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若者に、引きこもりや中退を予防する「居場所」を。

~何もしなくてもよい場所「みらい館大明ブックカフェ」~

 令和元年6月27日

「ここは、普通の若者が何もせずに過ごせるところなんです」と、みらい館大明副館長の荘司さんは語る。小学校跡地を活用した生涯学習施設「みらい館大明」の「ブックカフェ」は、誰でもふらりと立ち寄って、思い思いに過ごせる「場」を提供している。

ブックカフェは区とNPO法人いけぶくろ大明が協働する豊島区若者支援事業として、2013年に開設。行政がアプローチしづらい高校生から30代前後の若者を対象として、引きこもりや中退などの予防対策を目的に運営している。

本事業の特徴は、生涯学習の視点から若者を支援していることだ。福祉事業であれば、相談やカウンセリング等に誘うことが多いが、ブックカフェでは、何かをする必要はない。常駐するコーディネーターが初めて来た方にすぐ声をかけることはほとんどなく、数回来て世間話をする中で、利用者からやりたいことや悩みを話してくれるという。

関わりの中から、利用者のやりたいことを形にするサポートを行うのが、コーディネーターの役割だ。若者スタートアップ企画は、コーディネーターと共に、若者が気軽にトライできる事業。これまで、美術大学生の発案でのデッサン講座や、マイノリティを考える映画上映会、メイドカフェ職業体験など、ユニークなイベントを開催してきた。生涯学習施設として多様なテーマに取り組み、地域とのつながりもある本施設で、若者が安心して試行錯誤し、失敗と成功を繰り返すことで、自分に自信を持ち、次の一歩へとつなげるプロセスを身につけることができる。引きこもりがちの大学生が、子ども向け学習ボランティアで自信をつけたり、地域のお祭りでボランティアをする等、利用者は活動の場を広げている。

また、利用のきっかけ作りとして、お茶を飲みながら相談事を気軽に話す「雑談のできる法律相談所」や、様々な職業の方から日頃は聞けない話を聞く「ライフスタイルカフェ」なども不定期に開催している。

以前は利用者で、現在コーディネーターとして活動する卜沢さんは、「若者が家庭や学校、職場以外に行き場がなく、息苦しさを感じていることも多い。ブックカフェで自己実現をかなえる出会いが増えれば」と利用を呼び掛けている。

今後、さらに地域・教育機関等との連携を図るため、7月3日にトークイベントを開催する。

ブックカフェ概要

  • 開館日時:平日(金曜を除く)16時から20時、土日祝日13時から18時 入場無料
  • 特徴:曜日別にコーディネーターが常駐
  • 平成30年度利用者数:9,398名
  • ブックカフェホームページ:http://taimeibookcafe.net/

 トークイベント「地域コミュニティと教育機関のサードプレイス活用の可能性」

  • 日時:令和元年7月3日(水曜日) 18時30分~20時40分 ※17時45分~施設見学(希望者のみ)
  • 対象:区内の高校・大学・専門学校等の教育関係者、地域コミュニティ等運営関係者
  • 内容:ブックカフェの事業説明と事例紹介、トークセッション、相談・交流

写真

みらい館大明コーディネーター

コーディネーターは気軽に相談に応じる

ブックカフェの様子

ブックカフェの様子

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みらい館大明ブックカフェ 電話 03-3986-7186

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更新日:2019年6月28日