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「無料点検にきた」と訪問してきた業者が、「このままでは危険」などと言って消費者を不安にさせ、高額な商品や工事の契約をさせる「点検商法」の相談が寄せられています。
訪問してきた業者に「無料で消火器を点検する」と言われたので見せたら、「中の粉が固まっている。1万5千円で中身を交換する。近所はみんな交換した」と言われた。消火器は1年前に買ったばかりなので、嘘だと思って断ったが、不審な業者だ。
「近所でリフォーム工事中だが、お宅の屋根瓦がずれているのに気付いた」と言って、はしごを持った業者が訪ねてきた。無料で点検すると言うので頼むと、「このまま放置すると雨漏りして家がボロボロになる。すぐに修理したほうがいい」と言われた。息子に相談すると言って帰らせたが不安だ。
「マンション全戸のテレビ端子を無料で交換する」という投込みチラシが入っていたので業者に来てもらったが、端子交換後にインターネット回線の契約をしつこく勧められ、興味がないと言っても帰らなかった。仕方なく契約書に署名したが、解約したい。
「無料で排水管の点検をする」と業者が訪ねてきた。点検を頼んだら「排水管にひびが入っているので、今修理しないと大変なことになる」と言われ、排水管の交換を40万円で契約したが高すぎる。解約したい。
おかしいと思ったり、心配なことがある場合は、一人で悩まずに、お住いの地域の消費生活センターへ相談しましょう。
消費者ホットライン「188(局番なし)」では、お近くの消費生活相談窓口につながります。
お問い合わせ
電話番号:03-4566-2416