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<特別企画展>熊谷守一美術館34周年展を開催中

~熊谷守一の油彩約60点を展示~

平成31年4月23日

 

 現在、豊島区立熊谷守一美術館にて、「熊谷守一美術館34周年展」が開催されている。

小さな生き物や身近な自然を独自の眼差しで描いた画家・熊谷守一(1880-1977)の油絵約60点と、墨絵・書など約40点を展示している。6月30日(日曜日)まで。

熊谷守一美術館は、熊谷守一が亡くなるまで45年間住み続けた豊島区千早の旧宅跡地に、次女の熊谷榧(かや)氏が創設した美術館。開館記念日によせて毎春開催している特別企画展も、今年で34回目を迎える。34周年展では所蔵作品のほか、愛知県美術館(木村定三コレクション)から『蒲公英に母子草』(1959年)、『百日草』(1959年)など油彩10点、岐阜県中津川市付知町(つけちちょう)にある熊谷守一つけち記念館からは『つつじ』(1957年)、『御嶽』(1953年)など油彩10点とクレパス画1点を借用し展示している。1階には借用や寄託を受けた作品、2階には初期の頃に描かれた油絵、通常は貸しギャラリーとなっている3階には書や墨絵が展示されている。

草花や鳥、風景など、何気ない身の回りのものを描くことが多かった熊谷守一。若い頃から晩年までの作品を鑑賞しながら、彼の97年に渡る画家としての生涯を追うことができる。今回の展示ポスターになっている『蒲公英に母子草』は、1959年(※守一79歳)の作品。落ち着いた色の背景と白い蒲公英の綿毛、母子草の黄色い花びらのコントラストが印象的である。

昨年には、熊谷守一をモデルにした映画が全国で公開されるなど、いまなおその人と作品が注目を集めている。同館の職員は、「普段当館で見る事が出来ない作品を鑑賞できる年に一度の貴重な機会です。今年は例年よりも長い会期を設けております。大型連休などをご利用いただき、是非、ご来館ください」と話す。遠方の美術館が所蔵する作品を見る事が出来るのは会期中のみ。閑静な住宅地に立つこの美術館で、絵を通じて守一のものの見方や生き方などを感じてみてはいかがかだろうか。

日時

平成31年4月19日(金曜日)から6月30日(日曜日)まで

開館時間 午前10時30分から午後5時30分まで

祝祭日問わず月曜日休館

場所

熊谷守一美術館(千早2-27-6) 東京メトロ有楽町線・副都心線要町駅下車徒歩8分

特別観覧料

 一般:700円(15人以上団体650円)、高・大学生:300円、小・中学生:100円、小学生未満無料

障がい者手帳を提示の場合:100円、区内在住・在勤者証明書提示の場合:500円

背景、補足事項

【熊谷守一美術館】1985年に私設美術館として開館。2007年11月に、末永くこの場所で作品を見てもらいたいと、次女の熊谷榧氏より熊谷守一作品153点(うち油彩画23点)の寄贈を豊島区が受け区立美術館となった。特別企画展でない期間の常設展示(通年)は1階と2階の展示室で、油絵・墨絵・書など約60点が展示されている。

特別企画展中は3階まで企画展示。

写真

 

 20190423_蒲公英と母子草

『蒲公英に母子草』

愛知県美術館(木村定三コレクション)

20190423_御嵩

『御嶽』

熊谷守一つけち記念館蔵

20190423_1階展示室の様子

第1展示室の様子

この報道発表に関するお問い合わせ

 豊島区立熊谷守一美術館 電話03-3957-3779(代表)

 

お問い合わせ

更新日:2019年4月23日