ホーム > 豊島区役所 > 豊島区新庁舎整備に関する情報 > 『新庁舎整備の検討のまとめ-整備方針(案)-』について
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意見提出期間 |
平成20年6月5日~平成20年7月10日 |
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結果公表日 |
平成20年10月5日 |
改定案の閲覧場所 |
広報課、行政情報コーナー、区民事務所、図書館、庁舎建設室 |
意見等の受付方法 |
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意見件数 |
意見・要望件数 399件
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決定された計画等 |
お寄せいただいたご意見等を考慮しながら検討を行った結果、整備方針(案)に一部修正を加え、「新庁舎整備方針」を策定しました。 |
意見・要望件数 399件
(1) 庁舎建設は不要
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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本庁舎は今年で築47年を迎え、23区の中で最も古く、分庁舎も築53年を経過しています。とりわけ分庁舎A館やB館は、著しく老朽化が進んでおり、耐震性が確保されていません。本庁舎も耐震性能は確保してありますが、設備面を中心に老朽化が激しく、抜本的にリニューアルを施さない限り今後8年程度が耐用の限界と考えられます。8年を越えて将来も使用する場合は、本庁舎、分庁舎、区民センター、公会堂に関する改修経費は約44億と試算しています。 |
(2)その他
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
23区の再編の話があるなかで、仮に再編される場合は新庁舎の必要性と密接な関係があるので、考慮すべきである。(1件) |
現在のところ23区を再編する具体的な話はありませんが、将来的な状況の変化へも、柔軟かつ効率的な対応が可能となるよう計画づくりを進めます。 |
(1) 旧日出小地区案がよい
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回の整備方針(案)では、現庁舎地区案と旧日出小地区案とを利便性、建物計画、資金計画、実現性の観点から総合的に検証し、利点の多い旧日出小地区案の優先化を図っています。個々の条件で見るとそれぞれ、利点、欠点はありますが、総合的に判断すると、方針案のとおり旧日出小地区案を新庁舎の候補地として絞り込み、事業の実現に向け取り組んでいきます。 |
(2) 現庁舎地区案がよい
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回の整備方針(案)では、現庁舎地区案と旧日出小地区案とを利便性、建物計画、資金計画、実現性の観点から総合的に検証し、利点の多い旧日出小地区案の優先化を図っています。個々の条件で見るとそれぞれ、利点、欠点はありますが、総合的に判断すると、方針案のとおり旧日出小地区案を新庁舎の候補地として絞り込み、事業の実現に向け取り組んでいきます。 |
(3) 旧日出小地区案、現庁舎地区案以外の場所に新庁舎を整備すべき
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回示した二つの案以外にも、様々な方法を検証しましたが、仮庁舎の確保、必要な床面積、位置、財政負担などの問題等でこの案に絞り込みました。 |
(4) その他
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
池袋駅から遠くなり不便となるので、旧日出小地区への移転は反対である。(9件) |
お住まいの地域により便、不便が出ると思いますが、現庁舎との比較では、池袋駅から3分程度遠くなる一方、地下鉄有楽町線「東池袋」駅から約1分程度であり、さらに地下通路で直結させる予定となっています。 |
2 |
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旧日出小地区を含む市街地再開発事業区域は、東京都のしゃれた街並みづくり推進条例に基づく、街並み再生地区のなかにあります。この地区では、池袋副都心に隣接した立地特性を活かし、副都心内のサンシャインシティや東池袋の再開発街区と連携した地域の拠点的なまちとなるよう、土地がまとまれば高度利用を図るとともに、安全で快適なまちづくりを進めていくことを目標としています。 |
(1) 規模について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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素案では、庁舎の規模については、国の起債基準に基づく庁舎面積の算出と人口20~30万人の区庁舎の区民1人当たりの平均面積による算出の数値を参考にコミュニティ機能や防災機能などの多目的スペースを勘案し、30,000平方メートルと想定しました。 |
2 |
庁舎規模を職員1人につき、4.5平方メートル、会議室は1人につき7平方メートルという基準で算出しているのは大雑把で納得がいかない。会議室や議会傍聴席の利用率を算出するなど、きちんと視察・調査をして見積をだすべきである。(1件) |
今後、庁舎室内のレイアウトを計画していくなかで、現況調査等を行い、さらに適正な規模を検証します。 |
3 |
公社等の外郭団体は団体数そのものの減少とその人員の削減にまだまだ努力する余地がある。そうすれば新庁舎の床面積も減る。(1件) |
原則として、公社や外郭団体は新庁舎に入る計画にはなっていません。 |
(2) 形状など
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
48階の高層マンションには反対である。(9件) 高層ビルによっておこる風害、照り返し等の影響が心配である。(5件) エアライズタワーからの富士山の眺望が損なわれるので、旧日出小地区の庁舎は低層にしてほしい。(4件) 電波障害について、今から検討したほうがよい。(1件) |
今後、土地利用、再開発事業の都市計画を決定する前の諸手続きのなかで、周辺環境への影響も含め、検証していきます。 |
2 |
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今後、新庁舎の設計を具体的に検討していきますので、参考とさせていただきます。 |
(3) 区分所有について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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旧日出小地区案では、中低層部を庁舎、高層階を住宅とすることで、低層階の面積を大きくすることが可能なことから今回の建物イメージとなっています。低層階のワンフロア面積を大きくすることによる、区民サービス、防災機能面でのメリットの方が、住宅や店舗等との複合建築によるデメリットより大きいと考えます。 |
2 |
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整備方針(案)は建物イメージでの検討であり、メンテナンスコストの算定はしておりません。今後、具体的に建物の用途・規模・設備機器が明確となる実施設計段階で、維持費や改修工事費等のライフサイクルコストを検討して公表します。 |
(4) 環境機能
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回の整備方針(案)では、新庁舎整備の基本的方向のひとつに、「環境保全・自然エネルギーの利用」を掲げており、地球環境に配慮した、経済効率の高い施設をめざします。太陽光発電をはじめ風力や雨水利用など自然エネルギーの活用について検討していきます。 |
2 |
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旧日出小地区の施設計画では、建物の壁面を周囲の道路境界線から10メートル以上後退させることにより、建物周辺をオープンスペースとして、区民の皆様が利用できる歩道状空地や広場状空地を整備して緑化を推進します。 |
(5) 駐車場・駐輪場
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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新庁舎に整備する駐車場は、法令に定める駐車台数以上を確保する予定です。また、自転車・自動二輪車の駐輪場は、現庁舎周辺の利用状況を考慮し、十分な台数を確保します。また、駐車スペースやバリアフリーについては、新庁舎の設計を検討する中で、参考とさせていただきます。駐車場・駐輪場の管理運営方法などは、今後検討します。 |
(6) 防災関係
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回の整備方針(案)では、新庁舎整備の基本的方向のひとつに、「防災拠点機能の強化」を掲げており、庁舎全体が防災拠点となることを前提に災害時に諸機能が維持できる設備面での十分な対策を検討していきます。 |
(7) その他
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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庁舎はフロア面積が広いほうが、区民の皆様の利用が多い区民課や税務課、国民健康保険課、子育て支援課などを、ワンフロアに集約することができ、各課の連携によるサービスの改善が図れ、移動の距離も少なくなります。また、階段やエレベーターなどの共用施設の面積割合が相対的に少なくなり経費の節約になります。 |
2 |
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今後、新庁舎の設計を検討するなかで、参考とさせていただきます。 |
(1) 定期借地方式
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今回想定している一般定期借地方式は、平成4年に創設された制度で、契約期間満了時に契約の相手方(借地人)が建物を取り壊し更地にして区に土地を返還する契約です。 |
(2) 試算について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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新庁舎整備は、極力財政負担の少ない方法で整備することを大前提としています。本計画では、現庁舎地を定期借地方式により民間活用し、その賃付料25年分を事前に受け取るという条件で試算していますが、この期間でしかできないというわけではありません。土地を資産活用する時期(新庁舎の完成時)の経済状況等により、柔軟に対応します。いずれにしろ、後年度負担や住民税等の負担は発生しません。 |
2 |
健康センター新築経費は新庁舎建設に関係があるのか。これがなければ区の赤字が減るのではないか。(1件) |
整備方針(素案)では、区民センター敷地は、分庁舎の建設または資産活用の対象としていました。 |
(3) その他
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
現庁舎地区案の民間ビルをもっと高層にし、収入を増加させるべき。(2件) |
現庁舎地区案の場合、新庁舎を建設する「公会堂・分庁舎敷地」の容積率を上限まで使用しているため、民間ビルは現行法規で認められる最大限の規模で案を作っています。 |
2 |
現庁舎地案の不足する資金は、寄付を募集してはどうか。(1件) |
このような多額の寄付は困難であると考えています。また、できるだけ具体的な資金計画を検討する必要があることから、不確定な寄付等を前提とすることはできません。 |
(1) 本庁機能以外の施設の導入
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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新庁舎には、現在の本庁舎や分庁舎等事務所を構成している本庁機能を想定しています。 |
2 |
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面積等の制限もあることから、現在、国や都などの行政機関や収益施設等の設置は想定していません。 |
(2) コミュニティバスの設置等
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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コミュニティバスなど、新庁舎や他の施設も含め区内の交通利便性の向上の方法を別途検討しています。 |
(3) 新庁舎へのその他の要望等
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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今後、新庁舎整備の計画を進めるなかで、検討していきます。 |
2 |
道路や敷地の中空にプラットホームの整備を。(1件) |
道路の計画や周辺の街区の方針が定まった段階で検討します。 |
(4) その他の提案・計画など
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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ご提案の内容は、まちづくり全般に係わる問題ですので、今後の検討のなかで参考にさせていただきます。 |
2 |
新庁舎整備とあわせて出先機関も充実するべき(2件) |
今回の新庁舎の整備では、来庁者への窓口サービスの充実はもちろんのこと、区民の皆様が身近なところでより多くのサービスが受けられるよう、検討を進めます。 |
3 |
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区政全般に係わるご提案・ご要望ですので、参考とさせていただきます。 |
(1) 現庁舎地区跡地活用
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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現庁舎地区は池袋駅からも近いため利便性も高く、区有財産の中でも最も資産価値の高い土地であります。 |
(1) 公共施設の整備について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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区民の皆様にとって歴史的にも馴染みが深い現庁舎地区は、今後も区の公共施設の拠点として整備していきます。 |
(2) 公会堂について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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区民が低料金で気軽に多様に利用できる公会堂は、文化・集会施設として極めて重要な施設だと考えています。新たな公会堂は、区民の文化活動や集会の需要を調査した上で、どのような機能、形態で整備するか十分に検討する必要があります。 |
(1) 再開発事業に反対
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
住民が追い出されてしまい、定住化が見込めない。(1件) |
権利変換方式の再開発事業は、権利者が、従前資産を新しい再開発ビルの床に置き換え、施行地区内に残留することが基本の事業です。希望すれば、地区外に転出することもできますが、追い出すものではありません。 |
2 |
区域内の所有者であるが、再開発事業で進める旧日出小地区案には同意していない。整備方針案を速やかに撤回してほしい。(3件) |
再開発事業については、今後、事業化に向けた調整、手続きが具体的に進められます。そのなかで解決を図っていきます。 |
(2) 再開発事業と企業等の関係
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
設計事務所や施工業者の協力が入っているのではないか。(1件) |
旧日出小地区の再開発事業では、準備組合が財団法人首都圏不燃建築公社と準備組合運営に関する契約を締結し、事業推進の協力を受けています。また、都市計画手続きの依頼に必要な資料作成や事業の検証のため、設計や不動産鑑定、測量の会社などと契約しています。 |
2 |
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再開発事業の事業計画は、再開発組合が作成します。区は組合の一員として、事業計画の作成に携わります。参加組合員(権利者の床以外を購入する事業者)の選定については、再開発組合が公正な手続きで行います。 |
(1) 環状5の1号線
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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環状5の1号線は東京都施行の都市計画道路事業です。東京都では、当初の計画を変更し、地下通過道路の整備を準備していますが、完成までの期間、計画の内容は、現在のところ明らかになっていません。 |
(2) 周辺地区の再開発
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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旧日出小地区を含む周辺地区の街づくりについては、平成16年12月に東京のしゃれた街並みづくり推進条例にもとづいて指定された「南池袋二丁目地区街並み再生方針」で方向性が示されていますが、ゾーンごとで整備方針を決めることができる制度となっています。 |
(3) 道路等の整備
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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新庁舎を整備する街区についての道路など、基盤整備は都市計画の段階で明確になります。広範囲のまちづくり全般にかかわる問題については、区の全体施策のなかで整理していきます。 |
(1) 旧日出小地区の優先化について
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
旧日出小地区案を前提に進めているようである、決まっているように聞こえる。(10件) |
今回の整備方針(案)では、新庁舎整備の候補地である現庁舎地区案と旧日出小地区案の2つの案について比較検証を行いました。 |
(2) 今後の進め方
番号 |
ご意見の概要 |
区の考え方 |
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1 |
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新庁舎の整備は、できるだけ多くの区民の皆様からご意見をいただきながら進めていく必要があります。今年度は区民会議体を設置し、新庁舎における窓口サービスのあり方などについて検討し、今後の新庁舎整備に意見等を反映させていく予定となっています。 |
お問い合わせ
電話番号:03-3981-4439