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令和4年9月7日
豊島区上池袋に池袋第一小学校が竣工しました。区内小学校初の5階建てで「森の中の学校」がコンセプトです。
豊島区の多くの小・中学校は、施設の老朽化が著しく、また、教育内容や方法の多様化、情報化や環境対策等の社会情勢の変化に対応するためにも、計画的かつ効率的な学校改築が不可欠の状況となっていました。そうした状況を踏まえ、平成20年7月に策定した「豊島区立小・中学校改築計画」の中で、校舎等施設の老朽度や仮校舎確保等を考慮し、平成26年3月の第一次改訂により池袋第一小学校を改築校に位置づけました。
平成30年度、令和元年度の2ヵ年に渡って基本設計、実施設計、令和2年4月に、旧校舎の解体工事が行われました。そして、子どもたちが様々な樹木や植物などと自然に触れ合える新校舎を目指して改築工事が行われ、2層吹き抜けの学習情報センター、夏季以外に床上利用できるプール、各教室のプロジェクターなど、充実した教育設備を備えた学校が完成しました。
「森の中の学校」としての池袋第一小学校は、今、豊島区の中で作られている様々な緑の空間のネットワークの一つとして位置づけ、これまでの学校改築で行なってきたみどりの拠点づくりを継承しつつ、池袋を中心に整備が進められている4つの公園や庁舎にあるみどりとのつながりも大切にしてまいります。
階段のような段上となる校舎となり、バルコニーの部分にも様々な樹木や植物を配しています。
また、ひばりがや広場には防災機能を継承し、ケヤキの木陰や桜並木を整備しました。学校の様子がうかがえる地域と学校がつながる広場です。
夏季以外にも有効活用できるよう、床面をあげ、人工芝を敷き、子ども達が使用できる場として整備。
また、開閉可能な屋根があり、外で遊べない時にも、思いきり体を動かすことができます。
開放的な吹き抜けで、タブレット端末や本で調べ学習ができます。
ビオトープや各特別教室と隣接し、調べ学習と連動して観察や野外活動もできます。
26人乗りのエレベーターを2基設置。障害の有無にかかわらず、だれもが当たり前に校内を移動できます。
学校施設課 学校改築推進グループ 電話:03-4566-2789