更に便利に！
視覚障害者のための移動支援アプリ「shikAI」による音声ナビゲーションシステムの対象エリアを拡充！
～東京メトロ東池袋駅から中央図書館への案内を追加～

令和3年5月7日

豊島区は、4月1日から視覚障害のある方の利便性向上を目的として、全国の自治体で初となる専用アプリ「shikAI（読み：シカイ）」による移動ルートの音声案内システムを、東京メトロと連携し、東池袋駅と区役所間で運用を開始しています。

５月１０日からは、新たに、東池袋駅と中央図書館間を対象エリアとして拡充し、東池袋駅、区役所及び中央図書館間で、双方向での音声案内が可能となります。

中央図書館には、視覚障害者のためのひかり文庫（点字図書館）が併設されているため、エリア拡充により増々の利用が見込まれます。

豊島区盲人福祉協会の武井会長は、「視覚障害者は読書する機会が少ない。今回のエリア拡充によって、ひかり文庫を利用する機会が増え、読書のきっかけづくりになることを期待したい。他の地域でもこうした取り組みが広がれば、もっと多くの視覚障害者が安心して出かけることができる。」と期待を寄せています。

導入月日

令和3年5月10日（月）より開始

拡充エリア

東京メトロ　東池袋駅　～　中央図書館（ライズアリーナビル）

※東京メトロ　東池袋駅　～　豊島区役所は4月1日より運用中

専用アプリ「shikAI」の詳細について

https://www.linkx.dev/shikai

「shikAI」とは、iPｈoneの視覚障害者専用のナビゲーションアプリで、カメラで点字（警告）ブロックに設置したQRコードを読み取ると、現地から目的地までルートを導き出し、音声で進む方向や距離を伝えることで、視覚障害のある方が安心して目的地までたどりつけるようサポートしてくれるシステムです。

写真

点字ブロックのQRコード 

システム概要

この報道発表に関するお問い合わせ

  障害福祉課　電話:03-3981-1766

 

更新日：2021年5月7日