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報道発表日:平成29年1月20日
豊島区立池袋第三小学校の新校舎が昨年12月に竣工し、1月21日(土曜日)、関係者を招いて落成式を開催する。落成式の後には、午後1時30分から4時30分(4時受付終了)まで、一般の方を対象とした見学会を開催する。見学希望の方は、上履き持参の上、当日直接学校へ(申込不要)。
池袋第三小学校は、平成24年度から基本・実施設計を行い、平成26年度に旧真和中学校校舎を仮校舎とし、池袋第三小学校の敷地に新校舎の建設工事を進めてきた。
基本設計にいたるまでに、保護者や地域住民が「池袋第三小の建替え等を考える会」を設立し、平成24年3月に基本構想に関する提言書を区長へ提出。提言の趣旨を踏まえ、5つの基本方針、「楽しい居場所となる学び舎やづくり」、「地域のシンボルとなる景づくり」、「安全・安心の装置づくり」、「自然を活かし親しむ環境づくり」、「十分な運動や催しに対応する広い校庭づくり」を設け、新校舎の設計を行った。
池袋第三小学校は敷地が狭く、周辺道路も狭隘なことが改築工事を進める上での大きな課題となっていた。その狭い敷地を有効活用するため、4階建て校舎を敷地の北側に集約し、プールを屋上に設置することで、従前より、広く、形の良い運動場に整備している。また、校舎2階の南側には、教室間の仕切りのないバルコニーを設置している。このバルコニーは、緊急時には避難通路となり、運動会などの際には、保護者がここで観覧することができ、その分、運動場の運動スペースを大きく取れるようにしている。
さらに、地域にある立教大学のレンガを地域カラーと捉え、校舎全体にレンガ調のデザインを採用し、周辺環境と調和するとともに地域の伝統を取り入れたシンボル性のある学校となっている。
すでに新校舎は、この3学期より供用されており、学校南側の「緑の門」の前には、児童の交通安全や健やかな成長を願う親の気持ちを込めて、釜井甲子(かまいかねこ)第8代PTA会長から寄贈された「慈母ふくろう像」が旧校舎のギャラリーから移設され、児童の登下校の安全を温かく見守っている。
学校施設課
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