2−3面テキスト 広報としま情報版 令和6年(2024年) 10月11日号 No.2080 豊島区役所 電話 03−3981−1111(代表) 〒171-8422 豊島区南池袋2−45−1 問は[問い合わせ先]、申は[申し込み先]、HPは[ホームページ]、EMは[Eメール]、FAXは[ファクス]、フリーダイヤルは[フリーダイヤル]、保は[保育あり]です。(注釈)費用の記載がない事業は無料です。 催し みらい館大明 パソコン講座「エクセル基礎編1」(全2回)…令和6年11月9・16日(土曜日) 午後1から5時まで◇表の作成や計算式など◇パソコン経験者◇7名◇6,000円 申し込み 令和6年10月13日から窓口か電話かEメールで「当館電話 03‐3986‐7186、Eメール miraikan_taimei@yahoo.co.jp」へ(注釈)先着順。 アグネス・チャンがんセミナー  令和6年10月26日(土曜日) 午後1時30分から3時まで 帝京平成大学◇乳がん経験者のアグネス・チャン氏が闘病経験や早期発見の重要性について講演。 申し込み 2次元コードで申し込み(注釈)先着順。 お問い合わせ 日本生命保険相互会社池袋支社電話 03‐3983‐5108 俳句入門講座(全3回)  令和6年10月26日・11月9日・11月23日 土曜日 午後1時30分から3時30分まで 目白図書館◇参加者全員での句会あり。講師…現代俳句協会副会長/佐怒賀 正美氏◇15名 申し込み 令和6年10月15日午前9時から窓口か電話かファクスで「当館電話 03‐3950‐7121、FAX番号 03‐3950‐7910」へ(注釈)先着順。 意思決定支援ガイドラインを学ぶ  令和6年10月31日(木曜日) 午前10時から正午まで としま産業振興プラザ(IKE・Biz)◇認知症の人の希望は尊重されることを学びコミュニケーションに活かす◇区内在住、在勤、在学のかた◇40名 申し込み 電話かファクスで「介護予防・認知症対策グループ電話 03‐4566‐2433、FAX番号 03‐3980‐5040」へ(注釈)先着順。 こまごめ秋まつり2024  令和6年11月2日(土曜日) 午前10時30分から午後2時30分まで 駒込生活実習所、駒込福祉作業所◇ボンボンショコラ、さをり織り、SOMEI VILLAGEの製品販売、キッチンカーの出店やゲーム、ステージなど申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ 当所電話 03‐3910‐2301 豊島ダンスカーニバル2024  令和6年11月2日(土曜日) 午前11時から午後6時まで 南長崎スポーツセンター◇ダンスのトライアルイベント。初心者向け講習会、ダンスタイムなど◇100名◇1種目3,000円、2種目以上は2,000円(区内在住のかたは1種目無料)◇室内履き持参。ヒールは要カバー。 申し込み 電話かファクスまたはEメールで令和6年10月13から31日の間に「安東ダンススクール電話 03‐3357‐5021、FAX番号 03‐3357‐5023、Eメール ads428@andoh-dance.com」へ(注釈)先着順。 帝京平成大学公開講座「ことばと聴こえの相談会」  令和6年11月2日(土曜日) 午後1から3時まで◇加齢性の難聴や補聴器についての講演、きこえのチェック体験会、補聴器の展示。講師…言語聴覚学科教授/黒田生子氏◇きこえが気になる中高年のかたとその家族、医療・介護従事者申し込み 2次元コードかファクスかEメールで令和6年11月1日までに「当大学FAX番号 03‐5843‐4869、Eメール gengo-soudan@thu.ac.jp」へ。 お問い合わせ 当大学電話 03‐5843‐4869 ちかこイベントクラブ  令和6年11月2日(土曜日) 午後2から4時まで としま産業振興プラザ(IKE・Biz)◇「技能実習」「特定技能」「育成就労」など在留資格の違いや制度の概要を学ぶ。講師…地球市民交流会労働相談局長/エディー・チェン氏◇20名 申し込み 令和6年10月15日午前10時から2次元コードで申し込み(注釈)先着順。 お問い合わせ 協働推進グループ電話 03‐4566‐2314 豊島区民ウォーキング大会  令和6年11月3日(祝日) 午前9時50分 JR目白駅駅前広場集合◇切手の博物館、金乗院〜戸山公園〜高田馬場駅まで(約6キロメートル)◇300円(別途入場料)◇軽装・昼食・飲み物・雨具 申し込み 当日集合場所で受付。 お問い合わせ 豊島歩こう会 吉越電話 03‐3986‐8620 生涯学習オープンスクール  令和6年11月3日(祝日) 午前10時から午後0時30分まで 日本外国語専門学校◇英検対策合格セミナー(3級、準2級、2級)2次対策◇中学生、高校生◇各級50名◇各級500円 申し込み 電話かファクスで「当校電話 03‐3365‐6141、FAX番号 03‐3365‐6041」へ(注釈)先着順。 文化財の中で文化財をえがく  令和6年11月3日(祝日) 1.午前10時30分から正午まで、2.午後2時から3時30分まで 自由学園明日館◇当館敷地内をスケッチ◇小学生◇各15名 申し込み 往復はがき(4面記入例参照。希望時間も記入)で令和6年10月18日(必着)までに庶務課文化財グループへ(注釈)抽選。 お問い合わせ 当グループ電話 03‐3981‐1190 講演会「東洋医学でコリ撃退!」  令和6年11月6日(水曜日) 午後2から3時まで 池袋保健所◇東洋医学とツボの力を使ったコリのセルフケア◇区内在住、在勤、在学で18歳以上のかた◇40名 申し込み 令和6年10月17日から電話で保健事業グループ電話 03‐3987‐4660へ(注釈)先着順。 離乳食講習会(池袋保健所)  令和6年11月7日(木曜日) 午後1時30分から2時45分まで◇口の機能の発達に合わせた調理のポイント、むし歯予防を学ぶ◇おおむね7か月から1歳児の保護者◇中期14組、後期以降20組申し込み 令和6年10月17日から予約専用電話 03‐3987‐4244へ(注釈)当所担当地域在住のかた優先で先着順。 お問い合わせ 栄養グループ電話 03‐3987‐4361 第3回インボディ測定会  令和6年11月8日(金曜日) 午後3時から、午後4時から、午後5時から、午後6時から 池袋保健所◇体内の筋肉量や脂肪量を部位別に測定◇区内在住、在勤、在学で18歳以上のかた◇各回40名 申し込み 令和6年10月17日から電話で保健事業グループ電話 03‐3987‐4660へ(注釈)先着順。 和室で楽しむフランス文学 神田伊織の講談「レ・ミゼラブル」  令和6年11月9日(土曜日) 午前10時30分から正午まで 鈴木信太郎記念館◇大学院仏文専攻修了の講談師による講談◇20名申し込み 2次元コードか往復はがきで令和6年10月22日(必着)までに「〒170‐0013 東池袋5‐52‐3 鈴木信太郎記念館」へ(注釈)抽選。 お問い合わせ 当館電話 03‐5950‐1737 実践者のための意思決定支援勉強会  令和6年11月9日(土曜日) 午後1時30分から4時30分まで 区民ひろば千早◇成年後見人等の業務を通じた意思決定支援の方法や事例など。講師…認定社会福祉士/星野美子氏◇40名◇成年後見人等を受任中か受任予定のかた、医療福祉専門職のかた 申し込み 2次元コードか電話かファクスかEメールで「サポートとしま電話 03‐3981‐2940、FAX番号 03‐3981‐2946、Eメール siensitu@a.toshima.ne.jp」へ(注釈)先着順。 としま健康長寿2024  令和6年11月9日(土曜日) 表彰式/午後2から3時まで、講演会/午後3から4時まで 区役所本庁舎1階としまセンタースクエア◇講演会「お口の中に見える病気〜それ、放っておいて大丈夫?〜」。講師…都立大塚病院口腔科部長/伊藤亜希氏申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ 豊島区歯科医師会電話 03‐3946‐7696、地域保健課管理グループ電話 03‐3987‐4203 「いのちの森」秋の自然観察会  令和6年11月10日(日曜日) 午前9時30分から11時30分まで みらい館大明◇生物多様性とSDGsの学習、間伐材の竹で箸作りなど。講師…特定非営利活動法人ネイチャーセンターリセン理事長/岩間 美代子氏◇区内在住、在勤、在学のかた(小学3年生以下は保護者同伴)◇24名 申し込み 2次元コードか電話かファクスかEメール(4面記入例参照。保護者同伴の場合は保護者氏名と続柄も記入)で令和6年10月24日までに「事業グループ電話 03‐3981‐2771、FAX番号 03‐3980‐5134、Eメール A0029180@city.toshima.lg.jp」ヘ(注釈)抽選。当選者へ10月28日に通知。 さくらんぼ祭  令和6年11月10日(日曜日) 午後0時30分から3時30分まで 西池袋第二区民集会室◇ステージ発表(トシマッハなど)、ゲームコーナー、パン・雑貨販売、喫茶など申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ 福祉ホームさくらんぼ電話 03‐5396‐9581 このモヤモヤはどこからくる?  令和6年11月15日(金曜日) 午後7時から8時30分まで オンライン◇日常で無意識にかかる男性への重圧や生きづらさを解消する社会のあり方を考える。講師…桃山商事代表/清田隆之氏◇26名申し込み 令和6年10月15日午前9時からEメールで男女平等推進センターEメール A0029117@city.toshima.lg.jpへ(注釈)先着順。 お問い合わせ 当センター電話 03‐5952‐9501 東京音楽大学 学内「第九」演奏会  令和6年11月23日(祝日) 午後2時開演 当大学100周年記念ホール◇乳幼児入場不可◇500名(全席指定)◇1,000円(別途385円)申し込み 詳細は区ホームページ参照。区内在住のかたへの無料招待は10月21日から申し込み。 お問い合わせ 当窓口電話 03‐6379‐3788、招待について電話 03‐6455‐2757 生活に困ったときは相談してください  生活が困難になった時の最後のよりどころとして、生活保護制度があります。生活に困窮するかたに対して健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を支援する制度です。相談内容は守秘義務により堅く守られます。ためらわずに相談してください。 生活保護が受けられる場合 最低生活費 収入 保護費 収入が最低生活費を下回る場合に、その不足分が支給されます。 ●生活保護の相談1.駒込、巣鴨、西巣鴨、北大塚、南大塚、上池袋、東池袋、南池袋、西池袋1・3丁目、池袋1・2・4丁目、池袋本町、雑司が谷、高田、目白1・2丁目のかた、住まいのないかた お問い合わせ 生活福祉課相談グループ電話 03‐3981‐1842 2.西池袋2・4・5丁目、池袋3丁目、目白3から5丁目、南長崎、長崎、千早、要町、高松、千川のかた お問い合わせ 西部生活福祉課相談グループ電話 03‐5917‐5762 ●仕事がなかなか見つからない、生活の困りごとなどの相談(生活保護受給者を除く) お問い合わせ くらし・しごと相談支援センター電話 03‐4566‐2454 ●地域の民生委員・児童委員 地域の方々の実情を把握し、一人暮らしの高齢者や生活が困難な家庭などの相談に応じています。 お問い合わせ 福祉総務課民生・児童委員グループ電話 03‐3981‐1722 第3回区議会定例会区長招集あいさつ 令和6年9月18日、高際区長が行った、招集あいさつの抜粋・要約です。  まず冒頭に、本区職員による通勤手当不正受給についてご報告申し上げますとともに、区民の皆様に深くお詫びを申し上げます。  この度、本区職員が通勤手当を不正に受給していたことが判明し、令和6年9月10日付で幹部職員6名および一般職員6名に対し、減給または戒告の懲戒処分を、さらに68名の一般職員に対し、所属部長による口頭厳重注意を行いました。不正受給の期間は令和5年4月からの1年未満が多数を占めていますが、平成23年10月まで遡り10年を超える者もおりました。  不正行為を未然に防ぐことができず、多くの職員が服務規律に違反し、公務員として極めて不適切な行為をしたことは、区民の皆様をはじめ、本区に関係する全ての皆様の区政に対する信頼を失墜させる重大な事案であり、区政の最高責任者として責任を痛感しております。  本件の重大性を鑑み、私および人事部門を所管する天貝副区長は、給料の2割を1か月減額、上野副区長および金子教育長は、給料の1割を1か月減額するため、今定例会に減額条例を追加して上程いたします。  今後、このような事態を二度と起こさないよう、綱紀粛正の徹底を図り、再発防止に努めるとともに、全職場、全職員一丸となって、区民の皆様の信頼回復に向け、全力で取り組んでまいります。 1 令和5年度決算  一般会計決算額は、歳入が1,473億円、前年度決算との比較では20億円の減、歳出は1,441億円、前年度と比較すると6億円の減となっております。  歳出決算額は対前年度比0.4%のマイナスとなりましたが、めまぐるしく変化する社会経済状況に対応するため、9次にわたる補正予算編成などにより、区独自の支援策も含めた物価高騰対策や妊娠期からの切れ目のない子育て支援の強化、学校給食費の無償化など、物価高騰に直面する区民生活支援や子育て支援の充実に積極的に取り組んできました。  特別区税は、9億円の増となる367億円、特別区財政調整交付金は24億円増となる377億円となり、ともに過去最大規模となりました。  「経常収支比率」は、特別区民税や財政調整交付金の増などにより、79.6%と昨年度より0.9ポイント改善しました。「公債費負担比率」は、前年度より0.6ポイント減少の2.6%となるなど、将来世代に過度の負担を残さない財政運営をさらに進めることができました。  このほか、「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」の4つの健全化判断比率は、いずれも国の基準を大幅に下回っており、本区の財政状況は、健全性を維持していると言えます。  特別区民税や財政調整交付金が堅調に推移したことを背景として、貯金と借金の差は360億円となりました。引き続き、基金の着実な確保や起債の有効な活用に努めるとともに、中長期的な視点に立った計画的な財政運営を行っていきます。 2 地震・風水害・熱中症対策  令和6年8月8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震を受け、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震への注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表されました。  本区は「南海トラフ地震防災対策推進地域」には指定されていませんが、直ちに区民の皆様に向け、家具類の転倒・落下防止の措置や食料・飲料水の備蓄、ご家族との連絡方法の確認など、災害への備えについて発信しました。一人ひとりが災害対応を自分事として捉えていただくことが極めて重要なため、今後も日頃からの呼びかけや、地域の方々が参加する救援センター開設訓練などに力を入れていきます。  また、7月25日、東北地方の日本海側を中心とする大雨災害により、本区の友好都市、防災協定締結都市である山形県遊佐町では、道路の崩落や河川の氾濫、床上・床下浸水など、甚大な被害に見舞われました。  区では、直ちに義援金や救援物資による支援とともに、7月30日から8月13日まで職員28名を3隊に分けて派遣し、罹災証明や災害ごみ置き場の管理などに従事しました。  災害廃棄物の処理や受援体制の整備が、復興に向けた大きな課題であることなど、多くの気づきがありました。被災現場で学んだ数々の課題を、防災対策に活かしていきます。  激甚化する自然災害による被害を最小限に抑えるためには、全庁一丸となって迅速かつ的確に対応することが重要です。区では7月30日、「震災・風水害対策本部会議」にて発災直後の各部局の役割分担や実際の従事業務などについて全部署で確認しました。また、9月2日には図上による総合防災訓練を実施し、首都直下地震発生による詳細な被害想定のもと発災直後の災害対策本部における各部の対応、医療対策本部の対応、両本部の連携など、実践的な訓練を行いました。  9月9日の防災会議では、備蓄物資計画について報告し、地域防災計画の見直しについてお諮りしました。委員からの様々なご意見などを踏まえ、情報通信、医療救護、避難者対策、備蓄・物流など、今般の社会情勢を踏まえた新たな地域防災計画を策定し、災害対応力の向上に努めていきます。  また、夏季の猛暑は「災害レベル」でした。4月の「熱中症特別警戒アラート」の運用開始など、取組強化は重要な課題です。熱中症による救急搬送者数、死亡者数は、高い水準で推移しており、高齢者がエアコンがあっても使用せず、屋内で発症するケースが多数を占めています。  本区では、今年度も熱中症対策本部を早期に立ち上げ、全庁で情報を共有しながら熱中症対策に力を入れてきました。区施設や区内薬局72か所を「としま涼みどころ」「涼みどころ薬局」として開放するほか、低所得の高齢者のみの世帯に対するエアコン設置助成の実施とともに、民生委員・児童委員や高齢者総合相談センター職員による75歳以上の単身高齢者世帯への戸別訪問などを行いました。  区民の皆様を守るため、来年度に向けてさらなる効果的な取組みを検討していきます。 3 教育大綱の策定  区政の重要な柱の1つである教育について、区長として目指す方向をお示しするため、現在「豊島区教育大綱」の策定に向け、検討を進めています。  「未来としまミーティング」の開催や「教育施策に関する意識調査」などを実施し、児童・生徒、教職員、保護者、地域の皆様から多くのご意見・ご要望をいただきました。本区の特性を生かし、子どもたちの学びと成長を支える新たな時代にふさわしいものとするため、そうした声に向き合いながら、総合教育会議において教育委員会と協議を重ねてきました。  令和6年7月に取りまとめた素案では、「未来を切り拓く笑顔で元気な“としまっ子”が育つまち」を目指すとともに、「元気でたくましく、個性や能力を伸ばしていける子ども」「人とのつながりを大切にし、共に支え合う子ども」「多様な体験を通して、豊かな心を育む子ども」「地域に育まれ、地域を愛する子ども」の育成を掲げ、その方針と取組みをお示ししています。  パブリックコメントでは、70件におよぶご意見が寄せられ、区民の皆様の教育に対する関心の高さを改めて認識しました。皆様からの貴重なご意見を踏まえ、大綱を策定していきます。 4 池袋西口まちづくり  平成27年に準備組合が結成されて以降、地元で検討を進めてきた池袋駅西口の再開発は先日、地区計画や都市再生特別地区などの都市計画について東京都および豊島区の都市計画審議会に付議され、可決されました。  今後は、東京圏国家戦略特別区域会議を経て、都市計画決定となります。  この再開発では、池袋駅西口の新たな顔となる駅まち結節空間の形成、利便性が高くわかりやすい交通広場の創出、駅前から続くアゼリア通りの広場化などを進め、「駅袋」から脱却し、回遊性の高いウォーカブルな空間が広がるまちが期待されます。「ひと」が主役のウォーカブルなまちを目指し、さらに官民連携でまちづくりを進め、ハードとソフトが融合した池袋らしさを継承、発展したまちの実現に取り組んでいきます。 5 シティプロモーションの取組み  今年度は、本区の強みである「マンガ・アニメ・コスプレ」を全面に打ち出したシティプロモーション活動を展開しています。  令和6年8月に、豊島区を舞台としたアニメ「バンドリ!」とコラボレーションし、スタンプラリーを実施しました。池袋を中心に、区施設や「チームとしま」の参加企業の店舗などに設置された15か所の会場を巡ることで、本区の魅力や街並みを味わうことができる企画で、2,300人の参加がありました。区民ひろば5か所も会場とし、これまで利用の少なかった10代後半から20代の若者たちに認知してもらうことで今後の利用も期待されます。  また、8月3日の「ハレザの日」イベントでは、すずらんスマイルプロジェクトと「バンドリ!」が連携しました。中池袋公園で活動をPRするとともに、本区職員が「バンドリ!」のキャラクターが描かれた周知カードを配布しましたが、用意した1,200枚が1時間もたたずになくなる人気ぶりでした。  今後の取組みとしては、まず、アニメやマンガにゆかりのある自治体が一堂に集結する「アニメ&まんが聖地SUMMIT&EXPO」が、11月8から10日まで本区において開催されます。アニメやマンガが好きなかたはもちろん、それぞれの地域特有の文化に興味のあるかたも楽しめるイベントです。  さらに、「チームとしま」と連携し、本区を海外に積極的にプロモーションする取組みを実施します。11月に台湾・台北で開催されるアジア最大規模の「国際旅行博」にサンシャインシティやそごう・西武、ビックカメラ、アニメイトなど、民間企業10社とともにPRに臨みます。台湾は、日本文化への興味・関心が高く、日本のアニメ・マンガが人気を博しています。企業と共同での出展は他自治体には例がなく、本区の魅力を存分に発信できるものと考えます。私も台湾に赴き、豊島区の魅力を来場者に向け発信します。 6 おわりに ●ファミリーシップ制度について  本区は、平成31年4月に「パートナーシップ制度」を導入し、多様な性自認・性的指向の方々に寄り添いながら、日常生活の支援などに積極的に取り組んできました。しかしながら、お子さんや親御さんまで含めた「ファミリーシップ制度」の導入についてのご要望も高まっています。  このような背景のもと当事者のかたのご意見を伺いながら、男女共同参画推進会議での審議を進め、パブリックコメントを踏まえ、制度設計を進めてきました。  このたび、当制度を導入すべく「男女共同参画推進条例」の改正条例案を上程いたします。23区において条例で規定するのは本区が初となります。当事者の方々にとって暮らしやすい環境となるよう、本制度導入を契機に今後、より積極的に取り組んでいきます。 ●内部統制の試行実施について  近年、類似したミスの発生や監査における指摘から、令和7年度より内部統制制度を導入することとし、現在、検討を進めています。令和6年10月から翌年1月まで、全課においてどのようなミスが起こるのか、要因となるリスクを洗い出すとともに未然防止策を検討し、具体的な取組みを進めます。今般作成した全課共通の「リスク評価シート」に、リスクの洗い出しからの一連の作業内容と事後の評価結果を記載します。  内部統制は職員一人ひとりがその意義を理解し、全ての部署において主体的に取り組むべきものであることから、職員への意識づけや課題整理を行い、本格実施につなげていきます。 ギャラリートーク 令和6年10月12日(土曜日) 午後2時から(30分程度) 雑司が谷旧宣教師館◇学芸員が館内を解説申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ 当館電話 03‐3985‐4081 「赤い鳥」と楽しむ、おはなし会 令和6年10月19日(土曜日) 午後2時から(30分程度) 雑司が谷旧宣教師館◇坪田譲治「ごんぎつね」ほか申し込み 当日直接会場へ。 お問い合わせ 当館電話 03‐3985‐4081