豊島区を「児童相談所設置市」に指定する政令が閣議決定されました

令和4年6月15日

令和4年6月14日、令和5年2月に豊島区を「児童相談所設置市」に指定する児童福祉法施行令の一部を改正する政令が閣議決定されました。この政令指定により、豊島区は児童相談所を設置することができます。

本区の児童相談所の開設は、長崎健康相談所との複合施設として整備を進めています。子どもを守る専門機関と母子保健の専門機関が一体となった新たな子ども・子育て拠点として、子どもの最善の利益を確保します。

また、子育て・健康に関するイベントの実施や交流スペースとしての活用に加え、地域防災の中核的な役割を担う消防団施設も併設することで、地域の安全・安心を総合的に守ります。

児童相談所外観パース

児童相談所外観（イメージ）

豊島区児童相談所の概要

児童相談所案内図

案内図

1.長崎健康相談所と合築！　～新たな子ども・子育ての相談拠点～　

長年、地域で親しまれてきた「長崎健康相談所」と合築することで、子育て支援部局と母子保健部局との連携をさらに強化し、妊娠・出産から子育てに至るまでの相談拠点として、切れ目ない支援の充実を図ります。

切れ目ない支援を実現します

2.専門職による一貫した支援と子どもの権利を保障する取組みを進めます！

一時保護など法的対応の専門機関である「児童相談所」と身近な子育て相談機関である「子ども家庭支援センター」が区の児童相談行政の両輪となり、関係機関と連携を図るなかで、身近な相談からハイリスクな相談までを専門職が一貫して支援します。
子どもたちが夢や希望を抱き、安心して健やかに成長できるよう、健康に配慮した予防的な支援に努めます。

子どもの権利を保障する取組み

3.“オールとしま”による児童相談体制を構築し、子どもを虐待から守ります！

増加しつづける児童虐待等の相談に対して、「児童相談所」と「子ども家庭支援センター」に母子保健の専門機関である「長崎健康相談所・池袋保健所」を加えた三機関が核となり、それぞれの専門性を活かした迅速かつ適切な対応を行います。
関係機関との連携と地域のネットワークを活用した“オールとしま”による児童相談支援体制を確立し、虐待の疑いのある子どもとその家庭の早期発見、早期対応と予防に努め、「児童虐待ゼロ」を目指します。

オールとしま