ホーム > 豊島区役所 > 豊島区新庁舎整備に関する情報 > 環境対策を先導する環境庁舎
ここから本文です。
隈研吾氏、平賀達也氏、(株)日本設計、日本を代表するアーキテクトの英知を結集した樹木のような環境庁舎
先進的な環境配慮の全体像
エコヴォイド 1~9階吹き抜け空間
エコミューゼ外観(秋)
エコヴェール外観
設計チームの英知を結集して、計画の推進に取り組んでいます。左から、高野豊島区長、隈研吾氏、六鹿正治氏、平賀達也氏、
豊島区の掲げる「環境都市づくり」を象徴する「環境対策を先導する環境庁舎」をめざしました。区民に親しまれる緑豊かな環境を創りつつ、太陽光発電、自然採光、エコ照明、雨水利用による水循環システム、地域冷暖房システムの導入など、環境技術を積極的に取り入れています。その結果、従来の建物に比べ、庁舎部分でCo2排出量を30%以上抑えることができます。
豊島区の優れた環境を、次世代につなぎ育むための場をつくることが大切だと考えました。地域の環境を象徴する広場や屋上は、自然環境や気象環境を緩和するだけでなく、貴重な生態系をつなぎ保全する「豊島の森」、「豊島エコミューゼ」として整備されます。施設の運営そのものが自然を取り入れた快適で健やかなライフスタイル実践の場となり、防災・健康・環境などに軸足をおいた区民活動の拠点として、地域や家庭での取り組みを支援し、多様な自然と触れ合える憩いや学び場となることをめざしています。
樹木のような庁舎を考えました。樹木の木の葉のように建物を覆う、エコヴェールは多様な機能を持ち、新庁舎にふさわしい新しいシンボルとなります。エコヴェールを構成するパネルは、大きな建物をヒューマンスケールに分解して、街になじませます。また、池袋駅と新庁舎をつなぐグリーン大通りの多様な並木と呼応する外観デザインとすることで、都市と連続する景観をつくります。
エコヴェールと一体となって緑の都市景観をつくるエコミューゼでは、屋上テラスに豊島の森を再現し、区民が自由に使えるスペースになります。
また、庁舎内部にはエコヴォイドと名付けた大きな吹き抜けを設けています。新しい庁舎は、区民サービスの向上はもちろん、都市景観や環境にも配慮した豊島区発展の起点になります。21世紀の庁舎のあり方にふさわしい環境庁舎として機能します。
豊島区役所10階の「豊島の森」や豊島区役所の四方を覆う「エコヴェール」といった屋上・壁面緑化が第15回屋上・壁面特殊緑化コンクールで表彰されました。
詳細は下記リンク先ページでご確認ください。