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~2月25日(木曜)まで マンガの前身である「絵物語」ブーム火付け役 区役所で鑑賞~
令和3年2月5日
豊島区役所本庁舎4階の回廊にて、『庁舎まるごとミュージアム「異能の画家 小松崎茂の複製原画展」』を開催しています。
小松崎茂は、絵物語(※)ブームの始まりの時期である昭和23年7月から昭和26年3月まで、駒込に暮らした豊島区ゆかりの作家です。小松崎の代表作である「地球SOS」、「大平原児」も駒込で描かれました。駒込での暮らしは、家族や弟子たちと暮らす賑やかなものでした。
挿絵画家としてデビュー後、絵物語作家として、子どもたちの間で人気を博しました。そのブームは10年ほど続き、昭和30年代になると人気は徐々にマンガへと移行していきます。のちに「マンガ家」となる少年たちも一読者として小松崎の作品に大きな憧れを持っており、藤子不二雄Ⓐをはじめ、石ノ森章太郎なども、小松崎の読者でした。
今回の展示では、小松崎の代名詞である戦記もの・SFものを中心に26点の高精細複製原画を展示しています。また、期間中は、区役所本庁舎4階にて「宇宙コロニー」(下部展示作品例参照)のポストカードを無料で配布しています(先着300名)。
小松崎は、時代ごとに様々なジャンルの作品を生み出し、人々を熱中させ、楽しませてきました。作品の持つ魅力や当時の時代性を感じつつ、当時の子どもたちに夢を与えた想像力豊かなイラストをご覧ください。
絵物語…挿絵の分量が非常に多い小説や紙芝居を本として移植したものなどを指す。昭和20年代に子どもたちの間で流行した。
令和3年1月30日(土曜)~2月25日(木曜)
庁舎開庁時間(8時30分~17時15分)
豊島区役所本庁舎4階 回廊
展示作品例(宇宙コロニー)
展示風景
展示風景
文化観光課 トキワ荘マンガミュージアムグループ 03-5992-7018
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