ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和元年10月 > 第27回豊島区伝統工芸展
ここから本文です。
~伝統工芸士の匠の技を実演~
令和元年10月23日
10月24日(木曜日)から26日(土曜日)まで、豊島区庁舎1階としまセンタースクエア(南池袋2-45-1)にて、「第27回豊島区伝統工芸展」が開催される。平成28年度に黄綬褒章を受章した渡邉勉さん(東京籐工芸)ら、区内の伝統工芸士が業種別ブースにて実演を行う。
「豊島区伝統工芸展」は、豊島区伝統工芸保存会に所属する伝統工芸の職人が一堂に会し、「匠の技」の工芸品を展示・販売するイベント。「東京手描友禅」や「東京籘工芸」など12業種23名が出展し、洗練された作品の数々が並ぶ。製作実演のほか、一部ブースでは体験(有料)も可能である。
今年の特別展示コーナーで注目すべきは、平成31年3月に逝去された内田敏郎さん(東京銀器)の作品である。内田さんは、銀製の装身具や各種置物などを制作し、特に鍛金の切嵌作家としては第一人者であった。通産大臣賞、都知事賞等のほか、勲七等の叙勲を受けるなど、数々の受賞経歴を持つ。高度な技術が必要とされる切嵌技巧の作品を間近にみることができる貴重な機会だ。
そのほか豊島区の交流都市である宮城県の伝統工芸「堤焼」、「仙臺堆朱(せんだいついしゅ)」、近隣で保存会同士が交流を行っている板橋区・北区の伝統工芸品も展示販売される。
担当者は「実演しているブースがたくさんありますので、普段触れられない匠の技を堪能できる絶好の機会です。また、東京手描友禅や貴金属装身具などは職人から手ほどきを受けながら実際に伝統工芸品を作ることができます。ぜひ皆様お誘い合わせのうえお越しください。」と来場を呼びかけている。
令和元年10月24日(木曜日)から26日(土曜日)まで
午前10時から午後6時まで (最終日は午後5時まで) 注:入場無料
豊島区庁舎1階としまセンタースクエア(南池袋2-45-1)
豊島区伝統工芸保存会
共催:豊島区
東京手描友禅、東京籐工芸、東京組紐、東京彫金、江戸べっ甲、江戸提灯、江戸凧、貴金属装身具、東京三味線、江戸象牙、金工、和服仕立
特別展示:宮城県(堤焼、仙臺堆朱)、板橋区、北区の伝統工芸保存会の展示・販売
区の伝統工芸の魅力を伝えることを目的に、伝統工芸産業に従事する職人が「伝統工芸展」「伝統工芸教室」などを行なっている。現在、12業種23名(会員21名、準会員2名)が所属。
昨年の様子1
昨年の様子2
昨年の様子3
生活産業課 電話:03-4566-2742
お問い合わせ