学地域構想研究所電話 5944‐5482(平日午前9時から午後5時まで)、申し込みについて…当グループ電話 4566‐2428 夏休み!こども書道体験  令和5年8月20日(日曜日) 1.午後1時から2時30分まで、2.午後3時30分から5時まで 目白庭園◇書道パフォーマー矢部澄翔氏の特別授業。「書」の楽しさを学び、うちわに好きな言葉を書き持ち帰る。書道具持参不要◇小学生(要保護者同伴)◇各15名◇2,000円申し込み 令和5年7月13日から往復はがきかファクスかEメール(4面記入例参照。ファクス番号も記入)で「〒171‐0031 目白3‐20‐18 目白庭園、FAX番号 5996‐4886、Eメール info@mejiro-garden.com」へ。直接窓口申し込みも可(注釈)先着順。 お問い合わせ 当園管理事務所電話 5996‐4810 講演・講習 ホームビジター(先輩ママ・パパボランティア)養成講座(全8回)  令和5年7月23日(日曜日)・26日(水曜日)・30日(日曜日)、8月6日(日曜日)・20日(日曜日)・28日(月曜日)、9月3日(日曜日)・4日(月曜日) 午前10時から午後4時まで としま産業振興プラザ(IKE・Biz)ほか◇子育て経験があり、当講座受講後に区内で訪問支援活動ができるかた◇8名申し込み Eメール(4面記入例参照。件名はホームビジター養成講座)でNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク内ホームスタート・わくわくEメール hswakuwaku@gmail.comへ。詳細は区ホームページ参照か問い合わせてください(注釈)先着順。 お問い合わせ 当団体電話 080‐4711‐8840 出前講座 1.今から取り組もう防災講座…令和5年7月25日(火曜日) 午後1時30分から3時まで 区民ひろば豊成◇地震や台風・大雨など災害への「日々の備え」と、家族の防災力を高めるポイントを紹介◇30名、2.わたしと家族の「そうぞく」講座…令和5年7月28日(金曜日) 午前10時から11時30分まで 区民ひろば西池袋◇「相続」が「争族」にならないための準備やライフ&エンディングについて考える◇25名、3.仕事や家庭に役立つ「整理収納」講座…令和5年7月31日(月曜日) 午後1時30分から3時まで 区民ひろば西巣鴨第一◇片づけ現場のビフォー・アフター体験を通じ、その違いやポイントを学ぶ◇25名申し込み 電話で1.は区民ひろば豊成電話 5961‐3494、2.は区民ひろば西池袋電話 3980‐0088、3.は令和5年7月14日から区民ひろば西巣鴨第一電話 3918‐4197へ(注釈)先着順。 お問い合わせ 消費生活グループ電話 4566‐2416 エンディングノート活用講座  令和5年7月27日(木曜日) 午後2から4時まで 上池袋コミュニティセンター◇終活の概要説明、ノートの解説と書き方体験。講師…終活ライフケアプランナー/植木絵美氏◇区内在住のかた◇40名 申し込み 令和5年7月14日から電話かファクスかEメールで「豊島区終活あんしんセンターへ電話 6863‐7830、FAX番号 3981‐2946、Eメール siensitu@a.toshima.ne.jp」へ(注釈)先着順。 夏休み企画・親子参加型講座 どうぶつ博士になろう!  令和5年8月5日(土曜日) 午後1から3時まで 池袋保健所◇犬や猫などの身近な動物の習性や、動物のヒミツを楽しく学ぶ◇小学1から4年生程度(要保護者同伴)◇40名程度(注釈)1組3名まで 申し込み 電話で生活衛生グループ電話 3987‐4175へ(注釈)先着順。 スポーツ としま産業振興プラザ(IKE・Biz) 1.火曜日講習〈はじめて体験レッスン〉…令和5年8月1日(火曜日) ヨガ/午前9時30分から、ピラティス/午前10時30分から、ルーシーダットン/午後1時45分から、ストレッチ/午後7時15分から◇16歳以上で初参加のかた、2.シェイプ講習〈はじめて体験レッスン〉…令和5年8月5日(土曜日) 午後4時から◇ステップ台を使用し、音楽に合わせてエクササイズ◇16歳以上で初参加のかた、3.ボルダリング無料体験会…令和5年8月13日(日曜日) a初心者講習…子ども向け/午後1時から、午後2時から bステップアップ講習…子ども向け/午後3時から、おとな向け/午後4時から(各回開始10分前までに受付)◇aルールやマナー、安全に関する注意点や基礎を学ぶ◇子ども向け…小学2年生から15歳(親子で参加可)、おとな向け…16歳以上のかた。b未経験者は参加不可。当館の初心者講習を受講済みのかたは参加可  いずれも◇各回10名◇運動のできる服装、2.3.は室内履き(2.は厚めのクッション推奨)申し込み 令和5年7月13日から2次元コードで申し込み(注釈)先着順。 お問い合わせ 当館電話 3980‐3131(午前10時から午後8時まで) 初心者水泳教室(全4回)  令和5年8月1から29日まで 火曜日(注釈)15日を除く 午前10時から正午まで 雑司が谷体育館◇18歳以上で泳力10メートル未満のかた◇20名◇4,000円申し込み はがきで令和5年7月25日(必着)までに「〒112‐0012 文京区大塚6‐24‐15‐502 豊島区水泳連盟事務局 佐藤」へ(注釈)応募者多数の場合は抽選。 お問い合わせ 当事務局 佐藤電話 3943‐6397 区民歩こう会「富岡八幡宮・深川不動尊から清澄庭園そして芭蕉記念館へ」  令和5年8月6日(日曜日) 午前9時50分 東京メトロ東西線門前仲町駅1番出口前広場集合◇門前仲町駅〜富岡八幡宮〜深川不動尊〜冬木弁財天〜都立清澄庭園〜清澄公園〜芭蕉記念館〜都営新宿線・大江戸線森下駅まで(約5キロメートル)◇300円(入場料別途)◇軽装、飲み物、雨具持参申し込み 当日集合場所で受付。 お問い合わせ 豊島歩こう会 吉越電話 3986‐8620 区民ハゼ釣り大会  令和5年8月20日(日曜日)(注釈)雨天決行 午前5時30分 豊島区立芸術文化劇場(東京建物Brillia HALL)前集合。木更津周辺◇ハゼの総重量で競う(竿1本につきハリ2本まで)◇区内在住、在勤のかたとその家族◇100名◇5,500円(女性と高校生以下は4,000円) 申し込み 電話で令和5年7月13日から8月7日の間に豊島区釣友連合会事務局 今成電話 090‐3229‐1079へ(注釈)先着順。 第2回区議会定例会区長所信表明 令和5年6月21日、高際区長が行った、所信表明の抜粋・要約です。 1 区長就任にあたって  令和5年6月8日に豊島区・豊島区民合同で執り行いました「故高野之夫豊島区長を偲ぶ会」に1,500名を超える多くの皆様にお集まりいただき、心から感謝申し上げます。高野前区長はこれまでのご功労に対し、天皇陛下から従四位に叙され、旭日中綬章を授与されました。今定例会の最終日には、豊島区名誉区民条例に基づき、高野前区長の名誉区民選定に係る議案を提案したいと考えています。次に、5月25日の区議会臨時会でご同意いただいた、上野雄一副区長が6月1日付で就任しました。豊島区には高野前区長が区民の皆様とともに積み上げてこられた成果、先進的で素晴らしい取組み、誇れる宝が沢山あります。私は、その財産を基盤とし、大切に継承するとともに、変化を恐れず、時代や区民ニーズに合わせて、新たな発想、新しい工夫を重ね、区民目線で考え抜いた政策を総合的に実施することで、豊島区を更に発展させてまいります。 2 区政運営に対する基本姿勢  このまちに暮らし、働き、活動する「ひと」を主役に、みんなで「としまの未来」をつくっていく。コロナ禍において、私たちの暮らしや地域経済活動が大きな影響を受けてきた状況にある今だからこそ、人と人を、人と区政を、そして、これまでの経験を豊かな未来へ、しっかりとつなげていく。誰も孤立させない、寄り添い合える豊島区としていく。その重要性を全職員が胸に刻み、区政運営に臨んでまいります。町会、商店会、民生委員・児童委員はじめ地域の皆様と緊密に連携するとともに、これまで以上に、子ども、若者、女性の方々の声と向き合いながら、区民の皆様に実感いただける、「ひと」にやさしいまち、一人ひとりが主役となれるまちづくりを皆様とともに進めてまいります。区の職員が、これまで以上にまちに出て行き、区民や企業、大学など、様々な方々と出会い、意見交換することで、地域の課題をリアルに、自分事として捉え、戦略的な施策の展開につなげていく。意見交換に必要な情報は発信していく。それらも、今後の区政運営の柱としてまいります。 3 区政の主要課題 1.子育て支援の強化  児童福祉と母子保健の連携を強化し、妊娠期から出産、子育てまで、切れ目のない支援の充実をさせます。育児中の孤立を防ぐため、おむつの支援を通じた、0歳児を育てるご家庭の見守りとつながりを強化するとともに、地域の保育園を「子育て支援の拠点」と位置づけ、現在実施している「マイほいくえん」事業による在宅での子育て支援や、家庭で育児をされているかたが通院などの際にお子さんをお預かりする一時預かり事業を充実します。児童養護施設など社会的養護の下で育った子どもたちの退所後の自立支援についても取り組むとともに、公正中立な第三者的立場として、子どもの権利の回復に努める「としま子どもの権利相談室」を、本年9月、千登世橋教育文化センター内に設置します。本来、国が行うべき区立小中学校給食費の無償化につきましては、長引く物価高騰による子育て家庭への影響を鑑み、区において先行実施することとし、補正予算案を提案しました。 2.教育の充実  笑顔で元気な「としまっ子」を育てていくため、個人の能力に合わせた、深い学びと豊かな心を育む教育、一人ひとりが幸せを実感できる教育を推進してまいります。  区内大学とのつながりを強化し、子どもたちが国際感覚を身につける「区内留学」の取組みやインクルーシブ教育において、「交流および共同学習」に一層磨きをかけるとともに、不登校やヤングケアラーなど、様々な困難を抱える子どもたちへの支援についても、スクールソーシャルワーカーや各学校に派遣している様々な支援員について、役割分担を明確にしながら強化します。また、今年度から、中学校についても、「居場所づくり」「学習支援」「部活動改革」を「中学生の放課後支援」として取り組むこととします。教育の充実には、教育環境の整備も重要となります。本区の区立小学校児童数は、平成25年度から増加を続けており、特に朋有小学校と南池袋小学校では教室空間の確保が課題です。朋有小学校は、隣接する総合体育場管理棟の改築と合わせて整備するための補正予算案を提案しました。 3.高齢者への総合的な支援  豊島区は、人口の5人に1人が65歳以上の高齢者です。認知症の適切な医療と支援につながるよう、認知症検診の対象年齢を拡充するとともに、認知症のかたやそのご家族が交流できるプログラムを実施します。フレイル対策の充実とともに、仲間と共に食事を楽しめる「だれでも食堂」の拡充や、シニアのスポーツ支援など、年齢によることなく、いきいきと暮らす高齢者を応援してまいります。また、区民ひろばや地域文化創造館にフリーWi-Fiの設置をさらに拡充するとともに、区民ひろばにおける「地域共生カフェ」の設置、スマホ・タブレット教室や個別相談会、スマートフォンをお持ちでないかたに一定期間貸与するなど、高齢者でも使いやすいデジタル環境の整備とサポート体制の充実を進めていきます。障害のあるかたの重度化・高齢化や親亡き後を見据えた地域生活支援拠点コーディネーターを令和5年4月に配置しました。重度の障害があっても身近な地域で暮らすことのできる新たな拠点整備を検討します。 4.区内産業の活性化  国や東京都の中小企業支援メニューの活用に資するサポートに加え、としまビジネスサポートセンターでの相談業務や販路拡大支援、セミナーや勉強会、さらには相談員が直接、事業者を訪問し、事業の悩みに速やかに対応するなど、事業者の皆様のサポート体制をより重層的に充実してまいります。また、商店街の支援とともに区民の皆様の消費喚起につながるよう、商品券事業をはじめ様々な事業を積極的に展開してまいります。他自治体へ流出するふるさと納税の寄付額は、年々右肩上がりとなっており、今年度の減収は約25億円におよぶと見込まれています。区のPRと産業振興につながる手法として、豊島区らしい返礼品の導入に向けた検討を進めています。まずは伝統工芸品をふるさと納税の返礼品として令和5年12月から新たに加え、その後、区内地場産業の品物や、豊島区らしさを反映した体験型の返礼品を順次導入していけるよう、準備を進めてまいります。 5.文化によるまちづくり  トキワ荘マンガミュージアムを起点としたマンガ文化の発信と地域活性化を進め、南長崎エリア全体の魅力向上に取り組んでまいります。今年、東京都が南池袋に整備するアニメを活用した集客拠点では、「鉄腕アトム」などのセル画やフィルムなどを展示する構想であると伺っております。豊島区を「マンガ・アニメ・コスプレの聖地」としてブランド化し、まちの魅力を強力に発信することにより、インバウンドの強化や聖地巡礼などによる賑わいの創出を推進してまいります。あわせて、子どもからシニアまで、身近なところでアート・カルチャーに触れられる環境、公園などの公共空間に音楽があふれるまちづくりを進めてまいります。各地で開催される祭事は、豊島区の宝であり、区としてもしっかりと支援してまいります。区民の皆様の文化活動の後押しとともに、世界中からマンガやアニメ、コスプレ、音楽などを楽しみに多くの方々が訪れる文化都市の実現に向け、取り組んでまいります。 6.人が主役のウォーカブルなまちの実現  池袋駅西口駅前再開発事業は、昨年10月、東京圏国家戦略特別区域会議で東京都都市再生プロジェクトに追加され、今年度の都市計画提案に向け、再開発準備組合との協議を加速させています。区制100周年に向け、池袋駅を基点として、グリーン大通りとアゼリア通りをつなぎ、東西それぞれの広場に「ひと」中心の居心地の良い歩行者空間を創り、結節機能を高めることで、「エキブクロ」からの脱却や東西交流を推進してまいります。歩きたくなる、出かけたくなるまちづくりを進めるためには、バリアフリー化はもちろんのこと、歩く人にとって快適で楽しめる歩行空間を整備していくことが求められます。地域の皆様、まちを利用する皆様の目線に立ち、民間の発想・力も引き出すとともに既存ストックも有効に活用しながら、人にやさしい環境をつくる。まさに公民連携で「都市経営」の観点から取組みを進めてまいります。 7.ゼロカーボンシティへの挑戦  豊島区は、二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指し、昨年、2030年度における温室効果ガス排出量削減目標を、2013年度比で39%から50%に引き上げました。区は、率先行動として、環境に優しいエネルギーの利用促進や省エネルギー化を進めるとともに、プラスチックの資源化を契機とした脱炭素化を積極的に推進します。「プラスチックの資源回収」は、令和5年10月の区内全域での本格実施に向け、総力を挙げて準備を進めております。広報としまをはじめ、各地域での区民説明会やSNSによる情報発信、イベントでのPR、さらに、9月には分別方法を分かりやすく示したパンフレットを全戸配布するなど、丁寧な周知や説明に努めてまいります。3Rの推進や食品ロス対策など、区民の意識・行動変容につながる様々な取組みを展開するほか、地球の未来を担う子どもたちへの環境教育や、区民ひろばにおけるマイボトル用の給水器の設置など、環境にやさしい取組みを一層進めてまいります。 8.誰もが安全・安心に暮らせるまちづくり  大正大学との共同研究により、自力での避難が困難なかたの個別避難計画づくりに着手するとともに、区内介護事業者と連絡協議会を設立し、発災時の安否確認や介護サービス提供体制の構築を進めます。妊婦のかたやペットの同行避難など避難所運営マニュアルの再整備を進めるとともに、町会や消防署などと連携し、実効性ある訓練を行ってまいります。ハード面の対策である無電柱化は巣鴨地蔵通りや立教通りでの工事が進んでいますが、今年度は他の路線における道路の環境調査を行うなど、検討を進めます。また、区内の4割を占める木密地域の不燃化・耐震化なども都と連携し、都市強靭化を強力に進めてまいります。防犯対策ではテロを含むあらゆる犯罪の未然防止、特殊詐欺の被害防止に取り組んでまいります。令和5年6月5日には巣鴨、池袋、目白の三交通安全協会とともに、令和4年首都交通対策協議会の会長賞を受賞しました。これまで13歳未満と65歳以上のかたを対象としていた自転車用ヘルメット購入補助を全年齢層に拡大し、安心して自転車を利用できる環境を整えてまいります。 9.もっと区民に身近な区役所になるための改革  区役所がもっと区民に近い存在になるための変革を積極的に進めてまいります。区長と区民の皆様との「未来としまミーティング」を実施し、子ども、若者、女性、子育て中のかた、高齢者、障害のあるかたなど様々な視点から忌憚のない意見交換を行ったり、自らのアイデアを具体的な政策形成につなげる仕組みとして、区民の皆様から、区政課題の解決に向けたアイデアを募集し、実際に予算化する「区民による政策・予算提案制度」を導入します。また、子ども版の「区民の声」を令和5年6月16日より開始しました。これまで区に届きにくかった子どもたちの声に応えてまいりたいと考えております。デジタルやAIの活用により、区役所に直接行かなくても申請や支払いなどの手続きができる、より利便性の高い「来庁不要区役所」にも取り組み、区民の皆様の負担を軽減するとともに、区役所内の事務効率化を図ってまいります。 豊島区個人情報保護審議会 令和5年7月25日(火曜日) 午前10時から 区役所本庁舎9階第1委員会室 申し込み 傍聴希望のかたは電話で前日正午までに行政情報グループ電話 3981‐4404へ。 ●新型コロナウイルス感染症の状況により、中止・延期となる場合があります。詳細は各イベントの問い合わせ先に確認してください。開催状況は区ホームページで随時お知らせします。