ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和5年3月 > 世界大会への挑戦!「東京としまの宝物」~にっぽんの宝物プロジェクトスキームの活用~
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令和5年3月28日
豊島区では、区内に眠る素晴らしい商品やサービスの発掘と育成を目的に、23区の自治体では初となる“にっぽんの宝物プロジェクト(※)”を活用した「東京としまの宝物」事業を実施しています。
「にっぽんの宝物プロジェクト」とは…
日本の地方には良いものがあリます。しかしこれまでのやり方では売れず、人手不足、後継者不足、廃業に至るケースが増えており、業界存続の危機に「待ったなし」の状況が続いています。そこで2009年よリ、自治体、地元金融機関らと力をあわせ、商品の開発、販売支援を行う全国的なネットワークを構築。あえて異業種(1~3次産業)人材を集め、「アクティブラーニング」と「コラボレーション」をキーワードに、自社商品のブラッシュアップを実施(= 複数回のセミナー)しています。その成果発表として、地方大会、全国大会、世界大会(シンガポール)でさらなる商品選抜を行い、2009年の開始以来、売上が100倍になった事業者などを輩出しています。(にっぽんの宝物公式ホームページより抜粋)
区内の飲食店や銭湯・教育事業者など、個性豊かな44事業者が参加しました。国内外で指導経験多数の“にっぽんの宝物 総合プロデューサー 羽根 拓也氏”の指導のもと、「売れる商品の作り方」などの座学やグループワークをはじめ、自社商品のプレゼンテーションの訓練を全4回のセミナーで実施しました。
また「事業者訪問」と称し、講師自らが事業者を訪れ、実際に商品を手に取りながら個別指導する独自の手法で、事業者のモチベーション向上および短期間での商品のブラッシュアップを図りました。
第1回:8月17日(水曜日)「令和に売れる商品の作り方」
第2回:9月2日(金曜日)「最速で商品を作るコラボの技術」
第3回:10月11日(火曜日)「ものを売らずにコトを売る技術」
第4回:11月14日(月曜日)「売れる伝え方と売れない伝え方」
セミナーの様子
セミナーの様子②
事業者訪問の様子
事業者訪問の様子②
セミナー参加者の成果発表の場として「東京としまの宝物グランプリ」を開催いたしました。
本イベントは、様々な分野から構成される審査員に対し、自社の商品やサービスの魅力をプレゼンや試食・体験を通して伝え、東京としまの代表事業者を決定するものです。
上記1~4は、にっぽんの宝物 JAPAN大会に出場
全国16エリアの地方大会を勝ち抜いた事業者同士による全国No.1決める大会が開催されました。
56 事業者が13の部門に分かれ、各界の著名な審査員に対し、プレゼン発表を行いました。
結果 |
事業者名(商品・サービス名) |
部門 |
---|---|---|
グランプリ |
株式会社ビナコーポレーション/サイゴンレストラン (あみあみスイーツ揚げ春巻き) |
新体験スイーツ部門 |
審査員特別賞 |
トキワ荘協働プロジェクト協議会 (トキワ荘のまちに夢で虹をかける) |
コミュニティ部門 |
審査員特別賞 |
株式会社Ankur (頑張る人を骨と血管から応援する) |
ヘルシー部門 |
審査員特別賞 |
株式会社スモークビアファクトリー (なまちゃんのラオホ) |
ドリンク部門 |
見事、部門グランプリに輝いた「株式会社ビナコーポレーション/サイゴンレストラン」は、今年の8月にシンガポールで開催予定の“にっぽんの宝物 世界大会”に出場する予定です。
「東京としまの宝物」の取り組みにより、参加者同士が互いの事務所を訪問し、コラボ商品やコラボイベントを企画するなど、これまで縁のなかった業種や企業とのつながりが確実に生まれています。
来年度は、区主催から信用金庫や企業・団体から構成される「東京としまの宝物 実行委員会」の発足を予定しており、一つのチームとして事業者支援の充実を図ります。
生活産業課 商工グループ 電話:03-4566-2742