ホーム > 区政情報 > 広報 > 報道発表 > 【報道発表】令和3年2月 > 庁内横断で生きづらさを抱える若年女性を支援!「すずらんスマイルプロジェクト」始動
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~2月9日に民間団体との意見交換会実施し、支援策を検討~
令和3年2月15日
豊島区は、1月29日(金曜日)より、コロナ禍で顕在化した10代、20代の若年女性の貧困、虐待、自殺などの諸問題への取り組みを推進するため、全庁横断のプロジェクトチーム「すずらんスマイルプロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトは、若い世代の女性のおかれた状況を把握し、実効性ある対策に結び付けることを目的に、庁内組織の垣根を超えて各分野が連携しながら、スピード感を持って検討するために設立しました。
先週2月9日(火曜日)には、プロジェクトの取組みの一つとして、若い女性を支援する5団体の皆さんと、実際の支援方法、また、支援している女性の状況や課題について意見交換をしました。会では、「私的なことは公的な場所で相談できないと思っている人も多く、話しやすい場所を作ることも大切」、「相談を受ける際には、安心感と、この人と話したいという興味関心を持ってもらうことが必要」などの意見が出されました。
会に参加した特定非営利活動法人ピッコラーレの小野晴香さんは「課題を包括的に解決するには、多くの部署との連携が不可欠なので、今回、区が横断的なプロジェクトチームをつくり、今日のような会を開いてくれたことは、とても有意義だと感じました。豊島区は活発に活動するNPOが多いですが、コロナ禍でなかなか顔を合わせることも少ないため、タイミングもよかったと思います」と参加した感想を語りました。
区の担当者は「これを機に行政と民間の支援団体との連携を強化し、多様な困難に直面する女性が、必要な支援にたどり着きやすくなるよう、鋭意取り組んでいきます」とプロジェクトへの思いを語りました。
今後は、まずは、若い世代に合ったツールを活用するなど、区の情報発信について改善を検討します。
また、支援団体の皆さんや当事者である若い女性の方などからご意見をいただき、課題解決に向けて検討を進めていきます。
なお、「すずらんスマイルプロジェクト」の取組みは、継続してお知らせします。
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